アラフィフでのリ・スタートとも言うべき私の転職活動。
予想以上に厳しいスタートになりました。私の見込みが甘かったとも言いますが。
希望退職に応じる際の条件として契約できた転職支援会社経由での求人については今のところ期待したほどの成果は得られていません。
やはりこの年齢での再就職というのはそんなに甘くないことを痛感し始めた頃、転職支援会社とは別にインターネットで登録していた「転職サイト」で動きがありました。
これが初めての求人への応募になります。
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早期退職については・・・早期退職の道のり
退職後の私の暮らしぶり
長年勤めていた会社を退職してから、あっというまに2か月が経過しました。
時間はいたずらに、そしてどんどん過ぎていきます。
しかし肝心の転職活動については成果が出るどころか、前に進んでいるという実感すらありません。
気持ちは焦りますが、どうにもならず悶々と毎日を過ごすしかない状況。
どんどんストレスがたまっていく生活を余儀なくされていました。
そんなストレスがたまる一方の当時の私。
無職時代の一日はこんな感じで過ぎていきました。
・朝起きて、偽装出勤。(子供たちにばれない様に)
・転職支援会社の事務所でコーヒーなどをいただきながら求人情報の確認。
・あてもなく移動している車の中で持参のお弁当で昼食
・図書館などで時間つぶし
・日が暮れた頃合いを見て帰宅
・子どもたちが寝静まってから自宅のパソコンを立ち上げて、転職サイトの情報を確認
といった感じです。
転職支援会社の動きがいまいち悪い状況でしたので、”わら”にもすがる思いで転職サイトのマイページを確認し、それから就寝するという毎日でした。
転職サイトで応募してみる
インターネットの転職サイトについては、登録した時に具体的な案件の紹介は頂けませんでした。
結構落胆したものですが、そのまま大会はせずに登録は続けています。
ですので、私の職務経歴などの情報は登録されています。
その情報を見てオファーを出してくれる企業が現れてくれれば「マイページ」という私の個人用ページで確認することができます。
そしてこんな私にも週に何件かはオファーのメールがマイページに届いていました。
しかし、ここでもそんなに甘い話はありません。
マイページに届いているオファーは塾やパソコン教室のフランチャイズのオーナー募集とか、起業しませんかといったものがほとんどです。
このように届いたオファーは希望退職時に貰ったであろう退職金目当てだとしか思えない案件ばかりです。
「やっぱり、転職サイトは若い人向けなのかな。」とオファーの確認には期待しないことにしました。少しづつ心がポキポキ折れていきます。
それでも気持ちを奮い立たせ、転職サイトに登録されている求人情報を検索することにしました。
サイトに登録されている求人情報自体は膨大な量があります。そこから自分の希望に見合った条件を絞り込んでいきます。
絞り込みの検索ワードは「技術職」、「住んでいる近く」です。
そうすると珍しく1件、求人案件がヒットしました。
その案件は自宅から車で20分程度と地方在住の私にとっては珍しく近場の会社の情報です。
初めての希望に近い案件ですので俄然興味がわいてきました。
こういうときの転職サイトは非常に便利です。
最初の登録時に私の職務経歴など基本情報は全て入力済みですので、個別案件に応募する際は求人情報のページの応募するをクリックするだけでエントリーできてしまいます。
これまでは契約の転職支援会社に期待していたことと、少し怖気づいていたこともあり、たまに見つかった案件もスルーしていました。
しかし、現状のどこにも応募出来ていない状況に嫌気がさし、ダメ元で応募ボタンを「えいっ!」とクリックしました。
そして期待すると落胆が大きくなりますので、まあ難しいだろうなと自分に言い聞かせながらPCを閉じました。
それが、私が一歩踏み出した瞬間でした。
まさかの書類審査通過
そしてその翌日の夜。
なんと早速、その企業からメールが届いていました。
そのメールには
「一度お会いしたいので、都合を教えてください」
と書かれています。
どうやら、書類審査は合格で次のステップ、面接をしていただけるようです。
こうして初めての採用面接は半ばあきらめていた転職支援サイトの応募で実現することになりました。
当時、私の目の前が軽く開けたように感じたのは誇張でも何でもありません。
翌日、早速この件を契約している転職支援会社の担当にメールしました。
これまでは、面談のみで応募先の紹介もなく物足りなく思っていた転職支援会社でしたが、こういった時は相談相手がいるということで安心感があります。
初めての面接が実現したということで担当者も喜んでくれました。
面接まであまり時間がなかったこともあり早速、面接時の対応や心構えなど基本的なことを教えてもらえました。
私一人だけの転職活動ではなく支援会社がフォローしてくれますのでこういった時には助かります。
ごく一般的な内容とは言え、相談が出来てアドバイスがもらえるだけで転職活動の孤独感は薄れます。
こうして支援会社のおかげで多少は不安を和らげることが出来ました。
そして初の採用面接
そして転職支援会社の担当者に励まされ勇気をもらいながら、ついに面接当日を迎えました。
転職活動開始後の初めての採用試験です。スーツを着てネクタイを締めるのも久しぶりのことです。
それにしても採用試験に臨むのは学生依頼になりますので実に約30年ぶり、ほぼ初めての経験といっても良いくらいです。
そんな大緊張の状態で面接会場である先方の会社へ向かいました。
その道中で事故らなくて本当に良かったです。それくらい緊張していました。
さて、この初めての採用面接、いったいどうなるのでしょうか。。。
続く
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