今はなき家電メーカーのコラボを見て切ない気持ちになりました。

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それはわが家の子供が発した一言から始まりました。
通っている高校にある家電製品の話です。

通っている高校においてある家電製品が結構古いという話でした。
確かに最新家電より昔の家電製品のほうが長持ちするという印象はあります。
最近の家電製品は多機能になって電子回路などが搭載されているので寿命が短くなっているんだろうという話をしていました。

で、学校に置いてある古い家電製品。
その中の洗濯機ですがメーカーはNECだそうです。
NECの家電製品?NECって通信やITの会社では。。。
実は昔は家電製品も扱っていました。
 


調べてみると随分前ですがNECは家電事業も行っていました。家電専業の子会社もありました。

「日本電気ホームエレクトロニクス」

テレビやパソコン(昔懐かしのPC88シリーズ)などのメジャーなものから冷蔵庫、洗濯機などの白物家電まで幅広く展開していたようです。
ゲーム機のPCエンジンもこの会社の製品です。懐かしい。

テレビやビデオ、パソコンなどは自社生産していたようですので、れっきとした家電メーカーでした。
ただ、大手家電メーカーのように全て自前でまかなえませんので冷蔵庫や洗濯機などは他の家電メーカーからOEMで供給を受けていたようです。

その供給元が「三洋電機」。たまたま知り合いに元三洋電機に勤めていた人がいてこのことを知りました。

今は、NECブランドの家電製品もSANYOブランドの家電製品も電気屋さんにはありません。
(NECの照明器具はわりと見かけますが。。。これも意外です。) 

三洋電機は業績不振により2009年にパナソニックの子会社となり、2013年には最後のSANYOブランドの電池eneloopもなくなり市場から消えてしまいました。

日本電気ホームエレクトロニクスはNECグループの大規模リストラに伴い1999年に事業分割し、2000年には事業活動を終了したそうです。

今は照明製品の製造・販売を行う「NECライティング」とディスプレイやプロジェクタを扱う「NECディスプレイソリューションズ」という会社が残るばかりだそうです。

三洋電機と日本電気ホームエレクトロニクス。。。この2社は当時のリストラで多くの従業員が退職・転職を余儀なくされているでしょう。
そんな2社が関わった洗濯機がまだ現役で頑張っているとは、元従業員の方々も喜んでいるのではないでしょうか。「自分たちの製品はしっかりしているぞ」と。

今は私の子供もそうですが、まだSANYOブランドも知っています。
NECは家電を扱っていたことは知らなくてもブランドは当然知っています。

しかし、もっと下の世代などはSANYOなど全く知らないと言うことになるんでしょう。
三洋電機のOBの方々は随分と寂しいに違いありません。
高校にある洗濯機。。。もう少し頑張って昔の家電メーカーの名残を残してほしいと思います。 

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