予約申請していた子供たちの奨学金が認められました

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学費イメージ

来年、我が家の子供たちが大学へ進学する予定です。
そのため、今は入学試験に向けて奮闘中なのですが、親も別の問題で奮闘中です。
それはもちろん「お金」です。

大学に入ってからはいろいろ学費がかかるだろうとは予想していたのですが、そこに至るまでの出費もばかにできません。
塾や予備校の受講費、たびたびある模試の受験費用、交通費、参考書。。。。

さらに入試が本格化すれば入試の受験費用と、私立大学に合格した場合はたとえ滑り止めだとしても入学金は必要になりますしそのお金は帰っても来ません。

そんな状況を少しでも助けてもらえないかと奨学金の申請をしていたのですがようやく結果が出ました。さて、どうだったのでしょうか。

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奨学金を申請した理由

巷では「奨学金=借金」ということで何となくマイナスのイメージが付きまとう奨学金。
私も出来れば卒業後いきなり返済しなくてはならなくなるというマイナスからの社会人デビューはさせたくないなと思っていました。

そんなことを考え始めた高3の春、早くも奨学金を申し込まないといけない時期がやってきました。
そのころ、いろいろと大学進学に関わる費用を調べ始めていた私は大学進学後はもちろんその前にも相当な費用が掛かることを知ります。

「下手したらせっかくの学資保険で積み立てた資金は入学までに枯渇するかも。」
そんな危機感を覚えました。

もちろん他にも貯蓄はしていますし私も働いていますので、いろいろとシミュレーションしてもやっていけそうではあります。
しかし、それは私が働いていることが前提です。

もし、私に身に何かあった場合その瞬間にシミュレーションの前提が覆ってしまいます。
もしそのせいで、子供たちが進学をあきらめたとしたら私は死んでも死に切れません。(いや、死ぬという前提がおかしいのですがあくまで可能性としては、です。)

そんな矢先に届いた奨学金の案内。
「そういえば制度の詳細なんて確認したこともないな。意外と使える制度かもしれないし。」
と考えた私は少し調べてみることにしました。

第一種奨学金を申し込み

受験生の親としては恥ずかしながらそれまで詳細を知ろうともしていなかった奨学金ですが調べてみると意外と制度としては悪くありません。

その使えそうな奨学金、今回申し込みを考えるのは日本学生機構が扱っているものです。
その奨学金にも種類があり3つのタイプがあります。

給付型奨学金

返済の必要が無い奨学金です。さすがに返済不要なので条件が厳しく我が家では無理でした。

貸与型奨学金

我が家の場合この貸与型の奨学金なら申し込めそうです。
貸与型ですので返済しなければなりませんが、第一種(無利息)と第二種(利息が付く)の2種類があります。

奨学金は「借金」で社会人になって返済に苦労する学生が多くいるとニュースなどで言われていますが、利息も低いですし借金としてはそれほど悪い選択肢ではなさそうです。
しかも第一種では通常の借金ではありえない無利息です。

これなら私にもしものことがあっても、助けになりそうです。
この奨学金はいつでも申し込めるものでもありません。この機会を逃すと次は大学入学時になるそうですが、この手のものは予算額が決まっていそうなので早めに申し込んでおいた方がよさそうです。

そこで、ターゲットは無利息で借りることができる第一種に絞って申請を行いました。

奨学金の予約申請した時の話

奨学金の申請理由を考えた。少しへこむ内容でした。
ただ今、子供達の大学進学に先だって奨学金の手続きを進めています。まだ、高校3年生の子供たちにとってはこれから受験本番という時期ですので、早いように思いますが既に動き始めていて予約採用という形での申し込み受付が始まっています。我が家でも基本私たち親が学費を負担するつもりですが、貸与型で無利子の奨学金であれば申し込んで損はないと思って今、申込手続きに悪戦苦闘中しているところです。この奨学金の申込手続き...

申請の結果が来ました

そうして、申請してから半年近くがたった11月。ようやく申請結果の通知が返ってきました。
通知を見てみると無事申請が通ったようです。
しかも長男と長女の二人分両方とも。

申請理由に双子で一度に学費がかかるのが厳しいと書いたのが功を奏したのでしょうか。
学校からこの通知をもらうのですが、同級生には申請が通らなかった子もいたようですので二人とも通って本当に良かったです。

奨学金の支給額は?

さて、幸いにも申請が通った貸与型第一種の奨学金。貸与額はどのくらいでしょうか。
通知を見ると、「最高月額」と書かれていますが具体的な金額は記載されていません。

その理由は進学先と通学方法で金額に違いがあるからです。
具体的な貸与額は次の通りです。

国公立大学で自宅通学の場合:最高月額45,000円
国公立大学で自宅外通学の場合:最高月額51,000円 
私立大学で自宅通学の場合:最高月額54,000円
私立大学で自宅外通学の場合:最高月額64,000円

※これ以下の金額(2万円、3万円、4万円など)を選択して申請することも出来ます。

お金のかかりそうな条件では支給額が高く設定されているということです。(もちろんその分返済額も高くなることは言うまでもありません)
また、これ以上の金額が必要なら利息はかかりますが第二種を併用するという手もあります。

では我が家の場合はどうなのか。

長女:国公立の志望校を目指して頑張っていたのですが、厳しいらしく私立に志望校を変更しています。ただし自宅通学できる大学が第一志望です。
なので、54,000円。(4年間で2,592,000円の借入)

長男:もともとは自宅から通学できる国立大学を志望していたのですが、ワンランク上を目指したいと志望校を変更。同じ国公立なのですが自宅通学は難しい距離です。
なので、51,000円(4年間で2,448,000円の借入)

ということになりそうです。もちろんうまくいけばの話ですから最悪の場合二人とも私立大学で自宅外という最大金額(借入額増額)になる可能性もあります。

で、実際借りるのかを考える

この奨学金、次に考えないといけないのは実際に貸与を受けるのか?ということです。
基本的には無利息といえども返済はしていかなくてはいけません。
(200万の借金って新車でも買ったのか?というくらい大変な額です。)

ですので、貸与を受けなくて良いのであればそれに越したことはないと思っています。
(無利息だから貸与を受けて運用すれば利益分儲かる。などという禁断の方法もありますが、ここは封印)

結局は結果が出ないと方向性は定まりません。
・子供たちがどこの大学に進学するのか?(浪人はNGと言ってます)
・その時に我が家の資産がどのくらいあるのか?

この結果で最終的に判断したいと思っています。
奨学金については最終的に大学入学が決まってから貸与の申し込みを行うことになります。
辞退する場合は申し込みをしないだけで特別な手続きは不要だそうです。

そういう訳で今考えられる資金の手当ては行いました。
あとは子供たちの頑張った結果を待ちたいと思っています。

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