有給休暇消化作戦(教育編)

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私は今の会社に採用された月が4月ですので、有給休暇の付与更新月が毎年10月になっています。(有給休暇は一般的に入社6か月後から付与されるので起点が10月。)
このブログを書いている今は8月ですのでそろそろ休暇付与の更新月が近づいてきました。
で、現時点の有給休暇の残日数がどの位かというと「残り3日」という状態です。

今後1ヶ月間の予定では9月に通院で1日休みをいただきます。これは確実です。
この1日を差し引くと残日数は2日。
この残った2日については無理に消化せずに体調不良などの予期しない事態で休む可能性も考え、予備分として残しておいても良いのかなと考えています。
もし消化しなくても翌年に持ち越し可能ですので無駄にすることにはなりません。

ということで、この1年は有給休暇の取得がほぼ完全消化に近い結果となりました。
この有給休暇の取得ですが、振り返ってみるとこれほど順調に有給休暇を消化した経験はサラリーマン歴30年超にして初めての事態です。
前に勤めていた会社では、毎年相当な日数を消化しきれず残してしまい、また毎年付与される有給休暇が最大付与日数に達していましたので翌年に持ち越すことも出来ず、結局捨てることになっていました。

ただし、これは会社が悪いわけではありません。
幸い会社側も昔とは違い有給の取得を推奨していますし、それに加えて労働組合からも厳しく管理されていますので休暇の取得についての環境はむしろ整っていたと思います。
ただ、私自身が休暇に対して昔からの意識が変わっておらず、結果的に取得できていなかったというのが本当のところです。

そんな古い考えだった当時の私は、有給休暇の取得に対して、
「休んでも誰かが仕事を変わってくれるわけでもない。結局翌日残った仕事をしなければならないので休むと後でしんどいだけだ。」
こんなことを言っていましたのが思い出されます。
今思えばこういう先輩を見ている後輩たちへも休暇取得を阻害するプレッシャーになっていたように思います。

そういった、日本人特有のよろしくない感覚を持っていた私ですが、最近この考えを改めることにしました。
その理由は私の子供たちのためです。
子供たちのためと言っても「家族と一緒の時間を増やしたい」というものではありません。
むしろ一緒に過ごそうと思っても、既に高校生の子供たちですから逆に断られてしまいます。悲しいですがそれが現実。

そういうことでは無く私が思っている「子供たちのため」というのは、有給休暇の考え方についてです。
というのも私は子供たちの最も身近にいる社会人ということになります。
ですので、私の行動が社会人のモデルケースとして彼らにとっては一番判りやすい例になっているのではないかと思います。
一緒に暮らしているのですから私の仕事ぶりも何となく判っているでしょう。

そんな私が昔の価値観よろしく有給休暇も取らずに働き続けていると、子供たちも就職後に休暇は取りにくいものと思い込んでしまうかもしれません。
それを恐れています。

私のことを振り返ってみると、実際私たちの親世代は休暇の取得はおろか、土曜日も普通に仕事をしていた世代です。
私自身その姿を見て育ったせいかどうも休暇を取るのに気が引けるという感覚が刷り込まれているように思います。

しかも私が社会人になった当初は会社の上司も同じ世代ですので有給取得に否定的な雰囲気が当時の職場では出来上がっていました。
そんな職場では、病気ならやむを得ないが(それでも渋々でしたが)それ以外で休むとはけしからんというのが当時の一般的な反応だったと思います。

そういったこともあり、当然ながら私もその空気に染まっていくことになります。
その結果、そこまで頑張らなくても良いのに体調を崩したときのみの年数日の有給取得のみで結局それ以外に休暇の消化が出来なくなっていったような気がします。

そんな私の姿を子供たちが見て、将来社会人になった時に休暇を取りにくいと感じたら「負の連鎖」、これでは親として申し訳ないなと気づきました。

そこで、ここ数年は出来るだけ有給休暇を取得することを心がけるようにしています。
特に用事が無くても単に休養と言って休む時もありますし、この夏の場合は子供のオープンキャンパス訪問に付き添うために有給を利用したりもしました。

子供たちとしてはまさか自分たちの勝手な都合(オープンキャンパス)のために休暇が取れるのか?と意外な様子でしたが、これこそ目論見通り、休暇の概念が子供たちの中で変わってくれれば成功です。

今まであまり学校で教えてくれないこととして「金融リテラシー」が大事だなと思っていましたが「働き方」というのもあまり子供たちには実感しにくいものだなあと最近感じています。

金融リテラシーは私自身が大丈夫なのかという不安もあり子供たちに教えることに躊躇してしまっていましたが、働き方については私の経験から色々教えることが出来そうですのでまずはそっちで頑張りたいと思います。

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