早期退職って単語が一般的になったのはいつ頃からでしょうか。
最近ではシャープの早期退職が大きく取り上げられましたね。
私も何年か前(あえて時期は濁しますが)勤めている会社の業績悪化により早期退職を選択しました。
退職までのいきさつは別の機会に譲ります。
今回は応じるかどうかの判断について少し。。。
このような制度は大体40~50代の社員をターゲットに行われます。
色々な優遇条件が提示されますが、以下のような条件が一般的ではないでしょうか。
1)会社都合退職とする。
失業手当の支給期間や待機期間が有利になります。
2)退職金の増額
年齢によって差がつけられることがほとんどですがターゲットになる年齢層には通常の退職金に加えて20か月分程度に相当する給与額が上乗せされることが多いのでは。
3)転職支援サービス
会社が契約した転職支援会社が用意され転職の支援が受けられる。
条件は色々ですが、私の場合は契約期間は無期限。転職後も半年以内なら再度サービスの利用が出来るというものでした。
経験者としての感想は
1)会社を退職してすぐに失業手当をもらえるのは精神的に楽(収入はなくなっても支出は減らないので。)
2)これは、微妙です。
元々転職するつもりであればこの割り増しはお得でしょう。さらに転職先が決まっていれば渡りに船です。
最初、この金額を提示されたときはグラッと来ると思います。(特に勤続年数が長い人には)
冷静に考えると会社に残って2年弱頑張ればこの金額はもらえることになります。(ボーナスがもらえればもっと早く)
ベースの退職金も勤続年数が長くなるのでさらに上乗せされます。
会社が無くなることが確実でこのまま残れば退職金が一切もらえない事が判っている場合以外はこの条件で退職の判断をするのは、危険だと思います。
3)孤独な転職活動を行うよりは、精神的にも良い制度だと思います。
色々な相談もできますし。
ただし、過剰な期待は禁物です。この支援サービスでバラ色の転職が約束されているわけではありまん。
特に年齢が高くなるとそれ相応に苦労はします。
私自身は早期退職したことに後悔はありません。が、個人的には事業撤退などで転勤が伴わない限り、その会社にとどまった方が良いと感じています。 特に割増退職金だけで判断すると後悔する方が多いのではないでしょうか。
以上、まとまりの無い文章ですが、ご参考になれば幸いです。
私がどのようにして退職を決断したのは、また後日。。。
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