最近、私の体調に少し異変がありました。
元々橋本病は持病として持っているのですが、今回はまさかの高血圧の発覚。
これは命が危ぶまれる状況。(個人的な印象です)
このまま何もしない訳にはいかんと、小さいことですが対策をうってみました。
橋本病の定期診察で少し違和感を感じる
私は橋本病を持病として持っています。
これは甲状腺ホルモンの分泌量が低下するという病気で定期的に通院し検査が必要になります。
通っている病院は公立の総合病院です。
そこで毎回血液検査と診察を受けています。
その時自分で毎回血圧を測定することになっています。
診察の少し前に病院備え付けの血圧計で測定することになっています。
最近では4月の診察の際に測定しました。
これまでは特に気にしたことはなかったのですがその日は少し違いました。
「いつもより少し高めだな。」
そんな風に思った記憶があります。
ただ、診察時にも特に血圧に関しては何も言われませんでしたので特に意識することもなく診察は終わりました。
献血に行って高血圧が発覚
そしてそんなこともすっかり忘れ、今年のGWを迎えました。
ご存じの通り今年のGWは例年と異なる異常な状況になっています。
新型コロナです。
全国的に異常事態宣言が出され、外出自粛になりました。
我が家も例外ではなく連休中も自宅にこもっていました。
そんな中コロナの影響で献血が危機的状況になっているとのニュースを目にしました。
3密を避けるということでしょうこんな時期になかなか献血に行こうという人も少ない様で血液が足らないという話です。
私は献血が結構好きでよく行っています。
橋本病になった時は献血できないのではないかとあきらめかけた時もありましたが幸いにも投薬は献血には影響なく、毎年400ml献血を限度いっぱいの3回実行してきました。
コロナで献血がヤバいのならなおのこと私が行かねば!
ということで早速献血に行くことにしました。
GWは毎年近くのショッピングセンターに献血バスが来て献血を行っています。
今年はコロナの件もあるので来ないかも?と心配していましたが血液が足りないせいもあるのか例年通りやってきました。
私も長男と一緒に行き、献血を申し込みました。
受け付けを済ませると医師との問診があります。
そこでは簡単な健康状態の確認と、もし投薬をしているのであればその薬が問題ないか確認したりと当日献血が可能かを調べてくれます。
私の場合、橋本病でチラーヂンSという薬を投薬していますので心配していたのですがこれは確認してもらって問題ないとわかっています。
ですので、いつも通り問題ないと軽く考えていました。
その場で血圧を測りながら問診を受けます。
「特に問題ないですね。」と言いながら血圧計に目をやった先生の動きが止まりました。
「ちょっと血圧が高いですね。」
そこには155/115の数字が表示された血圧計がありました。
この数値では高すぎて献血ができません。
深呼吸をして再測定。
。。。
。。。。
。。。 。。 (測定待ちの間)
。。。。175 !!!
今までの人生で出会ったことのない数値です。
念のためもう一度測定してみましたが数値は変わらず、あえなく献血不可ということになってしまいました。
恐怖にかられ血圧計の購入に踏み切る
まさかの高血圧判定で献血ができなくなり落胆する私。
いや、献血どころではありません。
自分の健康状態が相当ヤバい状況になっている現実を目の前に、少し死の予感さえ感じる私。
「これ、献血できるかどうかという問題じゃないですよね」
と問う私。
「そうですねぇ。とりあえず毎日血圧を測って管理したほうが良いですね。」
と穏やかに答える問診の先生。
素直にその言葉に従うことにしました。
とはいえ、自宅には体温計は有りますが血圧計なんてものは装備できていません。
ですが命には代えられません。
購入を決意しました。
早速帰りに家電量販店に寄り、どんなものがあるのか調べてみました。
健康志向が高まっているせいか血圧計も種類豊富に店頭に並んでいます。
方式も一般的な上腕で測定するタイプに加えて手首、さらには指先で測定するものまでありました。
価格は4,000円から1万円台とそれほどハードルは高くないようです。
そこで購入しても良かったのですが、まだ高血圧ショックから立ち直り切れていないこともあり一旦自宅に戻ることにしました。
で、結局ネット通販で購入したのがオムロンの上腕式血圧計。
上腕式が一番測定値が安定しているという説明を信じました。
オムロンの直販ショップを見てみると店頭価格と比べて相当安くなっていました。
週末セール開催中で価格はなんと3,000円ほど。
これで命が助かるのなら安いものだと即ポチりました。
血圧計を入手できれば私の高血圧状態が一時的か、はたまた慢性的なものなのか、ある程度ヤバい度がわかるはずです。
注文し、じりじりしながら到着を待つこと5日間。
ついに到着。自宅で血圧測定ができるようになりました。
血圧計を片手に生活習慣の改善に着手
到着したその日、早速血圧を測ってみました。
「169/145。。。!」
自宅では低めに出るそうなのですが、ちょっと高すぎるんじゃないかという数値が表示されています。
「。。。もしや血圧計が不良品では。。。」
機械を疑った私はたまたま近くにいた長男を捕まえ、血圧を測らせました。
すると「106/85」本人曰く「思ったより低い」測定結果とのこと。
これで機械の不良で高い数値が出ているのではないかという仮説は覆りました。
そこから数日間測ってみましたが上の数値が160~170をうろうろしていて私の55年の人生で最大のピンチと言える状況です。
このままでは命が危ないと危機感を覚えた私は動くことにしました。
動く・・・文字通り運動です。
長続きする運動の方が良いだろうと家の中で出来る運動を始めました。
具体的に言うと
“踏み台昇降”
踏み台があればどこでもできますし、テレビを見ながらすれば気もまぎれます。
まずは左右各100回で様子を見ることにしました。
翌日から暫く筋肉痛に襲われたことは言うまでもありません。
そして食生活の改善にも着手しました。
具体的に言うと
“毎日納豆を食べる”
あまり得意ではないのですが納豆に含まれるナットウキナーゼの効果に頼ろうという作戦です。納豆は比較的お安いですし。
この運動と食生活、なんとも小さいことですが毎日続ければ何とかなるのではないかとすがるような気持ちで始めています。
そして小さいことのおかげで今のところ続けることができています。
対策した効果はあったのか
こうして小さなことですがコツコツと続けること約1か月。
その間毎日血圧は計っています。
記録はGoogleスプレッドシートに記録しました。
スマホが手元になればすぐ記録できますのでスプレッドシートはすごく便利です。
そして肝心の血圧値はどうなったのか?
ここ1週間ほどは上の数値が130~140、下の数値が100~115辺りになっています。
どうやら命の危機は去った模様です。
結局今回何とか血圧値を正常なところまで持って行くことができました。
ただ何が良かったのかはよくわかりません。
・運動したことが良かったのか?
・毎日の納豆が功を奏したのか?
・そもそも一時的なもので何もしなくても治まったのか?
どれも決め手に欠けるような。。。
ただ、運動することに越したことはありませんし、食生活も納豆を食べるだけならさほど苦になりません。
この程度で健康が維持できるのであればこれからも続けていこうかと思います。
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