
私が証券会社でNISAの口座を開設し、運用を始めてから10年と少しが経ちました。
今でこそNISAが恒久化されていますが当時は買い付けてから5年の期限がありました。
ロールオーバーというNISA口座での保有を延長する方法はあったのですがそれもプラス5年でトータル10年で免税期間は満了になります。
現在は積み立て投資枠と成長投資枠の2種類がNISAとして新たに設けられ、しかも恒久化されています。
ただ、最初の(旧)NISA口座と今のNISA口座は別物で古い口座の投資枠については最大10年の縛りは変わりません。
放っておくと特定口座に自動で移管され来年からは配当金に20%の税金が課されることになります。
これは痛い。
というわけでひと手間かけました。
今年満了の株式たち
10年前に投資し、NISA口座で保有していた株式を確認したところ3銘柄ありました。
JT:100株
スカパーJ-SAT:200株
九州リースサービス:100株
いずれも株価が購入時より上がっており含み益が発生しています。
この含み益自体はNISA期間終了で特定口座に移管されたとしても税金はかかりません。
もちろん来年以降に売却し利益が出れば20%課されますが長期保有するつもりでしたのでその点は心配ないです。
痛いのは配当金です。
これまでは配当金にもNISAの恩恵があり免税でした。
しかし特定口座に移管されると20%の税金が引かれます。
ちなみに今年の配当金は
JT:23,400円(100株)
スカパー:7,600円(200株)
九州リース:5,300円(100株)
合計で36,300円です。
税率は20%ですのでここから引かれる税金を計算すると7,260円。
結構な金額です。これはなんとかしたい。。。
対策はひとつ。買い替えのみ
というわけで6,500円を死守する方法はひとつしかありません。
いったん売却し、新たにNISA口座で購入する。
幸い今年のNISA(成長投資枠)については結構残っていましたので買い替えできそうです。
先に購入する原資は持ち合わせていませんのでまずは売却の手続きをしました。
売値は時価。。。即約定されます。
その後その売却した資金を使ってNISAで買い戻しました。
ここで欲が出て少しでも安く買おうとするとしんどいことになるので機械的に購入しました。
たまたま売却した時より少し安くなっていましたので良しとしました。
これで手続きは終了。割と簡単でした。
簡単でも注意点もないことはない
別に裏技でもなく当たりまえと言えば当たりまえの手法。
特に難しいこともありません。
でも注意点もあります。
一つ目は「値洗い」です。
売却して買い戻すという事は現在の株価で新たに保有することになります。ですので最初に購入した株価と取得株価が変わってしまい実際の利益が分かりにくくなります。
二つ目は長期保有の優遇
銘柄によっては株主優待が長期保有を条件にしていたり還元率が良くなったりします。
するといったん売却することで保有期間がリセットされてしまうので損するケースもあります。
対策としては先に購入してから売却するか複数単元持っている場合は2回に分けて売却-買い戻しをするかなどの対応が必要になります。
今回私が保有している株式ではその点は気にする必要がなかったので楽でした。
新旧移管のこの手間、何とかならないものか
こうして今年は乗り切りました。
来年以降も旧NISAの保有期間は同じことをする必要があります。
これ、自動で移管って出来ないものでしょうか。
簡単にできそうですが、考えてみると株価が相当上がってしまった場合はNISA投資枠に収まらず移管出来ないケースも出てきそう。
でも税金は節約したい。。。来年も手作業やむなしになりそうです。

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