令和2年はコロナの年といっても過言ではありません。
最近ではワクチンがいつ出来るのか?が注目されています。
また、少しでもリスクを下げられるよう今年はインフルエンザワクチンの接種が例年より多くなると予想されています。
そんな中、あまり話題にはなっていませんが私にあるワクチン接種をする必要が出てきました。
アラフィフ年代がぜひ注意したいワクチン接種の話題です。
市役所からクーポンが届く。風疹のリスクとは?
令和2年の春。
予期せぬコロナのパンデミックで緊急事態宣言が出された頃、私が住む市役所から私宛に封筒が届きました。
「風疹抗体検査・予防接種についてのお知らせ」
あまり大きなニュースにはなっていませんがここ数年、風疹が結構流行しているそうです。
この風疹、子供の頃に予防接種をしていて抗体を持っていれば大人になってもかかる可能性は低いので問題ないはずです。
しかし抗体を持っていない人が一定数います。
昭和37年度~昭和53年度生まれの人達は風疹ワクチンの定期接種の対象外だったらしく、風疹の抗体を持っていない確率がかなり高いそうです。
かくいう私はその対象の年代ど真ん中です。
思い起こせば小学生時代、毎年のように風疹で学級閉鎖になっていました。
ということはそのころは風疹の予防接種はしていなかったということになります。
そんな訳で当時風疹に感染せず学級閉鎖の恩恵に預かっていた私は抗体を持っていない可能性はかなり高いような気がします。
この風疹、大人になってから罹るとかなりしんどいらしいです。
それだけでも感染したくないですが、それよりもっと大きな問題があります。
それは妊婦さんへの影響です。
妊娠初期の妊婦さんが感染してしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きる可能性があるそうです。
自分が患うだけならまだしも、もし妊婦さんに感染させてしまったら一大事。
しかも今ならクーポンで抗体検査と予防接種が無料で受けられるとのこと。
これは受けなければ、と行動に移すことにしました。
抗体検査は健康診断で受けられる
さて、風疹の抗体検査はどこで受けられるのでしょうか。
市役所から届いたクーポンに同封されていた説明書によると一般の病院で受けられるようです。
また、会社で行われる健康診断でも申し込めば追加で抗体検査を受けられるとのこと。
ちょうど、会社で健康診断がありましたのでその際にクーポンを持参し抗体検査を受けることにしました。
抗体検査を受けるに際して事前申し込みは特に必要ありませんでした。
健康診断の当日、受付にクーポンを持参しお願いすれば検査してもらえます。
検査は普通より少し多めに血液を採集する程度と通常の健康診断と何ら変わらない、簡単なものでした。
そして健康診断から2週間後、通常の検査結果と一緒に抗体検査の結果も届きました。
その結果は。。。
「あなたは風疹の抗体が無い可能性が高いです。」
ある程度予想はしていましたが、やはり抗体はありませんでした。
ということはこのままだといつ感染するか分からない状況ということです。
自分が感染することはある意味自業自得です。知らなかったとはいえ。
しかし、もし自分が感染源で妊婦さんを感染させてしまい、赤ちゃんに障害が出てしまったとしたらこれは一大事です。
早速、予防接種を受けることにしました。
予防接種もクーポン利用で無償
抗体検査後、返却されてきた書類をもって近くのクリニックへ向かいました。
病院によっては予約が必要になるようでしたが、普段お世話になっているそこは予約不要でした。
受付にクーポンを提示し、予防接種の問診票に必要事項を記入します。
コロナの影響で少しものものしい雰囲気ではありましたが、あっという間に接種が終わりました。
ちなみに今まではワクチン接種当日のみ風疹とインフルエンザなど複数の予防接種が可能で別日にする場合は1か月期間を空ける必要がありました。
しかし2020年10月からは1か月の空白は必要なくなり、ワクチン接種の翌日に他のワクチンを接種に行っても大丈夫だそうです。
私はインフルの予防接種には少し早いかなと思いましたので後日改めて接種に行くつもりです。
予防接種は自分の為だけではない
今回、風疹の抗体が無かったということで慌ててワクチンの接種をしてもらいました。
ワクチン接種ではHPVワクチンは長女が関係していたので気にしていました。
そして大学生になっていたので費用は掛かりましたが接種させました。
しかし、自分については全くのノーマーク。
ましてや自分が罹患することで他人へ迷惑がかかるなんて考えたこともありませんでした。
ですが、今回無料で検査と予防接種が受けられ助かりました。
これで他の人に迷惑をかけずにすみます。
今回を教訓に自分のためだけでないと言うことでアンテナをはっていきたいと思います。
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