ソーシャルレンディング投資の2年目成績振り返り

私がソーシャルレンディングという投資方法を知りその中でクラウドクレジットを選んで投資を始めてかれこれ2年になります。
その間、ソーシャルレンディングというくくりでは遅延や貸し倒れなどの問題もありこのジャンルへの投資はどうなのか？という疑問も持ったりしました。

そのためあまり多くの金額は投資していないのですが、撤退することもなく今まで来ています。
そのクラウドクレジットでの2年目の結果はどうだったのか？まとめました。

私のソーシャルレンディングへの投資状況

私がソーシャルレンディングを知り、投資を開始したのは2017年のことです。
入出金履歴を見ると初めて投資として預託金を入金したのが2017年の4月末。
その投資額はお試しとして10万円でした。

お試しとして、そして記念すべき最初の投資案件は次のファンドです。

東欧金融事業者支援ファンド15号

運用期間は7か月で期待利回りは10.4％（年率換算）のファンドでした。
この初めてソーシャルレンディングに投資したファンドは非常に好調で期待利回りを大幅に上回る23.1％もの利回りをもたらしてくれました。

10万円の投資に対して7か月の運用で11,570円（税込み）の利益です。
この体験から継続して投資することを決意しました。
そして、毎月分配金を貰おうと最低金額の1万円から5間年程度を投資し続け現状投資元本は60万円となっています。

そんなにおいしいのならもっと投資金額を増やしてもよさそうに思いますが、このソーシャルレンディングはリターンも“そこそこ”ならリスクも“そこそこ”、私的に許容できる投資額はこの程度と考えています。

こうして投資を始めたわけですが先の「東欧金融事業者支援ファンド15号」をはじめ1年目の投資状況は絶好調でした。
それには為替が影響しています。

クラウドクレジットの扱う投資案件は海外の案件です。
ですので為替の変動が利回りに大きく影響してきます。
現地通貨での利回りは予定通りになっても為替の影響で実際の利回りは大きく変動してしまいます。

これが最初の1年は有利に働きました。
そして初年度に投資した元本32万円に対して得られた利益は23,000円余りの利益が得られました。利回りにして7.4％です。

このように最初の1年間で得られた結果は非常に満足がいくものでした。

さて、こうして迎えたソーシャルレンディングへの投資2年目です。
投資初期の好成績に気をよくした私はそのまま継続して資金を投入し、投資額は合計で60万円になりました。
こうして初年度に得られた利益分23,000円を加えて投資元本は623,000円になっています。

利益を投資元本に上乗せできたことで2年目は福利効果が得られるはずです。
そのため私は2年目に大いに期待していました。
しかし、そんなに甘くはありません。
2年目は初年度に有利に働いた為替が思いっきりマイナスに触れてしまいました。

現地通貨での利回りは予定通り達成できたファンドでしたが、為替の円高進行の悪影響で予定した利回りを食われてしまう状況です。
それだけならまだしもトータルでマイナスに陥るファンドも出てきました。

投資初年度は為替で喜んでいた訳ですが、2年目は為替で泣くことが多くなってしまいました。よく考えれば悪い時もあるのは当たり前ですが。
この経験から分配金の再投資については“為替ヘッジあり”の案件に投資するように方針を変えるようにしました。

で、結局2年目の利回りはどの程度だったのか？

投資元本（623,000円）に対して得られた利益は15,500円ですので計算すると、
約2.5パーセントの利回りになりました。

ソーシャルレンディングの2年目利回りは2.5％と1年目より低くなってしまいました。

私がメインで行っている投資信託と比較してみると、投資信託の利回りが2018年度で約0.5％でした。
それと比べると利回りが高く良かったように見えますがリスクの割にはリターンがそれほどではなく物足りないというのが率直な感想です。

とはいえそれなりの利益はありましたので、追加投資はしないもののこのまま資金を再投資して回していく程度なら継続しても良いのかなと思っています。

現在私のソーシャルレンディング投資クラウドクレジットのみですが、新たに投資しようと“Fands”にも口座を開設しました。

しかし、こちらについてはすごい人気でいまだに募集案件があってもクリック合戦に負け続けていて投資できていないのが現状です。
とはいえソーシャルレンディングへの投資もクラウドクレジットだけではなく少しは分散したいなと思っていますので3年目に向けてクリック合戦に勝利すべく頑張りたいと思います。