大学卒業を控え奨学金の返済手続きを行いました

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我が家の子供たちもついに来春大学卒業となります。
彼らにとって人生の節目となるこの卒業ですが、卒業すればいよいよ奨学金の返済が始まることになります。

ついに我が家にも返済手続きの案内が来ました。
借りる手続きは複雑で面倒でしたが返す手続きはあっけないほど簡単でした。

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子供たちが借りている奨学金

我が家の双子の子供たち、長男と長女は現在大学4年生です。
つまり来年3月に卒業となります。

長男は大学院に進み引き続き勉学に励む事になりました。
長女は無事就職が決まり、結構な遠方でひとり暮らしを始めることになりました。

既にひとり暮らしを始めている長男に引き続き長女も家を出ることが決定しましたので来春からは夫婦2人きりの生活になります。

一気に寂しくなるtobiuo家。
早くも泣きそうです。

と感慨に浸りたいところではありますが、卒業するということはこれまで借りていた奨学金の返済がいよいよ始まることを意味しています。

借りている奨学金は日本学生支援機構(JASSO)の貸与型の奨学金です。
他に返済しなくても良い給付型もあるのですが、我が家は対象外でした。
さらに貸与型にも2種類あり無利子の第一種と有利子の第2種に分かれます。

我が家の場合、たまたま私が転職直後で収入が激減した時期と重なったため第一種での申し込みが受理され無利子での借り入れが出来ました。

とは言え2人分合わせると総額500万円にも及ぶ奨学金。
無利子とは言え返していくのは本人たちには厳しいでしょう。

元々、もし親に万が一のことがあっても大学に通い続けられるようにと借りることにした奨学金です。
幸い親が無事であったので本人たちにこの借金を背負わせる必要は無くなりました。

いきなり借金スタートさせることもなく、親の私たち夫婦が返済していく予定です。

返済の手続きは紙一枚

で、卒業がちらちら見えてきた11月。それぞれ通う大学から郵送で奨学金返済の案内が届きました。

入っていたのは返還手続きについての解説冊子「変換の手引き」と必要書類。
申し込み時と違って書類はページ数も少ない厚みの薄いものでした。

返済額と返済期間が示された書類には返済する金額と期間が書かれていました。
この辺りは収入によって変わるみたいです。

我が家の場合は約1.4万円180回、つまり15年かけて返していくことになります。

これが二人分なので「×2」になりますが。

そして返済手続き。
借りるときはスカラネットというwebでの手続きに書類送付を併用するという形でした。

このスカラネットの申請が結構面倒でしたし、毎年年末あたりに継続の手続きも必要でしたので毎年年末は憂鬱なものでした。

しかし、流石に取り立て手続きはシンプルです。
必要なのは金融機関からの口座振替手続きに使用する「口座振替(リレー口座)加入申込書」のみ。

これを引き落としする銀行に持って行って口座登録し、銀行の受け付け印が捺印された控えのコピーを大学に提出する。

これで手続きが終わりました。

助成金なんかでもそうですがお金を貰うときは複雑な手続きが必要です。
諦めさせようとしてるんじゃないか、と思わせるぐらい。

しかし、取り立ての手続きは極めてシンプルです。
借りるときは手続きを忘れれば即打ち切りでしたが、返す時は手続きしなくても返済が始められるんじゃ無いかというほどあっけなく手続きは終わりました。

ちなみに引き落とし口座は学生本人のものではなく保護者名義の銀行口座でも大丈夫です。
また使用する銀行はネット銀行不可でした。
ほかにもネット銀行では無いのですが新生銀行も不可でした。
使おうと思っていた銀行がことごとくNGとなってしまい結局、地元にある地方銀行の口座から引き落とすことにしました。

返済は卒業半年後スタート

こうして長い返済生活が始まります。
金額的にはこれまで支払ってきた子供たちの国民年金が奨学金に変わる感じです。長男分の年金支払いはあと2年ありますけど。

私はわりとローンなどは避けてきたり繰り上げ返済してきたりしたのですが、今回は対応を変えました。
折角無利子で借りられているので予定通りの返済にしていこうと思っています。その方がキャッシュフロー的には楽ですので。

ちなみに返済のスタートは卒業して即時ではなく半年後の10月からスタートするみたいです。
確かに就職して直ぐは生活に精一杯でとても返済にまわすお金は本人にはないように思います。

そういう面では借金としては割と優しいほうではないかと思います。

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