資産運用のとっかかり・・・確定拠出年金

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 これまで早期退職の話ばかり書いてきて少し疲れてきましたので、今回は別のネタで行きたいと思います。

 確定拠出年金という単語は何となく聞いたことがあっても、実際にはどのようなものか良くわかっていない方も多いのでは無いでしょうか。

 かくいう私もそうでした。
 たまたま前に勤めていた会社が確定拠出年金の制度を始めたため、訳もわからずに運用を始めたのが最初です。(今でも完全に理解はできていなのですが)


転職を機に確定拠出年金について転換手続きが必要になったことで少しですが理解できたと思います。
※完全に理解しているわけではありませんので私の意見は参考程度でお願いします。

 この制度が導入される前、私は会社務めしていましたので当然厚生年金に加入はしていました。これに加えて企業年金制度もあり将来は「厚生年金+企業年金」が頂けるという手厚いものでした。

 この企業年金は企業が独自に企業年金基金を作って掛金を積立て、将来年金として支給してもらえるというものです。(だと思ってます)これを確定給付年金というそうです。

 確定給付年金は将来の給付額があらかじめ決まっているのに対して、企業が掛金は拠出するものの(給与天引きの場合もあるようです)、その掛け金の運用は社員個人が決めた方法で自己責任で行うというものでした。
 導入当時は掛金を自分の給料から引かれているわけではなく、とにかく面倒だなと思ったことくらいしか記憶にありません。その当時指定された運用商品から選んだのは以下の3種類でした。

  年金保険・定期預金・バランス型の投資信託

 ここで初めて投資信託というものと関わりを持つことになりましたが、当時は何かリスクが高いというイメージが先行し運用比率は30%程度にしていた記憶があります。 

 投資信託での運用については、また紹介するとして退職するにあたって確定拠出年金の手続きが必要になったことから、判ったことを簡単にお話ししますと。

 1)退職すると運用資格を喪失する。
 2)6か月以内に移管手続きが必要。
   ・転職出来た場合その会社が確定拠出年金制度を実施して
   いる場合は、そのまま継続。無い場合は個人型に移換。
   ・転職が6か月以内にできなかった場合は個人型に移換

 手続きがややこしそうですが、この年金は運用会社との契約になっていますので会社は何もしてくれません。(手続きが必要だということは教えてくれました)
 そこで手続きは自分でしないとなりません。
 面倒だからと放っておくと国民年金基金に自動的に移換され手数料だけが引かれていくのでせっかくの年金がどんどん減っていくことになります。 

 私もぎりぎりのタイミングで個人型に移換しました。その際に運用会社も変更。
 
 その時、今までの積立額のみで運用を続ける方法と、自分で掛金を支払い積み立てを行う方法があることを知りました。

 私が選んだのは後者の方法です。理由は二つ。

 ①毎月掛け金が必要になりますが、これが全額所得控除の対象となるので普通に貯金や保険に入るより節税になる。 
 ②60歳まで解約できないので長期間の運用が嫌が応にもできる。投信積立と相性が良いと考えた。(退職時点でも預金するよりも資産が増えていたので期待できると考えました) 

 何しろサラリーマンにとっては①が大きいのではないでしょうか。 
 途中で解約できないのと運用の手数料がかかるというデメリットはありますが、この制度の加入資格がある方は検討に値するのではないでしょうか。 

 企業型から個人型への移換した時のバタバタはまた別の機会に紹介できればと思います。 

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