新年を迎えたらまず最初に行う手続き、確定申告。かれこれ10年以上続けています。
今年も2月16日から受付が開始されています。
個人的に私は会社員ですので源泉徴収で税金を納めています。
なので基本確定申告は不要。
ですが、確定申告を実行して損はありません。むしろ得。
その理由はズバリ還付!です。
出来るだけ多くの還付金を手にしようと自宅PCの前に陣取り申告を行いました。
申告が楽なe-Tax。私はPC派
私が車で会社まで通勤する道中に税務署があります。
その税務署、毎年2月中旬から駐車場が満杯になります。
次々と税務署に到着する車を整理するガードマンもこの時期限定で常駐するようになります。
なぜ混雑するのか?答えは確定申告です。
私も初めて確定申告を行った無職時代は多くの人でごった返した会場に申告用紙をもって乗り込んだものです。
そして半日ほど時間を浪費していました。
その後確定申告の中で医療費控除など還付してもらう内容を含んだ申告は1月から受け付けてもらえると知り、大混雑の会場に乗り込むことは回避できるようになりました。
そしてさらに、e-Taxが登場したことにより申告書の作成から提出まで自宅に居ながらにして完了できるようになりました。
画期的なことです。
そのe-Taxですが、最近ではスマホを使って申告する方が多いようなイメージです。
統計を取った訳ではないですが。
ですが私はPCを使っています。
理由は老眼。。。だけではないですが、大きな影響を受けています。
とにかくスマホ画面では表示が小さく読みにくい。
その点PCはモニターさえ大きくすればどこまでも見やすくできます。
という訳で2023年分の確定申告も自宅のPC前からスタートしました。
今回の主な申告内容
さて、今年の確定申告ですがやることはほぼ例年通りです。
・医療費控除
・株式の配当を申告
・クラウドファンディング関係の収入を計上
・ふるさと納税の申告
〇昨年と比べると医療費控除の額が大きい。
私が大腿骨骨折、長女が親知らずの手術をしたため。。。
〇株式型クラウドファンディングで出資が無かったのでエンジェル投資の申告は無し
〇長女の就職により扶養控除減額の影響もろ被り
といったところです。
大きな違いはありませんのでマイナンバーカードをカードリーダーに差し込み、確定申告のwebページにログインしました。
さくさくと申告書作成は進む
申告書も最初から作る必要はありません。
昨年作成した申告書データを保存していましたので、そのデータをアップロードし必要事項を入力していきます。
給与収入や扶養控除などは会社から貰った源泉徴収票を見ながら入力していきます。
次に株式の配当や医療費の情報を入力していくのですが、医療費はあらかじめ入力して置いた医療費フォームのデータをアップロード、同じく株式関係は証券会社から入手したデータをそのままアップロードするだけですのであっという間に終了。
少し面倒なのは雑費関係の入力です。
クラウドファンディングで得た分配金がそれに当たるのですがデータを一つ一つ入力する必要があり結構面倒です。
それとふるさと納税。
こちらはワンストップ手続きを使えば確定申告は不要なのですが、なぜかそれを使わず毎年入力しています。律儀。
こうしてPCに向かうこと1時間ほどで申告書が完成しました。
完成したデータを送信して終了。
これで今年もそこそこの金額が還付されてくるハズ。
だったのですが送信後ミスに気付きました。
どうしよう。。。
速攻で再提出。期間内なら再送信OK
医療費控除の金額を間違えていました。
・長女の手術分は医療保険で保障されていたこと。
・高額療養費制度を世帯合算して事後申請して数千円ですが医療費が帰ってきていたこと。
この2件を忘れていました。
果たしてこれは訂正可能なのか?それとも更正手続きが必要になるのか?
更生手続きは以前したことがあります。
再度確定申告書を作成するようなもので非常に面倒になります。
送信したと言ってもまだ税務署側で手続きは進んでいないはずです。
更生手続きまでは必要ないのではないか?と望みを捨てずに調べてみました。
すると確定申告期間であれば再送信すれば最新版を正として処理してもらえる様です。
慌てて修正版を再送信しました。
送信ボタンをクリックしたところエラーが出ることなく普通に送れました。無事受け付けてもらえた様子。
出来ることは全て実施しましたので後は無事手続きが終了することを祈るばかりです。
無事還付されました
こうして申請後、約3週間経過したころ、銀行から入金があったという通知がスマホに届きました。
詳細を見てみると最寄り税務署からの振込です。
来た!
無事受け付けられたようで還付金が振り込まれました。
ちゃんと修正後の金額になっています。
そして還付の金額は医療費が結構かかったこともあって10万円越えとまあまあな金額。
年末調整で帰ってきた金額と合わせるとちょっとしたボーナスを貰った感じです。
手間をかけてよかった。
サラリーマンは税金が源泉徴収されて節税にならないと思いがちですが全く策が無いわけではありません。
しかも抜け道ではなく合法的な方法が確定(還付)申告です。
最近はマイナンバーカード連携で保険や医療費の情報が割と簡単に反映できるようになりました。
サラリーマンだからと諦めず、そして面倒がらずに申告することをお勧めします。
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