先日長年にわたって加入していた生命保険を解約し掛け捨ての定期保険に乗り換えました。
その目的は月々支払う掛け金の削減です。
これで月1万円程度の出費が抑えられたことになるのですが、合わせて解約返戻金という臨時収入が入ってきました。
さて、この少なくないお金。せっかくなので有効に使いたいものです。
私なりに考えてみました。
30年以上加入した生命保険の返戻金が振り込まれる
生命保険との付き合いはかなり長いです。
当時新卒で入社した会社に出入りしていた保険会社のおばちゃんに乗せられて加入し途中で見直しはしたものの加入し続けていました。
その後リストラで転職し、かなり収入が減った際も自動車保険や医療保険は見直しましたが生命保険はそのままにしていました。
それにはこの保険は私に対するものではなく、私にもしものことがあっても家族が安心して暮らせるようにという補償の性格があったからだと思います。
しかし、冷静に考えると掛け金が高いことは否めません。
そしてついに掛け捨ての定期保険に乗り換えて生命保険は解約することとなりました。
解約したとき実に加入期間は33年にもなっていました。
手続きが面倒そうだった解約ですが、割とスムーズに進み最後の手続きまで1週間とかからずに終わっています。
そして、解約返戻金も滞りなく私の口座に振り込まれました。
その額100万円超です。
30年以上も加入してこの額というのは少ないのかどうか?などと考えるのは置いておいて少なからずいただいたこの資金。有効に使いたいものです。
コロナショック真っ最中ぼタイミング
さて解約返戻金。
振り込まれたのは楽天銀行の普通預金口座です。
楽天銀行は楽天証券と連動させることで普通預金としては破格の利率0.1%で預かってもらえます。
もちろん私も0.1%の金利がいただけるように楽天証券と連携済みです。
とはいえ現実的に年利で0.1%となると100万円を1年間預けたとして利息は1,000円。
税金を引かれると800円が手取りになります。
少し…いや相当これは物足りません。
「やはり運用に回すか。」との決断するのにそれほど時間は必要ありませんでした。
そして、現在(2020年3月)投資界隈の状況は結構えらいことになっています。
新型コロナの影響か全世界的に株価は下落。リーマンショック以来との話も出てきています。
私も株式はおろか投資信託、J-REITまでも暴落に巻き込まれてしまいました。
私も3月だけで200万円以上のマイナスをくらいました。しかもまだ底は見えていないように思います。
そんな最悪ともいえる状況ですので追加投資については怯む部分もあるのですが、逆にチャンスかもしれません。
そんな葛藤もあったのですが、今回入金された解約返戻金は予定外のお金です。
無理やり余裕資金と納得させました。
そして現在荒れくるっている投資の海に投入することにしました。
まずはジュニアNISA
私には現在大学生になる子供が二人います。
その子供たちにも投資を身近に感じてもらいたいと思いジュニアNISAでの運用を行っています。
投資している先は「セゾン投信」です。
今年20歳になりジュニアではなくなる予定ですが、まだジュニアNISAとしては最後の投資枠が残っています。
そこで子供たちの投資資金として使うことにしました。
投資する投信は”セゾングローバルバランスファンド”。これまでスポットで3回ほど投資してきた商品です。
こちらに最後のスポット購入として20万円ずつで計40万円投資しました。
これについては子供たちのマネーリテラシーに役立つことと私ぐらいの年齢になるときに大きく育っていることを期待しています。
そして高配当株式への投資
さて、子供たちに計40万円を回しましたので残りは60万円ほどになります。
折しも世の中は新型コロナが席巻しています。
その影響で世界中の株式が下がっています。
そんな中何に投資すれば良いのでしょうか。
あてにしていなかったお金と言えどもあっという間に溶かすわけにもいきません。
保有株の株式を見ると多くが含み損になっています。
含み益があるのはほんの数銘柄という証券会社のマイページを眺めていると気持ちが悪くなってきそうな状況です。
そこで、高配当ETFを購入してみました。1株で3万円以下と投資しやすいところと銘柄分散されているので多少安心なような気がします。
これでいったん気持ちを落ち着かせました。
後はいずれ価格が戻ってくれることを信じてナンピンを実行しました。
JT、ヤマハ発動機、三菱ケミカル・・・
皆かなり下がっていますので原資が60万円とさほど多くはないわりに複数銘柄を購入できてしまいます。
株価が下がっているおかげで配当率はえらいことになっていますし平均購入価額も下げられました。今のところ。
さらに同じく大幅下落しているJ-REITも1銘柄購入。これもチャレンジです。
あと少し残っていますがこれは本当の余裕資金として暫く様子を見ることにしました。
来週にはもっと悲惨になっているかもしれませんし。
解約返戻金で暴落時の買い向かいができました
私はこれまでリーマンショックは経験していなかったのですが、その後にあったチャイナショックやブレグジットなどは経験しました。
今となっては「株価が安くなったその時に買い増ししていれば結構資産が増えたのに」と後悔してしまうのですがいずれの「ショック」でも結局身動きはとれませんでした。
やっぱり怖いです。
それが今回は生命保険の解約返戻金という臨時収入があったこともあり私の暴落史上初めて追加投資できたと思います。
さて、これが吉と出るか凶と出るか。。。
せめて配当は維持してもらえれば助かるんですが。
今はコロナの終息を祈るばかりです。
コメント