2024年が始まりました。
穏やかに新年を迎えたいところですがそうもいかない様子。
我が家もてんやわんやの年末年始を過ごすことになりました。
我が家の小さな家族に異変あり
我が家では子供たちが独立し、夫婦二人暮らしになっています。
最大4人いた家族が半減するとそれは静かで寂しい我が家になってしまう。
｡｡｡それは厳しいということで子供が出ていく少し前に保護猫を迎えることにしました。
その猫ちゃん（♀）も今は1歳と6か月になり目論見通り我が家を明るくしてくれています。
しかし、昨年末その小さな家族に異変が発生しました。
クリスマスで世間が賑やかな時期、突然猫が嘔吐し始めました。
我が家の猫ちゃんはこれまでよくある吐き戻しもなく嘔吐するのは初めての経験です。
しかも連続で嘔吐し、とうとう胃が空っぽになって胃液を吐いてしまう始末。
これはヤバいと動物病院に運び込みました。
獣医さんの見立ては胃腸炎ということで、とりあえず点滴してもらい様子を見ることにしました。
しかし一向に良くなりません。
このままでは新年を落ち着いて迎えられない。改めて診てもらおうにもいつもの病院は年末休みに入っています。
この状況で休み明けまで様子見なんて無理。
他に病院はないかと調べると大晦日の午前まで診察してもらえる病院がありました。
距離にして車で約1時間。
朝の診察開始時間に合わせて病院に車を走らせました。
大晦日に緊急手術！しかし入院できず
ぐったりした猫を連れてなんとか病院にたどり着き検査してもらいました。
するとレントゲン写真で腸に異物らしきものが確認できます。
恐らく誤飲だろうとのこと。
誤飲の治療は開腹して異物を取り出す手術一択です。
ただ、今は12月31日。この病院も午前で診療時間は終了します。
しかし、午後から手術してもらう事は出来るとのこと。
ただ、翌日の元旦は休みなので通常行う入院が出来ません。
手術が終了次第直ぐに引き取ってもらう必要があるそうで｡｡｡
さらにこの日を逃すと次に手術できるのは1月4日だそうです。
さあ、どうする！運命の分かれ道で即決しなければなりません。
結局こんな小さな体であと4日も体力が持つとは思えません。
手術後に急変することはまずないという先生の言葉を信じ手術を選択しました。
手術は無事成功。経過も順調
手術は1時間ほどかかりましたが無事終了。やはり腸に異物が詰まっていたそうです。
取り出した異物は1センチ角のゴム状のものでした。
ただ、現物を見ても何なのか全然わかりませんでした。
結構誤飲しないように整理整頓には気を使っていたのに油断できないものです。
そしてまだ麻酔で朦朧とした感じの猫を連れて自宅に戻りました。
おなかの中の異物は無くなりましたので嘔吐も収まっています。
こうして翌日の元旦も安静にして過ごし、術後は順調に回復していきました。
さて、ペットの医療費はどれくらいかかるのか
こうして、年末年始はひと騒動ありましたが何とか収拾つきました。
猫ちゃんも元気に動き回るようになり心なしか我が家に活気が戻りました。
落ち着いてくるとにわかに気になりだすのは懐具合。今回費やした医療費が気にかかります。
当然ながらペットには公的な健康保険はありませんし高額療養費制度もありません。
普通にかかった医療費全額が家計にのしかかってきます。
さて、その費用はどのくらいかかったのでしょうか？
12月31日に検査と手術で約16万円。
高額です。
その他の日にも診察と点滴などかかっていて総額は20万円ほどになりました。
年末のボーナスがほぼ吹っ飛びました。(´；ω；`)
ペット医療保険に助けてもらう
今回思わぬ高額出費となった異物誤飲騒動ですが、救いの手がありました。
それはペット保険です。
実は我が家でも猫ちゃんを迎えた際に加入していました。
色んなプランがありますが我が家が加入しているのは入院・手術のみ保障という比較的掛け金が安くて済む保険です。
保険料は年1万2千円。この金額で手術や入院費用が70％保障されます。
今回は手術に至りましたのでこの保険が使えました。
手続きも簡単で、領収書と保険請求書を送るだけ。保険会社と動物病院が提携していますので診断書の提出は不要でした。
私も正月明けに直ぐ発送しました。
発送してから待つこと一ヶ月。保険会社からメールが届きました。
保障額約10万円！
今まで収めた保険料が2万4千円ですからやっぱり保険は入っておくもんです。
これで一息つけました。
ペットを家に迎えたときは保険なんか必要かな、と迷いましたが入っていて良かったです。
そうそう手術をするほどの病気にはかからないと思っていましたがまさか誤飲するとは思いませんでした。
まさに転ばぬ先の杖。
助かりました。
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