会社員が管理職の肩書にこだわる理由。。。ステイタス

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私は今勤めている会社では管理職を務めています。役職は課長です。
課長といっても小さい職場ですから、それ程たいしたものでは無く課長だからすごいといったこともありません。

ですが、これが大手の会社となると異なるようです。
今回は大手企業での管理職というものに対するイメージについての経験を書きたいと思います。

あれはまだ私が早期退職する前の話です。
当時勤めていた会社は大手企業のグループ会社(子会社)でした。企業名を聞くと誰もが知っているような会社です。

当時の私の役職はいわゆる「主任」クラスでした。次に昇進するとすれば「課長」、管理職になります。

ですが、この昇進が簡単ではなく、会社の定めた昇進試験に合格しなければなりません。
試験の内容は筆記テスト・論文・役員面接です。
この役員面接が結構曲者で、いわゆる圧迫面接をしてストレス耐性を見られたりします。

私も一度上司の推薦で昇進試験に臨みましたが、あえなく撃沈。不合格となりました。
上昇志向のある人は一度不合格となっても、翌年再チャレンジをしていましたが、私はそうしませんでした。
正直、そこまでして出世したいとも思っていなかったからです。まあ、嫌なことから逃げていたという面もあると思いますが。

そうこうして、上司の推薦を断り続けて数年もすると、私の後輩が昇進していくようになりました。その結果、私の上司が後輩という状況になりました。
私は後輩が上司になっても“身から出たさび”ということで特段気にしてはいませんでしたが、上司からすると先輩が部下という状況はやりにくかったようです。
ほどなく別の部署に異動となりました。

そうして新しい上司(年上)の元、気持ちも新たに仕事を始めました。
そんな時、新しい部署でも私を昇進させてあげようという話が持ち上がりました。
推薦するので昇進試験を受けないかという打診です。

それに対する答えは明快です。「辞退します。」の一言です。
が、やはり役職なしの年長者がいることが色々と面倒らしく別室に呼ばれて面談となりました。

私としては、何とかあのキツイ試験から逃れたい一心で「管理職になれるほどの器ではない」だとか、「マネージメントより実務の方が向いている」などとひたすら逃げをうっていました。

そうしたときにその上司から放たれたセリフがこうでした。

「君の同期のAさんもBさんも既に昇進しているよ。子供さんはAさんの子供と同じ学校(当時小学生)の同級生だそうじゃないか。
友達のお父さんが課長で君がそうじゃないというのは子供のコンプレックスにつながってしまうよ。」

結局その時もお断りしたのですが(逃げ切ったとも言います)、そんな考え方があるのかと少々驚きました。

課長ってそんなにステイタスがあるものなのか?だって「課長」って響きからは中間管理職の悲哀は感じるもののステイタスなんて。。。
当時はピンとこなかったのですが、今、中小企業に勤めていると何となくわかるようになりました。

取引先に大手の会社があるのですが、その会社の課長級の方にお会いするのは相当に難しく、雲の上の存在のような扱いになっています。

前の会社では私にも大手企業の看板がありましたので、管理職でないものの、看板だけで先方の管理職と普通に会って話をすることが出来ました。ですが、今の会社では課長の肩書程度ではどうにもなりません。

ということで、管理職の肩書がステイタスになるのか?ということについては、

大企業の看板+管理職

であれば、それなりのステイタスがあるようです。
あの時に圧迫に負けずにこのステイタスを手に入れておいた方が良かったのか?後の祭りですが、少し考えてしまいました。

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