私と同じように早期退職した社員は3桁ほどいました。
その人たちはどうなったのでしょうか。特定の地域で3桁の失業者が突然増えるわけですから、簡単に転職できるとは限らないわけです。
当時の有効求人倍率は0.8倍程度だったと思います。正直厳しいです。
私の知っている方々はどのような道を進んだのでしょうか。。。
ケース1:人脈を頼る
仕事を通じて付き合いのあった会社に転職するケースです。これがあるから安心して早期退職に応募した人も結構いたと思います。
営業の仕事をしていた人は取引先が多かったようです。(同僚が早期退職後にお客さんという立場になってしまうパターン。結構残留した人は対応に困るそうです)
その他、部品などを購入していた取引先から引き抜かれる形で転職した方もいたようです。
ケース2:転職支援サイトを使う
これで転職した人も結構いました。比較的年齢層は若いです。特に独身の場合は引っ越しも比較的簡単にできますので結構色々と内定をもらっていました。
ケース3:同じ業界で転職
今までの職務経歴を活かしての転職です。職務経歴がストレートに評価されますので比較的転職しやすいようです。
ただし、同じ業界ですので退職した会社と接点が出来て場合によっては気まずい関係になるかもしれません 。
ケース4:産業雇用安定機構の紹介で。
私とは相性が悪かったのですが、うまく転職につながった人もいました。採用面接にまで同席してもらえるなど心強かったと思います。ただ、事務系の仕事と聞いていて転職したものの、製造現場に配属されたようなケースもあったようで、話が違うと怒っている人もいるようです。
ケース5:資格を取って独立
中小企業診断士などの資格を取って独立するケースもありました。これは資格を取るまでと安定して仕事の依頼がもらえるまで無収入の状態が続きます。資格を取るのにも資金が必要です。
精神的にも金銭的にも非常に厳しい選択です。
一応、会社の準備してくれた転職支援会社とも契約し(契約期間は無期限)最悪行き詰った場合は支援してもらうという保険をかけての挑戦です。
私の場合は転職サイトでは年齢的に厳しい状況で、また、できれば今までと違う業種にチャレンジしたいとの思いがあり、結構難航したと思います。
今でも転職先が決まっていない人や、一度転職したものの色々あって再度チャレンジしている方も少数ですがいるそうです。
最近ではシャープさんなんかが大規模なリストラを実施されていますが相当厳しい戦いを強いられていると思います。私から言えるのは気持ちをいかに折れさせることなく継続するかが大事です。
結構孤独を感じることが多いと思いますが、「やまない雨はない」と思ってじっくりと取り組んでもらいたいと強く思います。
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