自動車保険で経済的全損と判定された結果どうなったのか

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車買い替えイメージ

地方在住だとどうしても必要になる自家用車。自転車感覚でひとり1台なんて家庭も普通に存在したりします。
結構高額な物にも関わらず定期的に買い替えが必要になります。
我が家でも買い替えようと計画していた矢先、予想だにしない自損事故を起こしてしまいました。

その結果、買い替えに向けて妙に有利な事態へと発展していきます。
今日は保険に詳しければあたり前のような、とはいえあまり知られていない話です。

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地方在住のクルマ事情

我が家には自家用車が2台あります。
私用の普通自動車と妻用の軽自動車です。

私用は主に通勤に使用していて、妻用は買い物や子供の送迎に使っていました。
そして最近長女が免許を取得しましたので妻の軽自動車は長女も使用するようになっています。

そういった感じで使用している訳ですが、クルマって言うものは「一度買えば一生もの」ということもなくある程度すると更新しなければなりません。
妻の軽自動車も購入してから10年が過ぎ走行距離も13万キロを超えています。

また、最近はやりの事故軽減ブレーキなんて言うものもついていませんので、運転に不慣れな長女が使用するのには一抹の不安もあります。

そんな訳で軽自動車をそろそろ買い替えようかという話が出てきました。

軽と言えども高い!そして下取りはほんとに安い!

早速ディーラを回って実際の軽自動車を見てみると・・・最近の軽はすごいです。

全長と幅こそ規格がありますので変わっていないはずですが、それでも室内は広々としててインテリアも高級感満載。
そして安全装備もてんこ盛りです。

もう軽だからと卑屈になる時代は終わっているようです。
しかし、こんな状況ですので当然ながら価格は高くなっています。
試しにスタンダードなタイプで見積もってもらったところ。。。

190万円!!!

えげつない価格です。
これだけ出すのなら普通車が買えるんじゃないの?という価格に我々夫婦ともどもすっかりビビってしまいました。

ただ、今のご時世では安全装備などがてんこ盛りになっていますので以前と比較して値段が上がってしまうのはある程度仕方ないのかもしれません。
そう納得させ、あとはどの位値引きができるのか?というところが焦点になってきました。

さて、値引きには2種類あります。
一つは単純に値段を安くする値引き。これはお互いの駆け引きで価格は変動します。
もう一つは「下取り」です。

この下取りが時として値引きの名目に使われます。
我が家のように10万キロ以上走行した古い車の場合はほとんど下取り価格は有りません。
しかし、値引きできない代わりに下取り価格を高くして実質値引きするという手法がよくとられます。

値段が付かないのは判っている我が家の「軽自動車」下取り価格のサービスに期待するしかありません。
その価格はいかに。。。
。。。2万円
まあそうでしょうね。

様子を見ようと思っていた矢先にまさかの。。。

こうして軽自動車と言えども結構まとまったお金が必要になるということがわかりました。
ただ、まだ我が家の軽、元気に走ってくれています。

ですので即、買い替えということをせず、もう少し様子を見ることにしました。
どうせ下取り価格は変わらないでしょうし。

そんな矢先に事件が起こりました。

それはまさかの自爆でした。
クルマをバックしようとして間違えて前進させてしまい前方に激突するという自損事故。
人にも車にもぶつかることなく被害は自車だけだったことは不幸中の幸いでした。
そしてさらに幸いだったのは任意保険の車両補償をつけていたことです。

保障に5万円の免責はあるものの、車の補償上限額(50万円)を加入していましたので5万円の負担で修理できると少し安堵しました。これも相手がいなかったので安堵できたわけですが。

こうして我が家の軽自動車は保険会社経由でレッカーにひかれ、修理工場へと運ばれていきました。

経済的全損という言葉を初めて知る

自爆した車は修理工場に運ばれ、あとは修理を待つだけです。
修理工場は保険会社提携のところにお願いしましたので代車費用は無料、修理箇所は永久保証などの“特典”(?)がついています。

連絡関係も保険会社と修理工場が直接してくれますので少し楽ちんでした。
そして修理工場からはなるべく中古の部品を探して免責金額である5万円を補うように工夫してくれるとのお言葉をいただきました。

後はいつ修理が完了するか?です。
ところが意外な連絡が修理工場からありました。

「思いのほか損傷が激しく、修理代が50万円で収まりそうにないです。
 ですので、車両補償を使うと“全損”になります。
 どうしますか?」

。。。全損?
車両補償の上限を超えた場合はその金額を自己負担すれば修理できると思っていましたが、どうも違うようです。
そこで、保険会社に問い合わせをしてみました。

するとこういうことだそうです。

車両補償の金額の範囲内であれば修理費用を補償することになる。
ただし、保証金額を超えた場合は全損という扱いになり保険を使った修理はできない。

そしてここからが重要です。

全損となった場合は、免責金額関係なく上限額全て保険金として支払ってもらえます。
(事故車は保険会社が引き取り、廃車手続きをする)

今回は車両保険の補償額が50万円ですので、50万円が保険金として支払われます。
その代わり事故を起こした車は修理せず保険会社に所有権が移り没収される。

これがいわゆる経済的全損だそうです。
このほかに“物理的全損”がありこちらは修理不可能なほど壊れてしまった場合です。

“経済的全損”の場合は修理が可能ですのでよほどその車に愛着があれば修理することは可能。。。ただし保険は使えませんので全て実費負担となります。

保険会社と修理会社両方から「どうしますか?」と聞かれた私。
割と気に入っていたクルマではありますが、即全損を選択しました。

補償金という臨時収入でクルマを買い替え

さて、思わぬ経済的全損によって我が家にあった2台のうち1台が失われてしまいました。
残った1台は私が通勤で使っていますので早急に車を手配しなければなりません。
まあ、新規購入することになります。

急遽改めてディーラー周りを始めました。
しかし、価格が大幅に変わることはなく200万円近くすることに変わりはありません。

…が自損事故を経て以外にも資金力はアップしました。
そう、全損扱いの補償金です。

元々乗っていたクルマを下取りに出した場合は2万円程度の価値しかありませんでした。
しかし、今回事故により全損扱いとなったため50万円の補償金をいただいています。

なんと下取りに出すケースと比べて25倍の価値になってしまいました。
結局最低でも180万円は見ておかないといけないと思っていたのですが実質130万円で購入することができるようになりました。

けがなし、対物無し自爆のみという自動車事故としては最も運のよい結果に加えて補償金もゲットしてしまうとはなんといえばよいものか。

「まあ不幸中の幸い」が一番しっくりきます。

こうしてかなりお安く新車が手に入ることになりました。

保険料アップに注意

幸か不幸か期せずして新車への買い替えを出費を抑えつつ実現できました。
ただし補償金(50万円)すべてが儲けだと思っているとしたらそれは間違いです。

自動車保険の等級ダウンが待っています。
今回事故を起こして保険を使いました。これ自体は保険の正しい使い方です。
保険を使いましたので次の保険更新時には事故等級が下がります。

事故等級が下がるということは保険料が上がるということになります。

これについてもあらかじめ保険会社の担当者がおおよそのアップ額を教えてくれました。
等級は事故の大きさに関わらず一律で3等級ダウンするそうです。

等級が下がることで想定される保険料のアップ額は今後3年間の合計で約17万円。年平均6万円弱上がる計算です。
これを考えると保証額で50万円もらったからと言ってそれが全て儲かったなんて勘違いしてしまうとかなりやばいです。

将来の負担が見えていますので補償をもらったから豪華オプション追加!などという寝ぼけたことは言わない言わない。
目先のお金に踊らないように気を付けたいと思います。

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