大腿骨骨折、手術、リハビリそして高額療養費

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松葉杖の写真

人生一寸先は闇。いつ何が起こるかわかりません。
先日、ちょっとした油断と不注意で結構な怪我をしてしまいました。

手術、入院そして会社は休職。

復帰の道のりとそこまでにかかったお金のまとめです。

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一寸先は骨折

順風満帆という言葉がありますが、たとえ今そうだとしても未来永劫続くとは限りません。
いや、人生山あり谷ありのほうがある意味リアル。

私個人でも新卒以来30年ほど勤めた企業をリストラとなりアラフィフで初の転職を経験、大幅に収入が減るものの頑張ってその会社で役員まで昇進するという山-谷-山(現時点)を経験してきました。

そして今年は長女の就職も無事決まり、まさに順調だなあと思っていたのですがそれほど甘くはありませんでした。

まさかの大怪我。。。です。

それは令和5年の1月末に全国を襲った大寒波のことです。
大雪の影響で道路で立ち往生が起こったり、鉄道に何時間も閉じ込められる乗客が出たりと結構な災害級の寒波となりました。

そんなときにたまたま休暇を取っていた私。
大雪の中、会社に行かなくても良いという運の良さ。
それをわざわざ棒に振るべく、せっかくの休暇だからと私用ででかけてしまいました。

これが不幸の始まり。

目的地までは約20km、車での移動です。
道路は結構な積雪でしたが我が愛車は雪に強いスバルのAWD、もちろんスタッドレス装着という万全の状態です。

実に安定した走行で目的地まで行くことが出来ました。

しかし、そこから先は考えていませんでした。
現地での移動は当然徒歩。
そして靴はノーマル底、当然AWDのような装備は私の脚には装備されていません。

まさに無防備です。

また、道路の雪も溶け始めていて思ったより滑らなかったのも油断を生みました。

そして、その時がやってきました。
信号のある交差点に差し掛かった瞬間、踏み出した右足が一気に左に持っていかれます。

「うわ、滑った!」
と思ったときには既に地面に叩きつけられていました。
ぶつけた右腰に痛みが走ります。

結構人通りの多い交差点でしたので恥ずかしさもあり速攻で立ち上がります。
足元を見ると信号待ちの人たちに踏み固められたそこだけ固いアイスバーン。
しかも少しスロープになっているため一気に滑って転倒してしまったようです。

で、慌てて起き上がったものの右足がどうもおかしい。
股関節辺りに激痛があり、右足がうまく動きません。

なんとか信号は脚を引きずりながら渡ったものの異常な激痛にそこで動けなくなりました。
痛みで吐き気もしています。

しばらくそこでじっとしていましたが、痛みは全く引く気配はありません。
むしろひどくなる一方。

「もしかしたら股関節を脱臼したか。。。」

ここで観念し119番をダイヤルしました。

そして、病院に運び込まれ早速診察を受けます。

診察の結果は。。。

大腿骨骨折

脱臼どころの騒ぎではありませんでした。
こうして思いがけない入院生活が始まりました。

怒涛の治療開始

ここからは怒涛の治療が始まります。

  • 1日目:転倒ー救急車ー骨折判明ー入院
  • 2日目:手術
  • 3日目:リハビリ開始、歩行器で歩く
  • 4日目:松葉杖(2本)の練習
  • 5日目:松葉杖(1本)の練習

あっという間に松葉杖一本での歩行訓練までたどり着きました。
当然骨折部は金属で固定したと言っても動けば激痛に襲われます。

ですが、大腿骨骨折はスピードが命だそう。
モタモタしてたら運動能力がワンランク落ちますよ、と脅されました。

実際普通に歩けていた人が杖が必要になったり、杖の人が車椅子になったりする事例が結構あるそうです。
それを防ぐためには筋力が落ちないうちに座る練習からスタートし車椅子に乗り移る練習、歩く練習とどんどん進めていく必要があるそうです。

とはいえ、今回車椅子など乗ってないし、割と手順をとばされた気が。。。

その後も暇があれば一人でウロウロ病院内を徘徊するという自主トレを繰り返し、この怪我としては相当早い手術後15日での退院にこぎつけました。

自分、頑張った。

まだまだ松葉杖は手放せませんし、しばらく自宅療養になるものの我が家に帰ることが出来て金銭面でも精神面でも一安心です。

後は自宅で自主リハビリしながら数回の通院で完治を目指すことになります。

さて、かかった費用はいかほどか

こんな非常に痛い大腿骨骨折ですが、懐にも大ダメージを与えてくれました。
私は医療保険には入っていないので全て持ち出しになります。

ただし、高額療養費制度がありますので一定額を超えた分については健康保険でカバーしてもらえます。
残念なことに月末に怪我をしたので入院が月またぎになってしまいました。

月内に入院から退院までできていれば一ヶ月分の限度額支払いで終了でした。
しかし今回は入院・手術が1月、退院が2月でした。

腐っても取締役の私の場合限度額が約16万円。
一ヶ月で収まっていればどれだけ高額になったとしてもこの金額で済みましたが、2ヶ月にまたがったので同じ金額がかかったとしても負担額は計32万円になってしまいます。

さらに、急な入院ということで病室が空いておらず入院期間の半分ほど個室となっています。
病院都合なので交渉の余地はあったのですが、コロナ渦でそれでなくても大変な時期に雪で滑っての入院です。
病室が無いと言われても仕方がないかと差額ベッド費用も受け入れました。

その結果かかった費用はどうなのか?

1月分
保険適用分:169,183円(手術・入院6日・リハビリ等@限度額適用)
食事療養費:7,820円
差額ベッド代:48,000円(個室6日分)

2月分
保険適用分:118,700円(入院10日・リハビリ等)
食事療養費:12,880円
差額ベッド代:0円

合計366,383円

この間、会社も休職となりますので給料もかなり少なくなります。

収入が減って支出が激増。。。厳しいです。
。。。が少しは取り返すことが可能。

それは傷病手当、そして高額療養費合算制度です。(後日まとめる予定)

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