2023年、そして令和5年の夏が近づいてきました。
夏になると、割と自然豊かな地方にある我が家には色んな不快なものが突撃してきます。
コウモリ、スズメバチ、ムカデなどなど。
こいつらとの戦いが避けられない面倒な季節でもある夏。
でも歓迎すべきものもあります。
それはボーナス。
さて、今回は支給されたのでしょうか。
ちょっと調子の悪い我が社
ようやく新型コロナの自粛ムードが明け、景気が上向くことが期待されている2023年。
実際、春には久しぶりに昇給額が大幅にアップされたというニュースを目にする機会が多かったように思います。
ただし、大手企業は、でしたが。
私が勤めている中小企業などは結構厳しい状況が続いています。
原材料高騰や電気代、その他もろもろのコストアップ要因。
円安の影響をもろに食らっています。
そんなこともあり、昨年の年末ボーナスは結構厳しいものがありました。
業績が赤字に落ちいったこともあり、本来ボーナスゼロとしたいところを社長が頑張って何とか支給したという状況でした。
その状況から不安になり辞めていった社員もちらほらいました。
そう言った苦しい時期を乗り越えた今年。
昨年から結構頑張ったコストダウン策のお陰で損益面ではようやく目途がたってきました。
しかし、まさかの大口顧客からの受注減。
しまも大幅な。。。
それでも改善の効果が出ていて大幅マイナスは何とか免れる事が出来たのですが、厳しい状況には変わりありません。
こうして迎えた夏のボーナス。
さて社長の決断は如何に。
社長の英断、支給額決定
さて、結果から言うとこの夏のボーナスはほぼ通常通りに支給される事になりました。
月数でいうと約1.5ヶ月分です。
大手企業ほどではありませんが、業績を考えると破格と言えるくらいの支給額となりました。
その理由はやはり人材確保。
2回連続で大幅に支給額を減額するとなると従業員の不安は相当なものになるでしょう。
転職に踏み切る人も出てくるかも知れません。
ある程度仕方ないですが、それをきっかけにドミノ倒しのように一気に何人か退職してしまうことは避けたい。
元々人手が足りない中小企業です。
ひとりでも欠けてしまうと事業への影響は大。
それを避けるための「英断」でもありました。
赤字なのにボーナス払えるの?
でも、今期も今のところ赤字。
どうやってボーナスのお金を準備するのでしょうか。
実は年2回のボーナス支給を見込んであらかじめ毎月費用を計上しています。早い話が積み立て。
ですので赤字と言いながら既にボーナス分のお金は準備出来ているわけです。
裏を返せばボーナス支給を無くせば一気に黒字に浮上できるわけですが。
そんな訳でこの時期に合わせてボーナスの原資を工面するのではなく一応支給する元手は準備出来ていました。
赤字ですが。(くどい)
ちなみに積立額は毎月300万円。半年で1800万円準備出来ています。
これを社員にボーナスとして分配してくれます。
もちろんもっと儲かっていれば利益分から上乗せも可能ですがなかなか苦しいところです。
で、積み立て分を分配すると計算上、社員一人当たりの支給額は平均1.5か月分となりました。
では私はいくらもらったのか
で、私はいくらか支給してもらえるのでしょうか。
役員とは言え、使用人兼務役員ですので使用人の立場ではボーナスを頂ける資格はあります。
しかし、役員という立場では今の業績への責任もあります。
最悪賞与ゼロもやむなしと思っていました。
ですが、社長の判断は普通に1.5か月分支給と相成りました。
前回の0.4か月分と比べると大幅アップになります。
理由は、経営に大きな失敗をしたわけでもないし、これを責任問題にして減額などしたら後に続く幹部候補たちの出世意欲を削ぐことになる。。。ということだそうです。
まあ、頑張った結果、先行きに光が見えているということもあるのでしょうけど。良かったです。
ただ。。。税金と社会保険の徴収がえぐい。。。
賞与額を見て満足していたのですが、実際の振込額が二度見レベルでした。
まさか3割も持って行かれるとは。。。
支給額も暴落ならモチベーションはさらに大暴落。
まだまだ増税やら社会保障増額の話があるのに現状がこれだと本当に先が思いやられます。
ボーナス入ったばっかりですけど、節約考えないと。。。
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