アラフィフ転職者の希望となれる?ついに役員就任

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昇進イメージ

50歳手前で長年勤めていた会社を希望退職というリストラで去ってから7年半、そしてアラフィフでの転職に苦戦しながらも再就職を果たしてから7年。

そんな私がこの春に大きな節目を迎えることになりました。
その節目とは「役員就任」
リストラに応じたときには想像もしなかった現況。
ただ、その当事者となったことで役員にも色々あるのだなあと知ることになりました。

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再就職、そしてたどり着いた部長職そして役員就任

私が新卒で入社してから30年近く勤めた会社を退職し今の会社に転職したのが約7年前です。
会社の規模も業種も全く違いいちからのスタートでした。

不慣れなことの連続でストレス満載の日々。
実際何とかやっていけると思うまで年単位での時間が必要でした。

入社したときの役職は課長職
恐らくこのまま昇進などなく定年まで行くのだろう、へまをして降格にならなければ良いな。

そんなことを思いながら数年。ようやく役に立ってきたかと自覚してきた頃に思わぬ昇進の打診がありました。

ポジションは「工場長」

2階級特進ものの打診です。
入社して僅か4年で工場長。とても私では務まらないと固辞しました。

「工場長は無理?
 。。。じゃあ、間を取って部長ね。」

と軽い感じで軌道修正されました。
まあ、部長なら工場長よりは良いかとうっかり受諾しました。

ただ工場長が空席での部長なので実質やることは工場長と同じです。
そして当然工場長より部長は給料が低いです。

「騙された。」(T_T)

それでも交渉し多少は給料を上げてもらって妥結。
晴れてtobiuo部長が誕生しました。

こうして始まった予想外の部長職。
前職でも経験したことのないポジションに右往左往しながら必死で業務をこなしてきました。

そしてなんとか慣れてきたかな?と少し落ち着き始めた頃、社長に呼び出されました。

社長「実は親会社から呼び出されてね。」
tobiuo「はあ。」

社長「取締役が私ひとりしかいないのは問題だと言われてね。」
tobiuo「はあ。」

親会社から役員が派遣されてくるのでしょうか。
よくありそうな話です。

社長「でも親会社は役員派遣する気はないので、そっちでなんとかしろと言っていてね。」
tobiuo「はあ。」

社長「で、tobiuo部長、取締役やってくれへん?」
tobiuo「へ?」

社長「やることは今までと変わらへんし、役員と言っても使用人兼務役員なので退職扱いにならないから。じゃあ、よろしく!」

『役員打診にしてはあまりにも軽い。。。え?今ので決まり?』

ひと仕事終えたと満足そうな顔をして去っていく社長を呆然と見送りました。

こんな軽めの内示を受けてから数日後、株主総会(親会社のみなのでシャンシャン)で承認されてしまいました。
こうして晴れて(まさかの)取締役tobiuoが誕生しました。

使用人兼務役員ってなに?

ところで気になるのが社長が言っていた「使用人兼務役員」という単語。
初めて聞きました。

役員の肩書はというと、
 専務取締役
 常務取締役

といったものを良く聞きます。

それに対する私の役職は「取締役部長」
取締役という飾りは付きますが部長は変わりません。

実は普段の役職を努めながら役員に就任する場合は「使用人兼務役員」になることが出来るようです。

「使用人兼務」なので雇用される立場ながら役員も兼務。

うーん、イマイチピンときません。
これ、何なんでしょうか。

通常企業の役員というものは企業側と結ぶのは雇用契約ではなく業務を委任する契約になるそうです。
ですので一旦会社を退職し新たに役員として契約を結び直します。

となると会社に雇用されているわけではないので定年という概念はなくなります。
あるのは任期です。
会社によって期間は異なりますが2年程度でしょうか。

任期が来ると60歳になっていなくても退任となって会社を去る可能性もあります。
続けるには株主総会で再任が必要。

これは不安定です。

さらに雇用保険や労災の適用も受けられません。
また給与(役員報酬)にも縛りがあって賞与がないとかも。

ところが使用人兼務役員の場合は事情が異なります。
会社との雇用契約はそのままに役員としての契約もするということになります。

雇用契約は残りますので役員としての経営決定権を持ちつつも、従業員として雇用保険などの各種制度の利用が可能になります。

純粋な役員になった場合は、何かとデメリットが多いので最近ではこの兼務役員になるケースが割と多いようです。

まあ、責任が増えることは変わらないですけど。

役員就任で待遇は激上がり?

こうして4月から役員になることになった私。
取締役になったからといって、いきなり風格や品格が備わる訳もありません。
では何が変わるのでしょうか。

役員というと「重役出勤」「交際費が自由に使える」「秘書がつく」など魅力的なワードが次々に。

しかしそんなことはありません。当たり前ですが。

今や「ガバナンス」だの「コンプライアンス」だの言われている時代。中小企業といえどもその単語と無縁ではありません。
ということで交際費・・・自由はないです。使う前には承認が必要です。

秘書・・・中小企業に秘書がいたらびっくりします。社長にもついていません。

では重役出勤はどうでしょう。これは有ったら嬉しいですが。
。。。残念ながらないです。
そもそも「使用人兼務役員」なので立場は使用人のままです。

今まで通りタイムカードで管理されますし、有給制度もそのままです。
働くうえでは本当に何も変わりません。

では収入は?これは役員ともなれば大幅に増えるのでは?
聞くと使用人兼務役員の場合、役員報酬は月10万円だそうです。

おお、年間120万円のアップか!

そんなわけない。

役員になると今まで支給されていた部長手当はなくなりました。
その額8万円。

ということは差し引き月額2万円
これが役員になってアップした報酬です。

この金額が責任に見合っているのか?
微妙なところですし、あとに続く人がこれを聞き憧れて出世したいと。。。

思わないでしょうね。

これはあくまで当社比の話です。
当然もっと良い待遇もあると思います。

それでも中途入社の私をこのように処遇してくれるのですからありがたいことです。
私の転職はまあ、正解だったといっても良いのかな。今のところ。

役員、頑張ります。

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