ソーシャルレンディング投資の3年間。。。得るものはあったのか。

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マルペケイメージ

私が投資として行っている中のひとつ、ソーシャルレンディング
クラウドクレジットが扱うファンドに投資してから早いもので3年が経過しました。
何かとトラブルに見舞われるソーシャルレンディング。私は直撃こそされていませんがそれなりにリスクにはさらされています。

そんな3年間の運用結果と今後のソーシャルレンディングとの付き合い方を考えてみました。

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私が利用している運用会社は2社

ソーシャルレンディング(SL)とはクラウドファンディングの1種になります。

このサービスをざっくり言うとSLを運営する会社がウェブサイトなどを通じて資産運用をしたい個人に出資を募りその資金を企業に融資するというものです。
比較的高い利率ということもあってSL運営会社によってはファンドを募集すると申し込みが殺到し直ぐに募集終了というかなり人気のあるSL運営会社もあります。

それとは逆に結構怪しい運営会社もあったりとSLでの運用は割とリスクが高いという面もありますので資産運用にSLを使うというのはお勧めしにくかったりもします。
そんなSLですが私は今のところ2社で運用をしています。

初めてSLでの運用を始めたのは「クラウドクレジット」です。
ここは海外の案件に特化した運営会社です。
融資先は東欧やカメルーンなど資金調達が難しい国の事業者に貸し出すことで比較的高いリターンを得ようというファンドです。

もう一つは「Funds」
こちらは国内の貸付を行う運営会社ですがSLとしては結構後発ということで、従来のSLが持っているデメリットを出来るだけ抑えた貸付の枠組みを提供している運営会社です。

こちらは結構人気があってファンドの募集があるたびに数分で「満額成立」。クリック合戦が必須となっています。

その2社への私の投資額ですが元本ベースでクラウドクレジットには60万円、Fundsには15万円ほどとなっています。
もっと資産比率をあげようかと考えた時期もありますが何かと事件に見舞われるSL界隈でしたので最近の追加投資は滞っています。

ソーシャルレンディング2020年5月時点の成績は?

こうして今年の5月でクラウドクレジットでの資産運用は丸3年を迎えました。
途中為替の影響で期待以上のリターンが得られたり、逆に外貨ベースでは利益があったものの為替を加味すると元本割れになったり、はたまた返却遅延の影響をくらうなどSLの醍醐味(?)を結構味わってきました。

こんな状況ですが私はかろうじて致命傷は逃れている様子。

その結果の資産額は現時点でプラスになっています。

679,267‬円(投資元本60万円)

その内、ここ1年間のリターン金額は31,800円ほどです。
利回りにすると年率で約5%という計算です。
プラスですのでSLへの投資は悪くはない結果になっています。

そして新たに加わったFunds
私はサービス開始と同時に口座を開設したのですがFundsのファンドは最初から超絶人気でした。
とにかく新規案件の募集があってもクリック合戦に負け続けて投資のスタートを切ることができません。

何度か申し込めずあきらめかけた頃、ようやく投資ができました。
それが昨年(2019年)の6月。
口座開設から半年ほどが過ぎていました。

ソーシャルレンディング「Funds」への投資。半年かかってようやく実行
私がソーシャルレンディングへの投資を始めてからおよそ2年が経過しました。そんな私が新たなソーシャルレンディングの「Funds」に口座を開設し投資をしようともくろみます。しかし人気の高さでなかなか投資を開始できませんでした。そうしてあきらめつつあったのですが、ようやく投資を実行することができました。

そんな状態ですので償還されたファンドは現時点で一つだけ。
償還額も2,435円とさほどではありません。
ですので結果5月の時点での利益は1.6%という状態です。

こんな状況ですので実際のSLの運用成績は私の場合、クラウドクレジット次第で決まることになります。
そして何とか利益を得ることができています。今のところですが。

これからソーシャルレンディングをどうする?

「石の上にも3年」とよく言います。
直ぐに結果は出ないけれども長期間頑張って辛抱すれば必ず成功するということわざです。

始まったばかりのFundsはともかく3年たったクラウドクレジットはそろそろ総括しても良い時期かと思います。

ここまでを振り返るとクラウドクレジットは大体年率5%程度という成績でした。
当初貸付先によっては機体利回りが10%近くあるという触れ込みだったのですが、実際にはそれほど突出した利回りとは言えないところです。

それでも確実に償還されるのであればよいのですが海外への投資ということもあり、結構なリスクもあったりします。

実際カメルーンへの投資案件などはかなり元本を棄損しています。というかいつ償還されるのかも不明。
結局投資先も今のところ安定して償還されている「東欧金融支援ファンド」ばかりになってしまいました。しかも為替ヘッジありばかりです。

投資したファンド数は多いですがこれ、分散しているのか?となると疑問です。

さらに、資金拘束されてしまうのもデメリットです。
一度投資すると途中解約できず償還されるまで待たないといけません。
ですので、現時点の運用中資金を全て現金化しようと考えると数年かかってしまします。

これなら、投資信託とかでいいんじゃないか。。。
折しも新型コロナの影響で世界的に景気が悪くなりそうな情勢です。
下手すれば貸し倒れも出てくるかもしれません。SLでは貸し倒れがあっても何も補償はなく、全ての損失は自分が被ることになります。

そんなことを考えていると、わざわざSLを使わなくても投資信託しとけばいいんじゃね?ということになってしまいます。確かにそうだ。
投資信託ならほぼ資金拘束もないし。。。

追加投資はやめて複利効果も期待しない方針に変更

そういった訳でSLへの投資は個人的に曲がり角を迎えました。
これまでは償還されるごとに全額再投資という形をとっていました。複利効果を期待してです。

しかし、SLのリスクからあまり投資額を増やしていない現状では複利といってもそう加速度的に資産は増えません。
ですので今後は投資元本は償還毎に再投資に回すけれども利益分は払い出すことにしようかと思っています。

クラウドクレジットの場合月1回の払い出しは手数料がかかりませんので損はしないかと。。。
順調なら年間数万円の利益は出そうなので私の貴重なへそくり源として暫くは続けてみようと思います。

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