久しぶりの読書で学生時代を懐かしむ。。。そして前を向く

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最近、どうも頭の中が「お金、お金・・・」と芳しくない状態になっているtobiuoです。
これには訳があって、ここのところ収入より出費がかなり多い状況が続いているのが原因です。
とにかく生活費専用の口座残高がぐんぐん減っていく、減っていく。
お金が減るとストレスが増えていくという歓迎できない反比例状態が続いています。

 

子供の塾の春期講習費用など、出費の増加がやむを得ないところはあるのですが、これからクルマの税金など出費がかさむ時期を前にすると、どうしても「お金」の脳内支配率が高くなってきます。これではいけないと久しぶりに読書で切り替えを図ることにしました。
目的はリフレッシュですからあまり重いものではなく、軽い気持ちで読める本が良いなと思って選んだ作家が有川浩さん。
『キケン』という小説です。

 

私の読後感は「懐かしいな」というものでした。
私も数十年前とは言えこの小説の舞台と同じ理系の学校出身です。男子率99%というのもほぼ同じ、とにかく女性はほとんど目にしない毎日です。

 

そして学校全体が理系の人間の集まりなので、色々ガチャガチャやっていたのも同じです。
(前に勤めていた会社でも技術系の職場でしたので周りは基本理系。理系出身者の感覚が少し世間とはズレていると自覚したのは結婚してからですが。。。)

 

校内に乗り捨てられた自転車を「ウイリー専用車」に改良しウイリー状態での走行距離を競ったり、学園祭の模擬店で相当な売上金を出して打ち上げを盛大に行ったり。

 

当時もお金は無かったのですが、そんなことお構いなしに無いなりに楽しんでいたことが思い出されます。
色気のかけらもない学生時代でしたが、この本を読むとその時の光景がありありと思い出せます。

 

何かと悩みが多いここ最近ですが久しぶりに爽快な気分にさせてもらいました。

よく過去を振り返らずに前向きに考えようなどと言いますが、充実した過去なら振り返ることで前を向く力になるのではないか。そんなことを考えさせられた物語でした。

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