早期退職の道のり(3・・・非情な通告)

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自分が勤めている会社がリストラを実行することになったときにどのように対処すべきなのか。
ニュースではちょくちょく目にするリストラですが、それは全くの他人事、自分には関係ないと思っていた私にそんな難題が降りかかってきました。

そして、まずは会社側と全社員との個別面談が行われることになりました。
当然私もリストラの候補に入っています。
しかし面談では意外にも会社に残留してほしいとの話です。

年齢的にみてアラフィフの私は当然削減の候補だと思っていたのですが。
そうなると他の社員たちはどのような状況なのか気にかかります。
すると悲喜こもごもな事実が判ってきました。

前の記事はコチラ ⇒ 早期退職の道のり(2)

早期退職の道のり(2)・・・条件の提示を受ける
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私の転職記録についてはコチラ ⇒ 転職物語(1・・・情報源は最大限に。)

アラフィフ転職物語1(情報源は最大限に。)
転職活動を始めるにあたって、登録した機関などをまとめています。
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面談から戻った時の社内の様子

さて、1回目の面接が終わったところで私以外の社員はどうなっているのかが気になります。
当然私以外の社員たちも順次面談が進行中です。
ある程度の人数が終わったところで様子を伺おうと思っていましたが、事務所に戻るとそんな悠長なことを言わなくてもすぐに大体の状況が飲み込めてきました。

何しろ事務所の雰囲気が一変し始めていました。
私のように残ってほしいと言われた社員はまだしも、そうでない社員たちは表情で直ぐに判ります。
そこで、本人たちに直球で聞いてみました。彼らもうっぷんを吐き出したいのでしょう。
隠し立てすることもなく自分たちの状況を話してくれました。

会社からの意思表示は3通り

話を聞いていて分かったことは、個別の面談で伝えられる会社の意思表示についてはパターンがあるようでした
(私の場合は残ってほしい。でしたが)

それは、大まかに次の3パターンあるようです。

①あなたには残っていただきたいと思っている。
これははっきりしています。残留させたい社員へのラブコールといっても良いでしょう。

②じっくり考えてどうするか考えてください。
辞めてほしいとまでは思っていないのだけれどもこれを機会に退職したいというのなら止めませんよ。という意味だと思います

③残ってもあなたの働く職場はありません。
これは事実上の退職勧奨です。
面談する上司の性格によって遠回しかストレートか言い回しに差があるようですが、聞いている本人には誤解しない様に伝えているようでした。

私が聞いてみた限りではこの3パターンあるようでした。
ただ私が所属している部署のように1回目の面談からはっきり言われる部署もありますが、まずは ②の話をして様子を見る部署も多いようです。
そりゃあ、言う方も神経を使うでしょうから気持ちはわかります。

そんな悲喜こもごもの状況ですが、自分の処遇をはっきりと言われる部署などは面接後の雰囲気が明らかに今までと違っています。
まだ希望退職の募集も始まっていないのに、次の日からいきなり長期の有給休暇に入る人。
(恐らく退職勧奨されたのでしょう)
明らかに不機嫌な人。ホッとした人。
いろんな状況の社員が入り混じっていますので、職場の士気は一気に下がっていきました。

そんな辞めろと言われた社員の中には腹の虫がおさまらなかったのでしょう。自分の関係している人たちに
「今度退職することになりました。」
とメールを送るような人もいました。こんなメールを見せられたら職場は殺伐としていきます。

若い人が退職対象という違和感

そして何より私が驚いたのは私の所属している部署では多くの同僚たちが退職対象であったことです。
大雑把に言って約半数が退職勧奨を受けたようです。
その会社から「いらない」と言われた人たち。個人的には皆、私より若く将来を考えると残すべき人材と思っていた人たちです。

この状況を目の当たりにして、心の中で違和感が大きくなってきました。
会社が生き残るために「構造改革」と称して行われる人員削減ですが、本当にこれで会社が生き残れるのか?そんな会社に私は残った方がよいのか?

残留か退職か揺れる

冷静になって考えると、私の年齢(50歳前)で希望退職に応じた場合、転職先では現在の会社の待遇より大幅に下がってしまうような転職先しかないと思います。
いや、そもそも転職できるかどうかも怪しいでしょう。
いずれにせよ無傷で済まないことは容易に想像できます。たとえ、割増退職金をもらったとしても、です。

そんなことを考えると今回の私がとるべき最善の策は、この会社に残ることであるのは明白です。絶対に意地を張ってはいけない局面です。
会社からも残ってほしいと言われているわけですから選択の余地はないように思います。

ただ、そんなに簡単なことの様には思えません。理屈で感情を抑えるというのはなかなか難しいものがあります。
しかも、実際にこんな殺伐とした職場を見せられている訳ですので、私の仕事に対するモチベーションがどうにも保てなくなってきました。

こんな状況で私はどうしたらよいのか?
揺れ動く気持ちを整理するためにも、まずは家族(といっても子供には話せないので妻のみですが。)に相談することとしました。
そう考えた私は定時で仕事を終え、重い足取りで帰宅の途に就きました。

続く

早期退職の道のり(4・・・家族会議)

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