私が現在自分名義で口座を開設している銀行は3行です。
楽天銀行 :投資用の資金管理
新生銀行 :学費と何かあった時の予備費
その中で楽天銀行と新生銀行はインターネットで口座開設しました。
ネット銀行の楽天銀行はもちろんですが、新生銀行についても実店舗は訪問したことがありません。
口座開設もインターネットで出来たくらいですので、ほとんどの手続きは自宅にいながら可能です。
それで今までは何も問題はありませんでした。
しかし口座開設して5年たち、初めての実店舗に行くことになりました。
そうなると、預金の運用について相談という名の勧誘があったりします。
新生銀行での資産運用ってどんなものを勧められるのか?
ドキドキしながら話を聞いてみました。
大学の学費引き落としについて
これまで新生銀行に預けている資産は5年ほど前に希望退職に応じた代償で頂いた退職金を預けています。
その使い途のほとんどを子供たちの大学進学に充てるつもりでした。
そしていよいよ今年無事に子供たちが大学に進学しましたのでこの資金の出番がやってきた訳です。
大学の費用の中で授業料というのは定期的に支払わないといけない費用になります。
これは前後期の2回に分けて納入するため、銀行口座から引き落として貰うのが納付忘れもなく便利です。
ただ、この口座引き落としの手続きが少し厄介で、大学指定の専用用紙を銀行窓口に持って行って手続きしないといけません。
出来れば学費として資金管理している新生銀行の口座から引き落としたいところですが、その新生銀行がちょっと遠くて簡単に手続きできませんでした。
最初の支払いまで時間がなかったので新生銀行の窓口に行くひまがなく、やむなく普段の生活費管理口座である地元の銀行から引き落とすようにしました。
しかし、このままだと資産管理がややこしくなります。
そこで盆休みを利用して(銀行窓口は営業)思い切って新生銀行へ引き落とし口座を変更することにしました。
新生銀行までの道のり
さて、引き落とし口座の変更をする為には銀行の窓口、実店舗まで行く必要があります。
では、新生銀行の支店ってどこにあるんでしょうか?
なにせ今までインターネットでしか手続きしたことがないので、どこに有るのかなんてまったく意識していませんでした。
そこで調べてみると残念なことに私が住んでいる県内には1店舗もないことが判明。
(新生銀行は本支店合わせて全国で30店舗もありません。)
じゃあ、一番近い支店はどこかと探してみると隣県には何とかあるようです。
しかし、結構遠く電車を乗り継いで1時間以上かかります。
残念な立地に気持ちが萎えかけましたがここは踏ん張りどころと盆休みのある日、初の新生銀行支店に向かいました。
手続き終了するも、やはりの展開
こうして8月のある暑い日、片道一時間以上かけてとある支店にたどり着きました。
初めて訪れた支店は私の想像とは違って結構高級感を漂わせています。
窓口ではなく受付に用件を伝えると、手続きに30分待ちとのこと。
たかが口座引き落としにそんなに待つのか。。。とここでも気持ちが萎えますが、出直すこともできず待つことにしました。
そして待つこと40分、少し高級感のあるカウンターに呼ばれて手続を行います。
必要な書類は持参していましたので内容を確認し、銀行印を捺印してもらえば終了・・・なのですが、この後少し予想していた展開になっていきます。
「口座にかなり資金がありますね。
出来ましたら資産運用についてご提案させていただきたいのですが、」
まあ、こうなるよねっていう展開ですしお茶くらい貰えるだろうと少し話を聞くことにしました。
さほど無茶な話もなく
カウンターから応接室に移動して目論見通りお茶を頂いていると新たな担当の方が入ってきました。
名刺を頂くと肩書は
”リレーションシップマネージャー”
なんか良くわかりませんがマネージャーさんなので管理職でしょうか。
そのマネージャーさん、まずは私の口座をモニターに表示させます。
そこにはそれなりの金額の普通預金と新生銀行ではまあまあ金利が高い「2週間満期の定期預金」全てが表示されています。
これらの預金はこれまでは余り動かすことはありませんでした。
それを見たマネージャーさん、
「しばらくお使いになる予定がないのであれば運用をお考えになりませんか?」
と遠慮がちですが提案する気は満々です。
その質問に対しての私の答えは決まっていました。
「今年子供二人が大学に入学しました。これは学費として置いておいたお金なんです。」
少し意外でしたがこの一言で、相手は納得しそれ以上深入りはして来ませんでした。
拍子抜けです。
結局15分ほどで話は終了し、初めての訪問した新生銀行をあとにしました。
銀行もそんなに悪ではなかったか
こうして新生銀行での手続きとオマケの資産運用相談は何ていうこともなく終了しました。
新生銀行の口座には大学4年×二人分に必要な額を預けていましたのでそれなりにまとまった額の預金がありました。
てすので結構資産運用と銘打って投資信託とか外貨建て保険なんて言う金融商品をガンガン押してくるのかと勝手に想像していました。
しかし、用途が決まっている資金にはそれ程無理強いはしてきませんてした。
銀行=悪などとレッテル貼りして申し訳なかったな…
時間をかけてそんなことを経験できて良かったです。
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