アラフィフ転職物語10(想定外の面接)

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びっくりイメージ

50才手前での転職活動。いよいよ最終局面を迎えました。
ここまでの経験から転職活動はマニュアル通りに進まないのは判っていましたが今回が最も常識から外れた経験です。

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心の準備無く臨むことになった採用面接

相変わらず低空飛行を続けている私の転職活動。
大いに期待した良案件から実質的に蹴られた当日、新たに転職支援会社から提示された求人に応募してみることにしました。

前の記事 ⇒ 転職物語(9・・・試しに応募)

アラフィフ転職物語9(試しに応募)
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早期退職の道のり(1)・・・会社がリストラを発表
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ここまで、応募したものの書類で落ちることが多く、採用面接を受けたのは2回と経験豊富とは言えない状況です。
そんな中つかんだ面接のチャンスです。
2回だけのおぼつかない経験ではありますがその経験を最大限活かして何とかクリアすべく、求人先の会社へ向かいました。

今回の採用面接は平日の昼前の時間を指定されました。
この時間帯は道路もガラガラで、追っていたより20分ほど早く到着してしまいました。
そこで、近くの公園でしばし待機です。

この待ち時間を利用して何とか緊張を和らげようとしますが、何もない公園でさして景色が良いわけでもなく気を紛らわせることも出来ません。
結局、かえって緊張感が増えたような気がしつつ面接のある会社へ向かいました。

セオリー無視の面接開始

ほぼ約束した時間に会社へ到着しました。
その会社はホームページでは本社工場となっているところです。
建屋としては工場部分と事務所が分かれている構造でした。

車を「お客様用駐車場」に止め事務所に声をかけます。
事務所にはあまり、社員の姿は見えませんでした。忙しくしているのでしょうか。

事務所建屋の一角にある小さな会議室と思われるところに案内され、少し待っていると、面接官が入ってきました。
総務担当と配属される部署の責任者、そして社長の3名です。

社長から直接面接を受けるのは今回の転職活動でこの会社が初めてです。
肩書に気圧されてしまいさらに緊張感が増していきます。
そうして一見和やかに面接が開始されました。しかしこれが予想外の展開となっていきます。

話しの方向性が定まらない

まず、最初は定石通り自己紹介から始めました。
今まで同様に私の出身地や出身の学校の紹介から始めたところ、早くも話の腰を折られました。
折った相手は他でもない社長です。

「君、○○の出身って具体的にどのあたりや?」

どうも、私の出身地に多少なじみがあるらしく、その地域の話をどんどんしていきます。
相手は社長なので「話がズレたので元に戻しましょう」などと言うわけにもいかず、私もその話について行くしかありませんでした。

そのうちに、私が説明する暇もなく履歴書を見て気になることを次々と質問され、その答えからまた話が飛んでしまう。ということを数回繰り返しました。
中国出張が多かったことに目をつけて
「偽ブランド品ってよく買ってたのか?」
こんな調子です。

結局、仕事にかかわる内容は
 CADが使えるんですね。 ⇒ Auto Cadを使えます。
 英語は話せますか ⇒ 残念ながら話せません。
これだけでした。時間にして20分足らず。

社長が話をまくしたてるという面接としては少し異例の展開でしたのであっという間に終わったという印象です。
前回の会社の面接とはまた違った消耗度でした。

すっかり諦めて帰宅

このような感じでしたので、私としては今までで最も手ごたえの無い残念な面接になってしまいました。
何しろ自分の事はほとんど話せず、世間話をしに行ったようなものです。
そして少ないアピール点が「英語ができない」というマイナス面という情けなさ。
これでは、私でなくても手ごたえを感じる人はまあいないでしょう。

こういう結果でしたので会社からの帰り、すでに車の運転中には諦めモードになっていました。これで採用なら奇跡に近い。
妻に結果を話すのも気が重いです。
結局自宅に帰って妻にどうだったか聞かれたときも

「多分あかんかったわ。明日転職支援会社に行って報告がてら次の応募先について相談してくるわ。」

と答えたほど手応えはありませんでした。

まさかの結果連絡

落胆状態で一夜を過ごし、翌日のことです。
家にいても仕方がないので、朝一番に転職支援会社に向かいました。
そこで、担当者に面接の概要と多分無理だったということを報告し今後の方針を相談しました。その時いただいたコーヒーが苦かったこと。

その後事務所にいても特にすることもありません。事務所を後にした私は午後からは時間つぶしに図書館に行きました。
しかし改めて図書館で周りを見渡すと他にも明らかに「無職・転職活動中」と思われる方が何人もいます。

そんな人たちを見ていると心強くなるのか、余計に凹んでいるのか自分でも訳が分からない妙な感情に襲われます。
転職活動っていうやつは教科書通りに行かないなとつくづく考えてながら、頭に入ってこないのも気にせず本を読んでいました。

すると突然携帯が着信音を発しました。(正確には振動のみでしたが)
取り出して画面を見ると転職支援会社からです。
電話に出ると、それは意外な報告でした。

「昨日面接を受けた会社から連絡があり、採用したいとのことです。」

全くの予想外です。

あまりにも予想外だったからでしょうか。その連絡を聞いても嬉しいという感情は全くなかったです。
その時の心境としては“困惑”という言葉が最も当てはまるのかもしれません。

電話口から「どうしますか?」という事務的な声が聞こえます。しかし私は上の空で、何と答えたらよいのかわからない状態です。
とりあえず家族と相談しますと言って一旦電話を切りました。

お世話になるかどうか悩む

そういう訳でまさかの採用の連絡をいただきました。
正直、採用されたこと自体は嬉しいです。連絡を受けたときは戸惑いだけでしたが後からじわじわとうれしい感情がわいてきます。

しかし、引っかかることもあります。
それは面接時の社長の言動が突拍子もなかったというところです。
面接に臨む前に、「面接時に会社の雰囲気をつかむのも一つの方法」と転職支援会社の担当者からアドバイスされていたのですが、あまりにも自分の尺度から外れていましたので判断できません。

そんなこともあり、自問自答が始まってしまいました。

「これで決めてよいのか。」
「もう少し時間をかけるともっと良いところが見つかるかもしれない。」

色々な考えが頭をよぎります。
この会社にお世話になるとしても収入自体下がるということははっきりしています。
その点を考えると結局は自分ひとりで決めることはできません。

「まずは妻と相談だな。」
そう考えた私は図書館から自宅に帰るまでの時間を使ってこれまでの状況と自分の考えを整理して妻の考えを聞いてからその会社にお世話になるかどうかを決めることにしました。

続く。。。
転職物語(11・・・決定)

アラフィフ転職物語11(決定)
50才を間近にして果敢に挑んだ転職活動。 いよいよ最終回、私と同じように転職活動する皆さんが最後には少なからず直面する悩みについてです。 あまりにも手ごたえの無かった採用面接の翌日、あんな面接内容では不採用決定と確信を持っていた、私に意外や意外、まさかまさかの採用連絡がありました。 ここまで苦労の連続だった割にあっけなく「採用」という果実が目の前に置かれました。 転職活動っていうのはこんなものなの...

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