
最近、新卒者の初任給高騰が話題になっています。
何でも大手では初任給が30万円越えだとか。
大手企業といっても一部だけだろうと思っていましたが結構幅広く実施されているようで。。。
大卒初任給がアツい!
ここ数年売り手市場と言われてきた新社会人の就活戦線。
それに伴い、初任給もかなり高騰してきているようです。
ざっと調べてみるとこんなデータがありました。
東証プライム上場企業197社の速報集計 「全学歴引き上げ」は83.2%、⼤学卒の⽔準は25万5115円
一般財団法人 労務行政研究所の調査結果より引用
平均値でこんな感じ。
企業によってこれより低い場合もありますし、さらに高額な場合もあります。
特に高額な場合はニュースで取り上げられることも多いのですが、その金額はなんと30万円台!
ついに大台を突破しました。
ちなみに私が社会人となった時の初任給は12万円台(高専卒、総合職)でした。( ;∀;)
このセンセーショナルな初任給、まだまだ少数派で身近ではそうお目にかかれないだろうなと思っていたのですが、意外と身近に迫っていました。
そう、我が長男です。
長男(大学院2025年卒)の場合
我が家の長男はまさにこの春に就職し新社会人となりました。
思えば1年前、就活で意外と苦労したことが思い出されます。
その苦労の末ゲットした就職先は大手電機メーカーのグループ会社。
エンジニア(総合職)としての採用でした。
その長男が就職活動していた当時の企業情報では24年卒の初任給実績が27万円(修士)ほどとなっていました。
この水準でも1年目からかなりの高給取りです。
それから1年経過しました。
1年経過しているのでもう少し上がっているでしょう。では、どの程度上がったのか?
就職後初の長期休暇、GWに帰省してきた長男に聞いてみました。
初任給31万5千円!
こんな身近に30万円超え!
昨年比1割以上のアップです。(大卒でも30万円超え)
まさかニュースの当事者が身内から出てくるとは。。。
ニュースで言われている初任給高騰化のウラが簡単に取れてしまいました。
中小企業の人材確保が厳しくなる
身近に現れた初任給30万円超。
非常に喜ばしいことです。身内の場合は。。。
しかし、冷静に足元を見ると厳しい現実がありました。
私が勤めている会社は従業員50名程度の中小企業です。
大企業と比較すると給与水準が見劣りしていることは否めません。
で、長男の初任給ですが、わが社の社員に当てはめてみるとどうなるかな?
軽い気持ちで比較してみました。
。。。トップ10入り。。。
係長クラスの基本給でした。
これまでも人材の確保に苦労してきましたが、ますます厳しくなってきそうです。
今後の採用戦略を練り直さないと。。。いや、練ったらいけるのか?
身内ならうれしいものの会社幹部としてはつらい。身勝手ではありますが。
ちなみに2年前に就職した長女(大卒)。
今の給与は27万円だそう。
これでも結構もらっている方と思うのですが、ちょっと長男の初任給は伝えづらいです。
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