先日久しぶりに前の会社時代の同僚と情報交換会と称する飲み会に参加してきました。
今も残っている数少ない人脈です。
一緒に退職した人、そのまま会社に残った人と色々な立場のメンバーが集まりました。
やはりまず、気になるのは退職した会社の状況です。
残留した本人から話を伺いましたが、あまり前向きな発言は聞かれませんでした。
・人が減っても業務内容は変わらないので忙しい。
・人件費が削減できたので何とか業績は良くなっているが、次の展望が見えない状況。
・早期退職から時間はたっているが社内の雰囲気は良くなっていない。
などなど。
退職した側からいうと、せっかくの犠牲が次につながっていないという現状を聞かされると非常につらいものがあります。
挙句にはこのままだと、「またリストラもしくは事業撤退もあるかも。。。」というセリフまで飛び出しました。
多少大げさな発言をしているのだとは思いますが、雰囲気的にはあまり明るい状況ではなさそうです。
私が勤めていた会社に限らず、業績悪化に伴い早期退職を行った会社で追加のリストラを行うという話はよく聞きます。成功しているのは政府が介入するか、経営陣も外部から招へいするなど荒療治をする場合が多いような気がします。
私のいた会社では元々の親会社から派遣されていた経営者が退き、内部昇格者が取締役のほとんどを占めるようになったそうです。このような状況から考えてもそろそろ、自分たちの事業は切り離されるのでは?という疑心暗鬼になっているようです。
リストラを行った全ての会社がこういう状況ではないとは思いますが、最終手段で従業員に犠牲を払っているわけです。退職した私たちもその会社が嫌で退職したわけではありません。
その思いをしっかりと胸に刻んで経営を行ってほしいと思います。
コメント