橋本病の定期診察で薬増量になる

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医者イメージ

数年前に橋本病と診断されてから定期的に通院する生活が始まりました。
治療には投薬が欠かせないので3か月に1回病院に通っています。

今年も新年早々診察に行ってきました。
暫く安定していた病状ですが、今回はどうだったのでしょうか。

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橋本病で通院しお薬の定期処方

会社で行っている健康診断で引っ掛かって発覚した橋本病。
女性に多い病気だそうですが、なぜか患ってしまいました。

甲状腺ホルモンの分泌が少なくなるこの病気。
これが原因で様々な症状が出るのですが、私が苦しんだのは「とにかく疲れる」というものでした。

一日を過ごし家に帰ると電池が切れたかのように動けなくなる。
50代に入るとこんなに一気に衰えるのかと驚いたことを覚えています。結局年のせいではなかったのですが。

この病気、難病という訳でもなく治療法があります。

”投薬”。。。割とシンプル。

「自力で分泌しなくなったら薬で補えばいいじゃない。」

という訳で甲状腺ホルモンを薬で補充するという至ってシンプルな治療法です。

ただ、この補充量の適正量がどれくらいか。
少なければ改善しませんし、とりすぎると橋本病とは逆の症状となる”バセドウ病”のような症状に襲われます。

そこで定期的に病院に通って血液検査でホルモンの量を確認し適切な量を処方してもらう事になります。
まあ、大体治療開始時に少なめから初めて様子を見、ちょうど良い量が見つかればその後はそれほど処方量が変わることは無いようです。

ですので大体3ヶ月~半年ごとに病院へ行って診察してもらうという患者さんが多いそうです。
私もそんなひとり。

という訳で新年早々ですが、予定通り病院へ行きました。

血液検査で「ん?」

病院で受付を済ませるとまずは採血を行います。
私の場合橋本病の診察で使う”TSI””FT4”などに加えて他の数値も確認してもらっています。

今回は会社での健康診断で「リウマチの疑い」と言われたのでその検査も合わせて行いました。
なので、今回はリウマチかどうか?が診察時の気がかりでした。
また病気が増えるのも面倒だし。

採血してから1時間で結果は出ます。
診察は大分待たされて2時間が経過するころようやく診察室にから呼ばれました。

リウマチは・・・健康診断で引っ掛かった数値は確かに悪いもののその他数値は正常ということでリウマチではないのでは?との見立てでした。

ひと安心です。

ほっとしたのもつかの間、ここからが本番でした。

これまで数年間安定していた「TSI値」が基準値を超えていました。

甲状腺ホルモンの分泌が悪くなっていたようです。
そういえばここ数週間、妙に疲れることが多かったような。。。そう、電池が切れたみたいな感じ。。。あ、これ橋本病と初めて診断された時と同じだ。(´;ω;`)

という訳でお薬増量となりました。
ちなみに薬名は「チラーヂンS」というお薬です。

まあ、ここまでよく粘ったな、と思うしかないですね。

さらに高血圧の薬追加

橋本病の悪化は多少覚悟できていたのでそれ程ダメージはありません。
投薬を続ければ日常生活に問題ないですし。

それよりも心配していたリウマチが大丈夫だったことが良かった。。。しかしこれだけでは終わりませんでした。

「血圧が高いですね。」

これは私も前から気になっていました。
このせいで最近は個人的な趣味と言っても良い献血もNGをくらっています。

そんなことを先生に話していると、
「血圧を下げるお薬を出しときますね。」
お薬が一種類増えました。とほほ。

なに!ジェネリックが無いだと!

こうして診察を終え失意の中(少し大げさか)処方箋を手に薬局に向かいます。
処方箋を受付で渡し、呼ばれるまで待機。

ちなみに服用しなければならない薬は結構あります。

橋本病(チラーヂンS)
ムズムズ脚症候群(ビ・シフノール)

そして高血圧の薬(アムロジピン)などなど。
さらに薬を飲んだ際のむかつきを抑える薬もあったりします。

15分ほどで呼ばれ、薬剤師さんの待つ窓口へ行きます。

そこでお薬を受け取り、会計をして終わり。
のはずが、薬剤師さんが申し訳なさそうに伝えてきました。

「今回ジェネリックの在庫が無いので先発医薬品をお出しします。」

私は普段製薬会社にこだわりはありません。ですので後発薬(ジェネリック医薬品)があるのであればそれをお願いしています。何しろ薬代が安くあがりますから。

どうもコロナや相次ぐ不祥事などで工場停止に追い込まれたジェネリック医薬品メーカーが結構出ていてその結果供給不足が発生しているそうです。

そういえばそんなニュースを少し前に目にしたような気がします。
その時は自分の薬は問題なく出ていたので気にしてはいなかったのですが。
このタイミングで来たか。。。

申し訳なさそうにしている薬剤師さん。ですが彼女に非がある訳ではありません。
また、「何が何でもジェネリックを用意しろ!」
といったところで手に入るはずもなく。

モンスターカスタマー認定されて出禁になるのが落ち。

大人しく普段より高額なお代を支払って薬局を後にしました。

あらたなお薬とのお付き合いスタート

こうして新たな投薬生活が始まりました。

朝に甲状腺と高血圧の薬。
夜にムズムズ脚の薬と他にも睡眠導入剤。

これ、歳を重ねるごとに増えることはあっても減ることはなさそうです。

その内薬だけでおなか一杯になりそう。

まあ、まずは薬増量で橋本病の改善が第一。
そして血圧が下がれば献血再開。

これを目指して毎日忘れずに服用したいと思います。

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