
2025年、アラフィフでこのブログを始めた私、tobiuoもとうとう還暦が近くなってきました。
そんな私がコツコツと積み立ててきた年金保険がついに満期を迎えます。
保険といえどもほぼ資産運用に近い年金保険。
その運用結果、私が得られる果実はどの程度なのでしょうか。
2025年は節目の年
ついに2025年に入りました。21世紀も四分の一の節目です。
そして今年は私自身節目の年でもあります。
まずは子供たち。
双子の片割れ長男も大学院を経てついに4月から社会人になります。
一足先に大学を卒業した相方の長女に続き、ついに子供たちが手を離れることになりました。
うれしいような、寂しいような。
そして私自身はついに60歳、還暦を迎えます。
思えばアラフィフで会社をリストラされ、再就職してから10年ちょっと。
その再就職した会社もついに定年を迎える。。。ハズでした。
しかし、それをあざ笑うかのごとく今年から我が社の定年は65歳に変更されました。
収入面では朗報ですが、モチベーションが。。。
そんな節目を迎えた私のもとに、生命保険会社から節目を祝うようにお知らせが届きました。
「年金保険満期のお知らせ」です。
年金保険の内容
まだ若かりし頃、会社に出入りしていた保険のおばちゃんに言われるがまま加入していた年金保険。
内容としては長期の定期預金みたいな感じ。
特約は全くつけていないので、満期になる際には捨て金は無いはず。元金以上に資産が戻ってくる算段でした。
また、支払った掛け金は収入から控除されますので貯金よりも有利。資金拘束期間は長いですが。
月々の掛け金は1万円。契約したのは1996年のことです。
満期を迎える今年は2025年ですから、数えると29年間この保険に加入してきたことになります。
1万円✕12ヶ月✕29年ということで年金を受け取るまでに納めてきた掛け金総額は
348万円です。
そして満期となったときの資産額(年金原資と言うそうです)は
524万円
ということは運用益は
176万円。
これが29年間ひたすらつみたてて得られた果実。
単純にこの結果だけを見るとインデックスでの長期投資より実入りは少ないです。
ですが、運用は人任せでこの利益は約束されていたわけですし、確実にこの利益が保証されていたのですから無知だった私にすれば良い投資先だったと思います。
当時投資の”と”も分からない私、グッジョブでした。
そしてついにその果実をいただく時が来ました。
受取方法は2択
さて29年間の結晶である年金保険金の受取方法ですが2種類あるそうです。
年金受取、そして一時金受取です。
年金受取は文字通り年金として数年間にわたって支給される方法です。
私が加入している年金保険の場合、10年間受け取れます。
もう一つの方法、一時金受取は年金としてではなく、満期時(60歳時)に全額まとめて頂く方法です。
一時金は一度にまとまったお金が手に入りますがその金額は年金原資のみです。
つまり今回は542万円。
年金で受け取る場合は10年先まで年金原資を減らしつつも預けることになりますので一度にもらう金額はそれなりですが受取総額は多くなります。
今回は年に60万円ほどの支給額ですので、10年総額では600万円。
1割ほど多くなる計算です。
さてどちらを選んだほうが良いのでしょうか。
私は年金受取にしました
総額で考えると年金受取が良いように思います。
しかし、一度にもらっておいて運用に回したほうが良いのでは、という誘惑にも駆られます。
どうするか?
ここは堅実に行くことにしました。年金受取です。
実際には年金で受け取る場合と一時金で受け取る場合にどれくらい税金がかかるのか?
というところも真剣に考えないと行けないですが、当面そこそこ給与収入が得られる(65歳まで定年延長)の目処が立ちましたので先々まで受け取れるほうが良いだろうと判断しました。
あとは受取方法です。
標準は年額を一度に受け取る方法ですが、年数回に分けて受け取る方法もできるそうです。
まあ、ここは年額を一括で受け取ることにしました。
これでこの先10年間、月額換算で5万円ほどの収入が確保できました。
投資に回すのもよし、好きなものを購入するもよし、です。
次はiDeCoをどうするか
こうして長年のコツコツの結晶、年金保険の対応は解決しました。
次はもう一つのコツコツ、確定拠出年金(iDeCo)です。
こちらも運用の結果結構な金額になっていますが60歳以降も続けられますので現状維持で考えています。
これで今のところ将来の目論見は
・60歳から65歳は年金保険(+給与収入)
・65歳から70歳は年金+年金保険+iDeCo
・70歳から75歳は年金+iDeCo
そしてそれ以降は年金のみで残りは資産運用でたまった資産の取り崩し
うまくいくといいな。。。
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