私が行っている資産運用の現状は投資信託と株式、それにソーシャルレンディングが少しと主に3種類となっています。
これらの資産運用のなかで最も歴史が長いのは投資信託の積み立てです。
この投信積み立てはスタートしてから今年(2020年)4月で丸10年を迎えました。
色んな投資手法の中でインデックス投信での長期投資は勝率が高いと言われています。
私の場合も運用を始めてから10年経過しましたので長期の端くれには入っていると思います。
実際それなりの結果を得られているのでしょうか?
コロナショックの影響も気になる投信積み立ての状況について確認してみました。
投信積み立ての経歴
私が投信積み立て始めたのは2010年の4月になります。
(その前から確定拠出年金はやってましたが会社強制だったので運用している意識はなかったです。)
個人的にはリストラによる再就職など紆余曲折がありましたがその間も積み立ては止めることなく続けることができました。
この10年間、相場は比較的安定していたように思います。
既にリーマンショックも終わっていましたしアベノミクスがスタートダッシュに成功していたタイミングでもありました。
そんな比較的好調な機関でも10年もたてばショックは少なからずやってきます。
主なものでチャイナショックやブレグジットといった「ショック」がありました。
チャイナショックの時などはまだ投信積み立てを開始して日が浅かったせいもあって、積み立てた資産の評価額が元本を大きく下まわったこともありました。
その時は初めての経験に正直なところ相当動揺したことを覚えています。
しかし、その後無事に回復し長期投資の効果を少しだけですが実感できました。
そんな感じで昨年までは比較的堅調に運用ができていたと思います。
迎えた2020年。コロナショックに襲われる
こうして迎えた2020年はまだ3か月ほどですが大きな荒波にもまれることになります。
個人的にも初めて直面した大きな暴落「コロナショック」。
私が経験した今までのことは「ショック」というのもおこがましいほどの事態に見舞われています。
ただ、多少は暴落について免疫ができていたせいかこの未曽有の状況でも狼狽売りには陥らずに済んでいます。資産自体はただではすんでいないのですが。
基本投信積み立ては定期的に買い付けを行ったらほったらかし、目先の値動きには無視を決め込みたいところです。
ですが事ここに至ってはそうも言ってられません。
気になって仕方ない。
10年の推移を見てみると。。。
そこで実際どのくらい被害を受けたのかを確認すべく10年間の変動をグラフにまとめてみました。
10年分まとめたのはここ一年の結果だけ見ると卒倒しそうなので衝撃を緩和させるという意味でもあります。
まずは資産に対する利益の推移をパーセンテージで表しました。
この1年間で見てみるとマイナス10.7%と2015年以来の年間でマイナスになってしまいました。
減るときは一気です。
次に利益分の推移です。
2020年に入ってからの下落がすさまじいことになっています。
しかし、これまでの蓄積が大きかったのか、10年間のトータルで見てみるとまだプラスで踏みとどまれています。
最後にマイナスだったのは2012年。
山谷を繰り返しながらも長期で見ると右肩上がり。
今まではこの流れに乗れていたということだと思います。
でも今は谷かな。。。
また、長期になればなるほどマイナスになりにくいということも現時点ではいえるようです。
コロナショックで大幅に下がっている現時点でもトータルではプラスを保てているということは何とも心強い限りです。
今のところ。
折れずに運用は続けます
それにしても、このような「ショック」に襲われると心穏やかに過ごすということもなかなかできないところがあります。
これから先どうなるのか?
歴史は繰り返すのか?
それとも全く異なる局面を迎えるのか?
そんな疑問というか不安が頭を何度もかすめていきます。
しかし、長期投資の節目とも言えそうな10年間を見ているとそれほど悲観することはないのかなと思えてきます。
10年も運用を続けていると100年に1度と言われる暴落を経験できるのだなあ、と矛盾する感想を抱いたり。。。
そして、それでも生き残ることができている投資してから10年後の私。
不安がないとは言えませんがこの10年の経験を無駄にしない様引き続き積み立てていきたいと思います。
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