アラフィフ転職物語4(甘くない)

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右往左往しつつもようやく始まった私の転職活動
ただでさえ厳しい戦いになることが予想されているのに、子供に内緒にするというおまけつき。
そんな感じで始まったばかりで早くも孤独をかみしめるような毎日を送ることとなりました。

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アラフィフ転職物語3(内緒はきつい)
転職活動中の苦労話です。 失業中で無職ということを子供たちに内緒にしなければならなかった私はどのように日々を過ごしていたのでしょうか。その記録です。

早期退職についてはコチラ

早期退職の道のり(1)・・・会社がリストラを発表
自分が勤めていた会社からリストラによって早期退職や希望退職などの応じることで急に自分の人生に転機が訪れてしまった場合、初めての経験ということもあり情報収集される方も多いと思います。 最近はインターネットを使えば比較的簡単に情報収集できますので色々な情報に触れることが可能です。 そんな、「希望退職」、「早期退職」等のワードで検索された方の中には 『自ら希望しての退職というのは名ばかりで、半ば強制的に...

会社の退職後は色々な公的・私的な手続きを行ったり、これから始まる転職活動の準備として資料を作ったりと割と忙しくしていました。

そうしてあっという間に1か月が過ぎました。
この1か月ほどで私の将来へ向けての準備は気持ち的にも整ったように思います。
問題は自分の希望する求人案件を首尾よく見つけそして再就職が果たせるのか?です。

頼りにしているのは希望退職の特典である転職支援サービスです。
そことタッグを組んで先へと進んでいきたいところですが、大丈夫でしょうか。

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転職時の心得

さて、転職活動を始めるにあたって、転職支援会社から私の楽観的な見通しを見抜いたかのように厳しいアドバイスをもらいました。

「転職先について自分の希望する条件が5個あるとします。
その全てがそろった転職先なんてまずありません。
ですので、5個のうち2個程度は諦めないとそう簡単には転職先は見つかりませんよ。」

新たに再就職先を探すとして、当然自分の希望する条件はいくつでも出てきます。

業種は?
収入は?

休日日数はどのくらいあるのか?
残業や休出は多いのか?
通勤時間はどれくらいかかる?
有給はとりやすいのか?     などなど。。。

5個どころではない希望条件。
アドバイスを元にこの中で譲れない条件とそうでもない条件を考えてみました。

まず自宅が持ち家ですので極力引っ越しはしたくない
単身赴任も嫌だなあというのは退職するときから頭にありました。
そうすると自宅から通える距離にあるところに勤めたいということが絶対条件になります。
しかも通勤時間は極力短くしたい。

そのほかの条件を考えると
収入が下がる・・・これはある程度やむを得ないと考えていました。
(ただ、ある程度っていうのは1割程度のイメージ・・・甘い考えだったことを後から知ることになります。)
休日日数・・・元の会社が恵まれすぎていたので同じ条件とまではいかないにしても重視したい。

その他の条件については是々非々でという感じです。
こうしてある程度自分の希望を整理したうえで、これまでに登録してきた転職の情報源をいよいよ活用することにしました。

さて、希望の求人は見つかるのか

まずは職探しとしては最もポピュラーな存在のハローワークです。
こちらのは求職だけではなく失業手当をもらうためにも通う必要があります。
最低月に1回失業手当の手続きで訪れるのですが、求職活動自体はあまり出来ていません。
どうもどんよりした空気が居づらく、手続きが終わればすぐに脱出してしまいます。

次はネットで登録した転職サイトです。
2社ほど登録し、期待とともにホームページを見たりはするのですが
「あなたにマッチした求人はありませんでした」
とのつれない回答が来ているだけです。

退職同期の中には転職サイトの担当者と面談するという段階まで進んでいるものもいるのですが、私にはそのようなオファーはありません。
アラフィフで管理職でもなかった私ではそのような対象にはなれない模様。残念ですが。

この段階で個別のサポートは期待できないことを悟った私は早々に諦めることになります。
結局求人情報の検索をするだけのサイトになってしまいました。

そういう訳で、やはりアラフィフという転職には厳しい立場の私には退職した会社が契約してくれた転職支援会社が最後の砦になってしまいました。
この転職支援会社だけは確実に私を個別に支援してくれるはず。。。期待は膨らみます。

転職支援契約でも甘くない

個人的には期待感満載の転職支援会社との契約
しかし思ったほど甘くはありませんでした。
この転職支援サービスですが、希望退職に応じる条件として退職金の上乗せとセットで提供されるということをリストラ関連のニュースでよく目にします。

他人事でこのニュースを見ていた時は、至れり尽くせりで良いと思っていました。
これなら希望退職に応じるのも悪くないかも。。。と。
しかし実際にお世話になってみると、自分の期待していた内容とはずいぶん事情が違うようです。

ばちが当たったのかもしれません。

当時の私のイメージはというと

独自のネットワークを持っていて求職者の条件に近い案件を何か所か紹介してもらえ、採用可否はともかくとして何社かは直ぐに応募できる。

でも実際は...

独自の求人もあるにはあるが期待したほどでもない。
基本的には一般の求人情報などを含めて個人では探しきれない情報を探す手助けをしてくれるという感じ。
そして運よく応募先が決まれば応募の手続きなど色々とバックアップしてもらえる。

支援会社から提示された情報源の中にはハローワークや求人チラシの情報などもあり、これだけを見ると自分で活動するのとさほど変わりがないような印象を受けます。

このような状況なので、実際にはのんきに支援会社からの連絡を待っていても簡単には応募先は出てきません。
一緒に退職した人の中にはしびれを切らして

「早く企業を紹介してくれ!」

と文句を言った人もいたようです。
相当期待外れだったのでしょう。

私も連日転職支援会社には面談に行っていましたが、悩みを相談するだけで終わる日々が続きます。

先が見えない日々に私は。。。

私の場合は会社都合退職なので失業手当も直ぐに給付されますし、半年は継続して頂けるので直ぐに生活に困るわけではありません。
ですが無職という過去経験したことのない焦りと不安が無意識にあったのでしょう。
このころは夜、寝ている時に毎日のようにうなされていたそうです。(妻に後から聞きました)

そして何の成果も得られないまま2か月が過ぎました。
事態は一向に進展しません。その雰囲気もありません。
本当にゴールの見えない長い道のりにのってしまったようです。

このままの状態が続くのには耐えられない。
そこで、自分から動くことにしました。

続きます。。。

アラフィフ転職物語5(初めての応募)
アラフィフでのリ・スタートとも言うべき私の転職活動。 予想以上に厳しいスタートになりました。私の見込みが甘かったとも言いますが。 希望退職に応じる際の条件として契約できた転職支援会社経由での求人については今のところ期待したほどの成果は得られていません。 やはりこの年齢での再就職というのはそんなに甘くないことを痛感し始めた頃、転職支援会社とは別にインターネットで登録していた「転職サイト」で動きがあり...

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