病院で地獄を見た思い出…手術後仮縫いの恐怖

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ここ最近での一番のトピックスはやはり、家族の入院です。
入院だけで済めばよかったのですが、病院に行ったときにはかなり悪い状態だったので手術ということになってしまいました。

 

「もっと早く病院に行っていれば」
後悔のセリフが自然と出てきます。
では自分はどうなのかと振り返ってみると、過去に同じことをやらかしています。
今回の入院騒ぎで記憶がよみがえってきました。
せっかくなので記録がてら書いてみたいと思います。(2回シリーズの予定)


...あれはまだ、結婚して間もないころ、私が30代だった時です。

思い返せば、異変はその2か月ほど前からありました。

 

異変その1・・・腹痛

時々動けなくなるほどの激しい腹痛に襲われるようになりました。
ただ10分ほどで収まりますので「変なものでも食べたのかな」程度に考えて特に気にしていませんでした。

 

異変その2・・・鼻水

そうこうしているうちに、妙に鼻水が出るようになってきました。
季節は春です。
「ついに花粉症になってしまったか」
などと思いつつ鼻をかむと、とめどなく鼻水が出てきます。 
しかも、その鼻水がいつもと少し様子が違います。
深緑というかどす黒いというか、とにかく普通の鼻水とは全く違う色をしています。
ここで、異変に気付けばよかったのですが、残念ながらスルーしてしまいました。

 

そしてついにその時がやってきます。

。。。発症。。。

最初はそれほどでもありませんでした。
少しの腹痛と熱っぽい感じ...風邪かなと思ったぐらいです。
たまたま休日だったので、その日はおとなしくしていようと風邪薬を飲んで横になっていました。

 

ですが、腹痛は一向に収まりません。
夜になり、腹痛が激痛に変わっていきます。
これは普段と違う、おかしいと思い、翌朝までに収まらなかったら病院に行こうと考えながら布団に入って堪えていました。


しかし、深夜になってますます痛みは増し、ついにピーク。

我慢どころか、のたうち回るぐらいの痛みです。
これ以上は無理、やむなく救急車を呼ぶことにしました。

 

救急車で病院に運び込まれた私は、すぐに診察してもらえました。
おなかが痛いということで、超音波エコーでの診察です。
エコーを見終わって先生の言葉を待ちます。

 

「最初虫垂炎(盲腸)と思ってエコーで見たのですが、炎症がひどすぎます。虫垂炎ではなく大腸の炎症かも知れません」
とドクター。
虫垂炎だと腹腔鏡での手術が一般的ですが、今回特定できないので開腹手術になるとの事。
痛みを我慢しすぎた自分を後悔しながら手術に同意しました。

 

そして、そのまま手術。無事に終了したようです。
終了後、まだ麻酔が抜けきらないぼんやりした状態でドクターの説明を受けます。

 

ドクター(以下D)「開腹して確認した結果、虫垂炎でした。が相当悪い状況で腹膜炎になっていました」

 

私(以下T)「そうでしたか。。。痛いのを我慢しすぎたか。もっと早く来ればよかった。」

 

D「で、あまりにも炎症がひどいので、炎症がおさまらずに悪化して再手術になるかもしれません。その為切ったところは縫合してません。」

 

T「はい?」(意味が分からない)

 

「縫合してしまうと、開腹したところが塞がってしまうでしょ。そうすると再手術になった時に面倒なので、糸を通しただけにしてあります。」

 

一気に目が覚めました。
まさかの”仮縫い”です。
今こうしていてもおなかの傷はぱっくり開いているのかと思うと身動きするのが恐ろしくなってきます。

 

この仮縫いという手法、普通ではないことはガーゼを交換に来た看護師さんが傷口を見て動きが止まってしまったことからしても明らかです。

「確認してきますね。」

こわばった笑顔を残してナースセンターに駆けていった彼女の後姿を苦笑しながら見送ったのは今では良い思い出です。

 

結局その状態で過ごすこと3日。
炎症は収まったという事で縫合してもらえたのですが、それがまた地獄です。
ベットに横たわったまま麻酔無しで糸を縛り上げていきます。

 

昔みた映画ランボーで主人公が麻酔無しで傷口を縫うというシーンがあったのを思い出します。
ランボーが激痛で顔を歪めていましたが、それが判りました。確かに激痛です。

 

こうしてようやく縫合してもらえたのですが、仮縫いが響いたのか傷口の塞がるのが普通より遅くなってしまい、それはそれでツラかったのを今も忘れられません。

 

そして、もう一つ分かったことがあります。
手術後、鼻にチューブが通されていました。見ると深緑色した例の鼻水が出てきています。
ドクターに「これ、何ですか?」と聞いたところ
「胆汁です。」とのお答え。
鼻水ではありませんでした。

 

この時の教訓。
痛みは極限まで我慢しない事。
なぜなら、散々痛い目をした後も病院でさらに痛い目にあうから。

 

そして鼻から緑の鼻水が出てきたら、即病院に行くこと。
それは鼻水ではなく異常を知らせる液体なので。

 

そしてこの教訓が生きるときがこの数年後に起こります。
その時も別の地獄を見ることになりますが、それは次回に回したいと思います。

手術中に麻酔が覚めることってあるの?っていう体験。

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