会社の業績悪化に伴い早期(希望)退職を募集するという事は最近では日常茶飯事になってきました。その時に意識したいこと。それは早期退職をきっかけにできた新しい絆です。
私の元いた会社も同様に早期退職の募集があり当時3ケタの社員が退職することとなりました。
退職する人たちは一時的ではありますが、同志のような感情を抱きます。そうすると必然的に退職者同士で集まることも少なくありません。
私も当時毎週のようにランチを一緒にしたり、飲み会をおこなったり。基本時間はありますので、頻繁に参加していました。その場所で同じような思いを共有し、何となく「絆」というものが出来たような気がしていました。
ですが、それぞれの人生があります。退職後ほどなく再就職が決まる人、資格を取るために講習会などで多忙になる人、転職活動に忙しい人。。。などなど
特に再就職が決まった人たちは、まだ決まってない人に気兼ねをするためか、再就職決定の報告とともに次第に疎遠になっていきます。そうなると残った人たち(私含め)は寂しさと焦りの板挟みになります。
今は便利なものでLINEなどで簡単に連絡先が交換できるため、いつでもこちらから連絡できるのですが、相手は既に仕事をしているので「忙しいだろうな」と考えてしまい、こちらからも連絡を控えてしまいます。
結局、私も再就職を果たした現在では退職の有無にかかわらず以前から公私ともにつながりのあった人としか連絡を取らなくなってしまいました。
今思うのは、こちらから積極的に連絡を取るように心がけていれば、退職者の絆をベースにかなり幅広い人脈が出来たのではないのかと。。。チャンスを逃しました。
今でも残っている「絆」は意外にも付き合いのあった海外の会社の方たちが多いような気がします。(海外の方は意外にドライではないです)これは海外でも無料で連絡が取れるLINEなどの恩恵もああるでしょう。。
この残った絆を大事に残すように心がけていきたいと思っています。
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