旅先(遠方)でSuicaがエラー、気づかず帰宅。。。さてどうする?

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女性が腕でぺけをしている写真

2022年最後の遠方への外出。
その時使用したSuicaですがそれがまさかの改札エラーになっていたことに帰宅後気づきました。

精算処理してもらうにも安々と行ける距離ではありません。
さて、どうする?

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年末最後に東京へ。モバイルSuicaで準備万端

2022年も押し迫った12月、しかもクリスマス直前。
所用で東京へとでかけました。

行き帰りは新幹線利用。割と費用がかかります。
その要件は春に就職する長女の住まい探し。

内覧などで物件まで何度か移動をするのですが、その移動手段は鉄道が多くなります。

ところで東京の鉄道は私のような地方の人間からすると、まるで魔界。
とても太刀打ちできるような相手とは思えません。

地上から地下まで網の目のように張り巡らされた異様なほどのネットワーク。
鉄道会社もいくつあるのか見当がつきません。

そして、さらに田舎者をあざ笑うかのように設置されている券売機。
昔のようにお金をいれて目的地までの金額のボタンを押せば切符が出てくるといった単純なものではありません。
もはや、最初にどのボタンを押して(いや、タッチか)良いかもわからない複雑さです。

しかし今や昭和はおろか、すでに平成も通り過ぎて令和の時代です。

路線図はわからなくてもスマホに目的地を入れれば案内してもらえます。
切符もicカードを使えば券売機は華麗にスルー。改札に直行できるようになりました。

便利な時代です。

私も以前はカードが増えて財布がパンパンになるのが嫌で鉄道用のicカードは持っていませんでした。

しかし現代ではその機能すらスマホに内蔵できるようになっています。
それならと私もスマホで使えるモバイルSuicaを導入しました。
これで魔界にも悠々と乗り込んでいける(ハズ)です。

こうして余裕綽々で東京へ向かいました。

東京メトロの自動改札でやらかす

東京でなんとか用事を終わらせ、東京駅に戻ります。
経路は東京メトロを利用しました。
相変わらず何線に乗れば近いのかもわからずただただスマホの案内に従いながら移動します。
そして最後の改札を通るときに事件は起きました。

出口の改札に向かう私。
さっそうとスマホを取り出し、自動改札機の”IC”と書いてあるところにタッチします。

これで無事改札を通過。
。。。と一瞬改札機のランプが赤く光ったような気がしました。

しかしそれも一瞬でゲートが閉まるわけでもアラームが鳴るわけでもありません。
結局そのまま通り抜けられた私は少し違和感を感じながら帰宅の途につきました。

そして翌日。
嫌な予感がした私はSuicaの利用履歴を確認することにしました。
モバイルSuicaの場合は履歴は翌日にならないと確認できません。

履歴を見ると、その日に何度か乗り降りし精算された記録が載っています。
しかし、最後に乗り降りした記録はそこにはありませんでした。

やはり改札を出るときに読み取りエラーがあり、地下鉄に乗車したまままだ降車していない状態になっているようです。

「やっちまった。」

この状態だとどうなるのか。。。
次に鉄道に乗ろうと改札にタッチしてもエラーが出て入場できないことになります。
(ちなみに自販機などの物販には使えます。)

このままだとSuicaで華麗に改札を通過することが出きず、もとの現金主義に戻ってしまう。
エラーが出た駅は東京。私の住まいは遠く離れた関西。

おいそれと精算に行けるような距離でもありません。
さて、どうする?

東京メトロの助け舟

一瞬諦めてモバイルSuicaに代わるサービス、モバイルICOCAができる来年の春まで我慢しようかと思いました。
しかしまだ諦めるのは早い。策はまだあるはず。。。

とりあえず現在タダ乗り状態になっている東京メトロに連絡することにしました。

お客様センターに電話をし、状況を説明します。
このようなことはよくあるのかあっさりと対応を教えてくれました。

「遠方まで精算に来るのは現実的ではないので、支払いは構いません。
 近くのJRなどICカードを操作できるところに申し出て無効処理をしてもらってください。」

東京メトロの了承をもらったと伝えてもらえば構わないという優しいお言葉。

その言葉を噛み締めながら早速近場にあるJRの駅に向かいました。

リモートで無効処理しようとするもモバイル不可

最寄り駅はこのあたりで唯一みどりの券売機があるまあまあの規模の駅です。
もともとみどりの窓口もあったのですが、数年前に閉鎖されました。

どうもそのタイミングで駅員さんも減らされたようです。
そのためか私が駅に着いたときも窓口には「只今改札を離れています」の看板が置いてありました。

その場合どうするのかというとインターフォンでオペレーターさんとリモートでやり取りするようです。

そのインターフォンは自動改札機のそばに設置されていました。

ボタンを押して待つこと30秒ほど。
オペレーターさんが応答してくれました。

Suicaで問題があると申し出ると確認のために自動改札機にかざしてくださいとのこと。
かざすと、エラーの情報が見られるようです。

「東京メトロで退場記録がなく、入場したままになっていますね。」

そこで、事情を説明し東京メトロからも了承いただいていると言うと事情を理解したオペレーターさん、「それでは無効処理します。」と話が早い

そのまま駅に設置してある精算機に行くよう指示されました。
精算機の前に行くと、そこにもインターフォンがありオペレーターさんが直ぐに応答してくれました。
おそらくインターフォンのカメラでこちらを見ているのでしょう。

では、カードを精算機に挿入してください。」

。。。ん?カード?

確かに精算機のカード挿入口が赤く点滅しています。
しかし私が持っているのはモバイルSuica、スマホです。

「いや、モバイルSuicaなんですけど。。。」

「えっ!そうなんですか〜。
それだとリモートでは無理なんですよ。」

え?そしたら出直し?
などと言っているうちに駅員さんが改札に戻ってきました。
オペレーターさんにそのことを伝え、あとは駅員さんに再度説明。

駅員さんにスマホを渡すとあっという間に無効処理をしてもらえました。

こうして元通り使えるようになりました。

改札を通るときには気をつけないと

それにしてもちょっとの接触不良だったと思うんですがエラーになると、しかも遠方でやらかすとリカバリーが大変です。

今回は東京メトロということでそれほど乗車賃が高くなることがない路線だったのであっさり無効処理にしてもらえましたが別の路線だったらこう簡単に処理してもらえたかどうかはわかりません。

これからは自動改札機が赤く光ったら躊躇せずにその場で改札に行って確認してもらうようしたいと思います。

今回の収支
東京メトロで200円ほど得するも無効処理してもらうために駅まで車で行ったためガソリン代を考えるとチャラです。

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