以前ＮＨＫの集金を委託された会社の方が来られました。
用件はNHK-BSの契約をしてほしいというものでした。
我が家ではＢＳは見ていないと言ったのですが、「受信できる環境があれば契約していただく必要があります。」との言い分です。
私としては見てもいないものについて支払うつもりはない（地上波は必要なので契約しています）ということでお引き取り願いました。
もちろんそれ以後もBSは見ていません。
そんなことがあってから、数か月経過した休日の昼下がり、一人の男性が訪ねてきました。
地元のケーブルテレビ会社の方です。
我が家は地元のケーブルテレビを契約しています。電話とインターネットも併せてのセット契約です。
そのケーブルテレビが何の用だろうと思いながら聞いてみると「ＮＨＫのBS契約の話でした」。
言い分はこうです。
「ケーブルテレビ会社ではＮＨＫのＢＳも配信している。
そのため、受信契約をする必要があります。
そこで、ケーブルテレビ会社でＢＳの契約をしてもらえれば割引料金で契約できますよ。」
との話でした。
この手で来たか。。。ＮＨＫ直接の契約は蹴ってしまったので、今度はケーブルテレビ経由で契約を迫ってきました。
当然のように「視ていない」と答えると、前回同様の決め台詞「受信できるので契約が必要です」。
「我が家では視るつもりはないので、ケーブルテレビ会社で個別に配信停止してくれれば良いのではないですか？」
という質問には「デジタル放送なのでシステム的には出来ない」との回答です。
実に疑わしい。
この手の話に怒っても仕方ありません。今回は冷静に対応しました。
「折角御社のケーブルテレビに契約しているのに、映るからＢＳ契約しろと言われるのなら、解約するしかないですよ。そうすればＢＳが映らなくなりますから。
私は良いんですが、そちらが契約無くして損するのでは？」
本気でそう思っていましたのでそのように伝えました。
先方はＮＨＫから言われているのでどうしようもないんです。の一点張りです。
ですが、契約の意志がないということで何とかお引き取り頂きました。
帰っていく後ろ姿に「いつでもＢＳ止めてもらっても良いですよ！」と言いかけたのですが、彼に罪はありません。こらえました。
こうしてNEK-BS受信料の戦い第2章は無事終了しました。
ですが、正当なことを言っているつもりなのですが、なぜかこちらが悪いような立ち位置になっていることが釈然としません。
地上波はともかくＢＳについてはこのようなほぼ強制徴収は辞めてもらえないでしょうか。
番組リストを見ても国民には絶対に必要とは思えないのですが。
この意見は決して少数派ではないと思います。
コメント
はじめまして。私もNHKの代行業者に困らせられていて、最近情報を集めています。
それで得た見識からの判断では、tobiuoさんのケースでは、残念ながら法的正当性は相手側にあると言わざるを得ないと思います。（画面で「連絡を~」のメッセージを目視できている時点でアウト）
但し、その法がおかしいというのは同意です。災害時の公営放送を二重系にするのはコストが合わないので、強要するのは地上か衛星かどちらかに一本化すべき
村人C様
コメントありがとうございます。
やはり「負け」ですか、最近の裁判でもNHK有利なのでそれはそうなんでしょうね。
ですが、技術的な対応は私たち視聴者ではできないので、圧倒的有利な立場を利用しての正当性っていうのはやはり納得がいかないっていうのがあります。
WOWWOWみたいに真っ黒な画面に契約必要っていう案内を流すことは技術的に可能なはずなのでぜひそう言った対応をしてもらいたいです。
決してこっそり放送を見たいわけではないのですから。
仰る通りです。スクランブル化しないのは、契約件数が激減するのが目に見えてるからでしょうね。
いっそのこと税金になっていれば諦めもつくのですが。
質の悪い代行業者を使って無理やり契約を迫る今のやり方は本当に許せません。
もうTVもレコーダーも撤去して正式にNHKと縁を切ろうかとも思ったりしたのですが、
まだネットサービスのみで十分という確証が得られないのでなかなか踏み切れません。
もうNHKは役目を終えたとして一度解体するべきだと思うんですけどね…
村人C様
そうですね。
NHKも昔ほど信用できるような感じでもなくなってきましたので縁切りもありかもしれませんね。
今はケーブルテレビから光テレビに乗り換えたのでしばらく静かに過ごせそうです。
光テレビ側でストップするということもできそうなんですけどね。