2021年夏が来ました。
去年の夏は台湾に出張していた私。
当然新型コロナの渦中でしたのでホテルでの自主隔離など海外への出張は非常に苦労しました。
その苦労の中、来年の夏には普通に海外出張出来るのではないかと漠然と思っていました。
そして今。残念ながらまだ新型コロナは収束していません。
そんな中、やってきました夏季賞与。
業績と連動して決定する賞与ですが、今回はどの位頂けるのでしょうか。
ドキドキしながら明細を確認しました。
転職後は連続して賞与受給中
前職を希望退職し、今の会社に再就職してから7年ほど経過しています。
その当時大手企業から中小企業へ転職したこともあり経営が安定しているのか不安を持ってのスタートでした。
この業績を計るのに分かりやすいのは賞与。。。ボーナスでしょうか。
毎年支給額は変動しますし、下手すれば支給無しということもあり得ます。
事実、私が転職してくる前は業績が安定していなく度々ボーナス無しというケースがあったそうです。
幸い、私が入社してからは業績が安定していて毎年黒字が続いています。
ですので夏と冬のボーナスも毎回支給されてきました。
それは昨年のコロナ渦でも変わらず、でした。
むしろ、コロナでも頑張ってくれたと特別手当が支給されたほどです。
「超絶ホワイト企業」
私を含め社員は皆絶賛したものです。
そんな訳で入社以来これまで欠かさず支給頂けたボーナス。
その支給額は月数で表わされるのですがこれも結構安定しています。
大体基本給の1.5~1.7か月程度。これが社員平均で多少個人の評価によって変動します。
では、金額はこの7年間変わっていないのか?
実はそうではありません。
毎年少しですが基本給も上がっていますし私個人としては入社以来順調に昇進出来ているので役職手当など給与は結構上がっています。
そのおかげで金額としてはそこそこ貰えるようになってきました。もちろん大企業と比較すると多少見劣りしていることは否めません。
でも、悲観するほどでも無し。
株式の配当的に言うと
「7期連続賞与支給」
といった感じでしょうか。
役員なのに賞与を貰う権利あり
そして2021年。今年は個人的に大きな節目となりました。
それが役員就任です。
今年から取締役になってしまいました。
ん?取締役だとボーナスは無いのでは?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
確かに役員(取締役)の場合は会社との雇用契約から外れますので報酬は給与ではなく役員報酬に変わります。
この報酬額はあらかじめ株主総会で議決されていますので期中での増額は不可。
ということは報酬の変動要素である賞与は基本的には支給されないことになります。
ですが私は「使用人兼務役員」です。
これは雇用契約も残しながら役員の立場でもあるという言わば良いとこどりです。
なので報酬は給与と役員報酬に分けられています。
で、役員報酬は増額不可ですが給与の方はOK。したがってボーナスを支給されても法律上問題なし、です。
ありがたや。
今年のボーナスは増?減?
こうして役員として迎えた初めてのボーナス。
役員になったからと言って金額を自分で決めることはできません。
ここは今まで通り社長の胸先三寸になります。
私としては他の社員の査定と合わせて自分の自己査定も提出し、社長にアピールするくらいしか出来ません。
ちなみに社長からは今年も社員平均で1.7ヶ月分の支給で行くよ!と宣言がありました。
で、結果は。。。1.7か月分。
もろ平均値。
ですが、ここ数年基本給が結構上がっていますので金額面では冬のボーナス額を上回ることができました。
まあ、コロナ渦でボーナスをカットする企業がある中、何事もなかったかのように例年通り支給されたのでこの結果は非常にありがたいです。
中小企業のボーナス水準
こうしてこの夏のボーナスもまあまあの金額を支給してもらえました。
具体的な金額は控えますが経団連が発表した大手企業の平均妥結額より少し高いくらいかなっていう感じです。
何とか大手企業と同水準か。。。と思うものの役員待遇の私でようやくこの金額です。
他の社員でこの金額を貰えた人はほとんどいないでしょう。
やはり、大手から見ると頑張ってもワンランク下がるくらいの水準かな。
相変わらず格差を感じるボーナス月。
大切に使い道を考えます。
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