転職活動中は当然無職となりますので、従来給料から納めていた市県民税を自分で納税しなければなりません。
一括納税となりますので、届いた納税通知書を見て思わぬ出費に目が飛び出そうになりました。
その話はコチラです→転職物語(年末年始をまたぐと。。。)
頑張って納税しとりあえず、納めなければならない税金は納めました。
次のハードルは確定申告と還付申告です。
確定申告は前年の収入を税務署に申告することで次の1年に支払う税金額が決定されます。
還付申告は会社員時代は年末調整で行っていた生命保険などの所得控除出来る費用を申告することにより、払った税金から控除分を返還してもらうための申告です。
どちらも、自分が支払う税金を左右しますのでしっかりと申告しなければなりません。
ですが、どちらも初めての経験です。
しかも、確定申告の手続きは税務署が非常に混むため結構大変とのイメージを持っていました。
確定申告は2月中旬からですので、余裕をもって1月から準備を始めることにしました。
まず、準備する書類です。
確定申告の手続き書類
国税庁のホームページにある「e-Tax」コーナーで作成することが出来ます。
白色申告を選んでフォームに必要事項を入力していきます。
控除に必要な証明書
10月末頃から郵送されてくる各種生命保険や、火災保険などの支払い証明書です。
この金額を手続き書類に入力することになります。
また、申請時にこの証明書も一緒に提出します。
寄付等の証明書
ふるさと納税などの寄付を行った場合はその金額を入力します。証明書も提出します。
私の場合はちょうど出身学校の創立記念の寄付が募られていたので寄付をしました。(1万円)
このうち2000円を超える部分が所得控除され課税の対象から除かれます。
退職した会社の源泉徴収票
前年の給与所得がいくらであったかの証明書です。
退職後年末ごろに送られてきます。
これに記載されている給与所得を入力します。
始めはどの申告書に選べばよいかもわからず(白色申告か青色申告なのか)とまどいましたが、やり始めると、金額を入力すれば計算などは自動でしてくれますので、思ったより簡単に進めることが出来ました。
入力が終了すると、申請となります。
電子申請も出来るそうですが専用のカードリーダーなどが必要になるので現実的ではありません。
書類を印刷し、証明書を添えて郵送するか、税務署に行って提出するかのどちらかが現実的です。
私は、初めての書類作成でしたので、内容に間違いがあるかもしれないと思い、直接税務署に持っていくことにしました。
後は2月中旬の申告受付を待つだけとなりました。
混んでいて申請にはずいぶん待たされるんだろうなと覚悟していました。
ところが、思わぬことが判りました。
私と同じ時に早期退職した元同僚が税務署に確定申告の相談に行ったところ、年末調整をしていなくて税金の還付申告を行う場合は1月から受け付けてもらえるとの説明を受けたそうで、実際に直ぐ手続きをしたそうです。(よく確認すると国税庁のホームページにも書いてありました)
空いているので、すぐ行った方が良いとアドバイスがありました。
これは、すぐに行かねば。
無職ですので平日の時間には余裕があります。
翌日、直ぐ税務署に書類を持って向かいました。
結果。。。
待ち時間なし。書類の確認に10分程度。
受付印を押してもらい控えを受け取りこれで終了です。
税務署の方は意外に親切で、「国民年金の支払いが控除に入っていないですが大丈夫ですか 」
と質問も頂きました。(これについては、支払いが遅れ1月に入ってから納入したので来年分で還付しますと答えました)
こんな感じで初めての確定申告はあっけなく終了しました。これでやり方は判りました。
来年、やらないといけなくなっても大丈夫です。(転職できていないということなので、そんなことになったら、大変ですが)
会社を退職した時に一番面倒だなと思っていた手続きがあっという間に終わり拍子抜けした経験でした。
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