コロナの渦中に海外出張決行。ビザ?PCR陰性証明?…準備編

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パスポートを持った女性

2020年夏。

今年は新型コロナの影響で海外は愚か国内旅行もままならない状況が続いています。

そんな折も折、普段から運に恵まれていない私は海外出張に行かなくてはならなくなりました。
出張先は台湾。コロナの面では他国と比較して安心といえる国です。

しかしいざ行くとなると普段とは異なる手続きばかりで四苦八苦することになりました。

そんなめったに、そしてあまり経験することがない体験の記録です。

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コロナで延期されていた出張計画

私の今勤めている会社は製造業です。
製造業ですので生産設備が必要です。そんな生産に必要な製造設備は主に海外製のメーカーに頼っています。主にコストが理由ですが。
そして今回、新規に機械の注文を台湾のメーカーに行っていました。

そしてその設備は今年の2月にはすでに完成済み。
本来なら機械が完成次第現地に出張して立ち会い確認をし、問題なければ日本に納入してもらうという運びになるのですが、ちょうどその頃に世界中を巻き込む問題が発生しました。

それが「新型コロナ」です。

状況的には2月頃だと台湾に行っていけないことはなかったのですが、1ヶ月ほどで落ち着くだろうと考えた私(と会社)は出張を延期し様子見をしていました。

ところが期待を裏切りドンドン状況は悪くなっていきます。
そして御存知の通り各国で外国人の入国を制限する事態になってしまいました。

それは台湾も例外ではありません。
こうしてかつて経験したことのない、そして先が見えない出張延期が続くこととなりました。

6月末に急展開を迎える。行けるのか?

この新型コロナ、日本でも非常事態宣言が出され県を跨いでの移動などが自粛されていたのはご存知のとおりです。
そんな状況ですので海外出張など到底出来るはずもありません。

いつになったら行けるのか。。。

そうして6月も終わりを迎える頃、新しい情報が入りました。

”台湾の入境制限の緩和について”

ビジネス目的であれば台湾への入境が可能になる。
そんな内容でした。

早速詳細を日本にある台湾の出先機関(日本とは正式に国交がないので領事館はない)に問い合わせてみました。
そこで分かったことは以下のとおりです。
・ビジネス目的であればビザの発給が出来るようになる。
・ただし、台湾に入境後14日間専用のホテルで自主隔離が必要。
・出国前にPCR検査受け、陰性証明書を提示することが条件。

大まかにはこんな感じでした。

これで台湾へ行くことは可能なようですが、流石に異国で14日間待機は厳しい
それなら諦めようかと思いましたが、実は待機期間を短縮できる方法があると。。。

特別な手続きをすると待機期間なしとまではならないですが短縮は出来るという事がわかりました。

日本は対象になっていて、申請すれば14日間の待機期間を7日間に短縮できるとのこと。申請すれば、というところがミソ。

とはいえ短縮されて7日間になったとしても、その間ホテルの部屋から一歩も出られないとは相当な苦痛。
しかし、コロナの状況を考えるとこの緩和もいつまで続くか怪しいところがあります。

「隔離上等!行ってやろうじゃないか!」

覚悟を決めました。

ビザと短縮申請で四苦八苦

さて覚悟を決め、気合を入れた私。
台湾出張に向けて手続きを開始します。

まずはビザの申請です。
平常時であれば、台湾への短期滞在ではビザは必要ありません。
しかし今は「コロナ渦」真っ只中。

台湾に入境するには台湾側からビザを発給してもらう必要があります。
その申請手続きには必要書類を揃えた上で台湾の出先機関に行き、手続きしなければなりません。その書類の郵送は不可。

私の場合そこに行くには2時間程度かかります。
しかも申請と受け取りの2回。

大変ですがしょうがない。

またビザの申請などという事自体初めての体験です。
以前勤めていた大手企業なら総務部門に依頼して終わりだったでしょう。
しかし今勤めているのは中小企業。誰も手続きしたことなく自力で頑張るしかない様子。

これもまた大変です。

自力申請の覚悟を決めて、調べてみるとビザの申請に必要な書類はわかりました。

・パスポートとそのコピー
・申請書( 専用ウェブサイトで入力し印刷して提出)
・本人のカラー写真
・往復航空券
・会社作成の海外出張命令書
・会社作成の在職証明書
・会社謄本と会社印鑑証明の原本
・台湾側の訪問先から発行された招へい状

結構たくさんあります。台湾のメーカーにお願いする書類もありましたが、台湾にいる商社さんに依頼したりしてなんとか準備しました。

さらに台湾での待機期間を14日から7日間に短縮するためには追加で書類が必要。
・台湾側訪問先企業作成のスケジュール表原本(社印の押印必須)
・台湾企業が提供する防疫計画表原本

この書類も準備しました。しかしここで落とし穴。
ビザに必要な招へい状は電子データで送ってもらい印刷すればOKです。
しかしスケジュール表と防疫計画表は原本が必要。つまり郵送してもらわないとダメ。

これを見落として申請すると書類不備になります。
その代償は14日待機。。。恐ろしい。
私もこれに気づくのが遅れ、申請窓口で指摘されて気づくという綱渡り。

幸い、郵送してもらう時間がギリギリあって何とか間に合いました。

ヤバかった。(T_T)

こんな調子で混乱しながらも手続きは進み、無事ビザの発給までこぎつけられました。運が良かったかもしれません。

ただ、不安は残りました。

待機期間を7日に短縮する件は最終的に現地で許可ということになりますので行ってみないとわからないそうです。
(これ、ビザの申請時に申し出ないと認められません。現地についてから短縮申請は出来ないので注意が必要です。)

実際、申請窓口で話を聞いてみると現地で認められず却下された人もいたとか。
しかも何が原因で却下されるかは現地でないと分からないそうです。
ですので結局は不安を抱えての出張となりました。

PCR陰性証明ってどこに頼むの?

こうして苦労の末、ビザは入手できました。
待機期間が短くなるかはともかくとして、ですが。
ビザに記載されている「COVID‐19」の文字が目に染みます。

「これは永久保存版だな。」

などと呑気なことを言ったりしながら現実から目を背けようとするものの、現実は容赦がありません。

何しろまだ台湾に入ることが出来るのかすら未確定。

そう、最後の関門PCR検査が待ち構えています。
渡航日の前3営業日以内にPCR検査を受け、病院から陰性証明書を出してもらいそれを航空会社に提示することが出国の条件になっています。

PCR検査をしてもらえる病院?

そんなのどこにあるの。。。

これまた周囲で知っている人など皆無。まあ必要のない情報です。
そんな人身近に存在している訳がありません。
仕方ないのでまたも自力で調べます。

ネットで調べると海外出張対応として検査してくれる病院はいくつか有りました。
ただ、心配していたとおり近場にはありません。地方在住の辛いところです。
その代わりと言ってはなんですが大都市近辺にはいくつか対応する病院があることがわかりました。

その中から比較的近いクリニックを探します。
一番近いところで片道1時間半。検査と結果の受け取りで計2回行く必要がありあります。
しかしこれ以上の好立地なところはなさそうです。

渡航まで時間もありませんので、その病院に決め、慌てて予約しました。
そして渡航の3日前に検査を受診。
翌日緊張の結果を受け取り。と怒涛の時間は過ぎていきます。

気になる結果は陰性、無事陰性証明書を手にすることができました。
こうしてようやく出張の準備が終了。

長かった。。。

ひとつづつ課題を解決しコロナ渦での海外出張という権利が手に入りました。

あれ?あまり嬉しくない。。。あんなに苦労したのに。。。
さて、無事に出張は完遂できるのでしょうか。

緊張と不安の出張当日を迎えます。(続く)

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