社員の団結で台風の自宅待機を勝ち取りました

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荒天イメージ

ここのところ相次いで台風が我が家の近くを通過していきました。
特に9月4日に接近してきた台風21号は関西空港を閉鎖に追い込むなど大きな爪痕を残しています。
私の自宅など周りは大きな被害を受けずに済んだのですが、それも紙一重。少し運が良かっただけかなといった感じです。

そんな台風ですが、この台風をきっかけに私の勤める会社では初めて自宅待機となりました。
このはじめての自宅待機ですが実はトップダウンではなく従業員主導のボトムアップでの実行でした。

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きっかけは今年の台風20号

ここ数年では珍しく直近一か月で台風20号、21号と続けて台風が近くを通過していきました。当然大雨・暴風警報も発令されましたし、実際に大荒れの天気になりました。

この暴風警報の発令を受けて公共の交通機関は計画的に運休となり、子供たちが通っている高校や塾もすべてお休みとなりました。

では私が勤めている会社ではどのような対応をとったのでしょうか。

台風20号が接近したとき、反応が速かったのは営業所でした。
この会社は地方にある工場と都会にある営業所で成り立っています。
営業所では公共交通機関が運休になるとの情報で素早く営業所閉鎖を決断。営業所の社員全員が早々に自宅待機となりました。

このように公共交通機関が運休するという事実は会社が自宅待機を決断するための良い後押しになります。ただし、それを使って通勤しているというのが前提ですが。

対して私が勤務している工場はどうだったでしょうか。
地方で公共交通機関があまりない工場の社員は全員が車通勤になっています。ですので、公共の交通機関が運休になっても影響はありません。その結果、自宅待機などという対応はとられることもなく通常通り業務を続けることになりました。

ちなみに以前勤めていた大手企業では。。。
同じく工場勤務で車通勤がほとんど、そこでは「暴風警報」が発令されたら業務を終了して自宅待機。
ただし、帰宅で危険が予想された場合は職場にて待機するように決まっていました。

2度目の台風襲来でどうするか

台風20号の記憶も冷めやらぬうちに21号が再び迫ってきました。どうもほぼ同じ経路をとってきそうです。そうなると前回と同じような荒天になることが予想されます。
しかも台風の規模は前回を上回っているとの情報。これはヤバい。

前回の台風20号では公共交通機関の影響を受ける営業所のみ自宅待機という対応を取りました。それと比べて工場側については公共交通機関の影響は受けないということで特に対応についての指示は出されませんでした。
しかし、公共交通機関に頼らない車通勤だから台風でも大丈夫ということはありません。むしろ車通勤の方が危険といっても良いくらいです。

そこで、台風21号を控えて工場側も対応するべきではないかという声が従業員からあがってきました。
思えば営業所が自宅待機になったのも会社の規定で決まっていたわけではありません。そこで、工場側でも休業できないか従業員中心で調整を始めました。

工場での問題を解決する

工場がもし臨時で休業するとなったらどのような問題があるでしょうか。これらを一つずつ潰していきました。

製品の生産

休業するとなると製品の生産が止まります。これは全く影響なしというわけにはいきませんが、最小限にとどめるよう効率を考えて停止計画を考えました。

出荷について

製品の出荷は基本的に毎日行われています。これは営業を通じて客先に台風当日の出荷はできないということで連絡してもらいました。幸い客先も理解してもらえたので良かったです。

納入便について

製品の製造に使う原材料なども毎日トラックで工場に納入されてきます。
翌日に納入をずらせるものはずらしてもらいました。どうしても無理だったものはまだ天候が悪化しないと思われる時間帯に納入してもらうよう調整しました。

特定の社員だけではこれらの調整はできません。
製造部門、計画部門、営業部門それぞれが一致団結して調整にあたりました。

最後の難関、社長の了承

これらの問題については何とか調整ができて、台風が接近する当日の休業について環境は整いました。残すは最後の難関、社長の承認を取り付けないといけません。

中小企業の悪いところはこういった時の対応が何も決まっていないところです。決まっていないので黙っていると何があっても出勤がデフォルトになってしまいます。
ですが、決まっていなくても社長がOKと言えばよいので逆にフットワーク軽く動くことも可能です。
では、果たして今回はどうなのか?

結果として快く了承してもらえました。「これだけ調整できたのなら休業したほうが安全だ。」ということで。

こうして、会社設立来初めて、記念すべき台風による自宅待機が実現しました。

台風が過ぎた今、思う

こうして、新たに荒天時は自宅待機という実績を作ることができました。
次はこれを1回限りに終わらせないようにすることが課題になります。ですが、幸いにもわが社長はブラック気質ではなく人が好いという部類に入ります。何とか継続することはできるのではないかと思っています。

こう言った感じで今回は中小企業では規則にないことは臨機応変に決まりを変えることができるという面白い体験ができました。
大企業なら到底短期間でしかもボトムアップでの変更など考えもしないと思います。

私も縁あってこの会社にお世話になっていますので、前例がないということにとらわれず、臨機応変な対応というのをうまく利用したいと考えています。
あ、休みたいだけではないです。業務についても同じように変えていきたいです。

再就職思い出話
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