銀行おすすめの保険に入りたい親と阻止したい私とのすったもんだ

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印鑑イメージ

私はこのブログを細々と3年ほど続けています。
この「ほそぼそ」という表現が我がブログにはぴったりで、実際に月に5,000pvほどと低空飛行を続けています。

そんな状況を打破しようとTwitterを2年ほど前から始めました。
ただし、それほど気の利いたことも言えません。
そのためにほぼひとり言に近いtweetになってしまいブログへの誘導はおろか「いいね」をもらえるのも数人程度、多い時でも20人には満たない状況です。

そんな、ネット社会のほんの片隅で暮らしていた私ですがあるtweetで結構な反応を頂くことになりました。

何気なく愚痴をつぶやいたのですが、これが150人以上の方にリツイートされました。
「いいね」に至っては450人以上の方からいただけるという驚きの体験でした。

ちょっと自宅でつぶやいただけでこれほど多くの方から反応を頂けるというTwitterのすごさ(と怖さ)を今回味わうことになった訳ですが、私のtweet史上最高の反響があったネタであったのならその後が気にかかる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

そんな少しうぬぼれを交じえつつ、今回ブログにその顛末を記録してみました。

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弟から1本のメール

事の発端は私の弟からメールが届いたことから始まります。
私は弟との二人兄弟です。
親元から少し離れたところに住んでいる私と違い弟の方は近場に住んでいてくれています。

そういう親子の距離感もあり私より弟の方が親の状況が把握しやすく変わったことがあれば連絡して来てくれます。そして今回も父親に関しての相談でした。
その弟からの届いたメールには次のようなことが書かれていました。

「父が銀行から外貨建ての終身保険を勧められて契約しようとしています。
 どうしたら良いですか?」

どうやら保険を契約するためには家族の住所を知る必要があったらしく、父から住所を聞かれて保険加入の件が判ったそうです。

ただ、この保険が悪と決めつけるのは賛否両論あるのかもしれません。
しかし、この保険が自分たちに必要かと言えばそれほど必要性は感じませんでした。
なにしろ私の父は既に80歳を超えています。

そんな父の資産に外貨建て保険は相性が悪いと感じた私は直ぐに
「これは止めなければ」
と直接父に連絡することにしました。

父に連絡するもあのセリフが飛び出す

早速父に連絡し、私の休日に実家で父と話をすることにしました。
私自身は父の年齢(80代)を考えると保険、それも外貨建てに入る必要はないと考えています。

そのため、父には「為替損を出してマイナスになるリスクがある」...要するに損するかもしれないという話をしました。(この年代は元本保証にこだわりがあるだろうと思っての説明です)

このような話をしながら契約を思いとどまるように仕向けていたのですが、いろいろ文句を言う私にイラついたのか“銀行が損させるわけがない”という父の発言につながっていきます。

ここまでが私がTwitterでつぶやくまでのいきさつです。

父が保険の加入契約を躊躇する

その後父の保険契約はどうなったのか?

「銀行が・・・」発言をした父ですが、そういいながらも少し考えなおしてくれました。
後日、銀行には“息子が反対しているのでやめておく”と伝えたようです。(これも弟からの情報)

父本人とすれば、銀行から相続対策にもなるということで勧められた保険です。
いずれ相続するであろう子供たちも喜ぶだろうと思っての保険契約だったはずです。
(その保証内容は良く判っていなかったようですが)

それを当の息子から全否定された訳ですからさぞかし気分も悪かったでしょう。
しかし、ぎりぎりで踏みとどまってくれました。
こうして、この件は一件落着、ひと安心と思ったのですが銀行側も簡単にはあきらめません。

銀行からの直電

それから数日後、すっかりこの話は終わっていたと安心している私に電話がかかってきました。
電話の相手は父に保険を勧めている銀行の担当者でした。
この銀行とは私も付き合いがありますので、何かの連絡かな?と軽い気持ちで電話に出ました。

要件を聞くと父が断った保険の件で電話してきたそうです。
どうやら高齢の父が保険について私たち息子にうまく説明できていないために断ってきたと銀行の担当者は思ったようです。
そこで、誤解のない様に直接私に説明したいとのことでした。

その説明の内容はやはり“相続対策”のための保険。
このままなら父にもしものことがあった時、相続税がかかるかもしれないので今のうちに保険に入っておいたほうが良いということで父にお勧めしたそうです。

「お父さんも子供たちのためにと考えておられましたよ。」

こんな殺し文句もつけてきました。
また、為替が気になるのであれば円建てもありますとの説明も添えるという念の入れようです。

しかし、私の考えは変わりません。

「相続など考えないで、父の資産は本人が自由に使えばよいと思っています。このまま元本保証の普通預金でお願いします。」

丁重にお断りし、この話はようやく終了となりました。

どうしても銀行が信用できない私

こうして、今回の保険契約の一件はお断りするということで落着しました。
この外貨建て保険ですが、確かに相続税対策として考えればそれほど悪くないのかもしれません。
また、全財産ではなく資産の一部を使うだけですから直ぐに父の生活に支障が出るわけでもありません。

このことから変なマルチ商材に引っかかるより保険などで資産を拘束しておいた方が良いという考えも少し頭によぎりました。

しかし、どうしてもそれを許すことができません。
そこには銀行に対する私の不信感がありました。

母の死を通して銀行への不信感が生まれる

実は先日、病気療養ののち母が他界しました。
その病気が発覚してからは急激に病状が悪化し、半年ほどで亡くなるという出来事です。
私はおろか家族全員が1年前には想像もしていなかった事態でした。

その母は生前、父に代わって資産の管理を行っていました。
父は母に任せっきりでどのくらい資産があるのかも把握していなかったようです。

その母の入院中、病院への治療費支払いなどのために私と弟が預金の管理をしていました。
その預金通帳を見ていると、結構高額の引き落とし記録がいくつか見つかりました。
その内容を確認したいのですが、そのころには母は記憶力があいまいになっており、どのような資産運用をしているのかはっきり教えてもらえない状況でした。

そこで、実家の家探しをして証券などを探すことにしました。
そうして母が運用している資産がある程度把握できました。
その内容はあまり喜ばしいものではありません。

・高コストの投資信託を複数所有していて定期的に売買を繰り返す。
・仕組みが複雑な外貨建て保険を複数契約。

母は比較的資産の運用に関しては堅実だと思っていました。少なくともギャンブル好きな父とは違うだろうと。
しかし実際はあまり良いとは思えない金融商品を保有していたことになります。

この状況をどうするのか兄弟で相談し、結局保険などは途中解約しても仕方ないのでそのままにしました。
投資信託についてはその当時、含み損を抱えている状態でしたが長期保有するような投信でもないと考えて保有しているすべてを解約しました。

良く判らない年寄り相手に手数料の高い金融商品を売りつける。そんな銀行があるということは何となくわかっていたつもりでしたがまさか自分の親がその標的になっているとは。
そして、その金融商品を母に販売していた銀行...そこが今回父に保険を勧めてきた銀行です。

両親はそれなりに資産を持っています。母が居なくなった今、その資産は当然父の管理下に置かれます。
それを知っていての今回の勧誘です。

一応、資産を子供たちへ残すためという大義名分をうたっていますが、どうしても私には
「お金があって知識があまり年寄りから吸い上げてやろう」
銀行がそう考えているとしか思えませんでした。

本来は文句の一つも言って、そのような勧誘などがないネット銀行などへ資産を移したいところです。
しかし、いまさら高齢の父にネット銀行など難しいでしょうし、慣れ親しんだ銀行と付き合える方が良いと思います。(そのため丁重にお断りしながら、こっちもちゃんと見ておくからというメッセージを送っています)

とりあえず今回は回避できましたが、今後も銀行からそっとしておいてもらえるとは限りません。
こんな状況を気づかずに放っておいた私も悪かった。
これからはまめに連絡を取りつつ状況を見守りたいと思っています。

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