ようやく長いようで短かった子供たちの大学受験シーズンが終わりました。
無事大学進学を決めた二人ですが、息をつく間もなく大学生活に向け準備を始めています。
入学手続きは当然ですが、大学の生協への手続きも入学前に行ったほうが良いそうで入学する本人がスマホから登録手続きを行いました。
今や大学の学食や売店も電子マネーが導入されているらしく、入学後は教科書の購入などで出費がかさむのであらかじめ電子マネーへのチャージを推奨されています。
推奨されたチャージ額が3万円か5万円。
どんどん諭吉さんが我が懐から出ていく準備をしています。
そんな、入学前から支出を強要してくる大学生協さんからは郵送でたくさんの資料が送られてきています。
中に入っているのは新たな大学生活に必要と思われるいろいろなモノのカタログやパンフレットたちです。
・一人住まい用の不動産の紹介
・一人暮らしに必要な家電や家具
・通学に必要な自転車やスクーター
・自動車教習所
大学生協だけですべて賄えるほどの商品群がこれでもか!と紹介されていました。
その中に目についた小冊子があります。
「学生用パソコンのご案内」
なんでも学生生活では個人用のパソコンを持っているほうが何かと便利で、生協でもパソコンを扱っていますよ、という案内です。
元々長男は情報系の学部に進学する予定ですのでパソコンは必須かなと思っていたのですが、文系の大学に進学する長女もこれを見て絶対必要と言い出しました。
どうやらパソコン購入は不可避のようです。しかも2台(涙)。
大学生協での購入でもよいのですが、いいなりも面白くないのでそれぞれに合ったパソコンを探すことにしました。
大学生協で扱っているパソコン
大学生協のパンフレットに掲載されているパソコンは3タイプありました。
子供たちは違う大学に進学する予定なのですが、同じ機種です。生協の大元が同じだからでしょうか。
① 富士通の軽量ノートパソコン(164,800円)
② マイクロソフトのsurface (144,800円)
③ アップルのノートパソコン (168,000円)
大学生協特典としていずれも在学中の4年保証が目を引きます。
その他専用バックやUSBメモリなどのおまけがついたりもします。(大学ごとに少し異なります。)
他にも大学内の売店で充実したサービスが受けられることを売りにしているようです。
価格はそれなりにしますが「生協、ぼったくってるな!」というほどではない印象です。
ネットで調べても同じ製品ですとネットで購入したほうが少し安い程度で、生協独自の保証を考えるとこの価格差なら生協で購入もありかなと思えてしまいます。
この中で購入するのなら富士通かな、と思いながら他を調べることにしました。
子供たちに合わせた機種選定
さて、子供たちに購入するパソコンをどうするのか考えました。
長女の場合
ほとんどパソコンに興味のない長女。
スペックの話をしても「?」しかないようです。
スマホがiPhoneですのでパソコンもアップル(高い!)といわれることを恐れていたのですが適当にごまかして回避しました。
で、この子にはどんな製品があっているのかを考えます。
①文系でレポート作成が中心なのでスペックはほどほどで良い
②女の子は荷物が多そうなので持ち運びやすさが一番
④ 目立つことは嫌がるので皆が持ってそうな機種
この条件に合うというと生協で扱っている富士通製のパソコンが候補に挙がります。
スペックをざっとまとめるとこんな感じです。
・軽量モバイルPC(重さ1kg以下)
・CPUはインテルのCorei7
・メモリは8GB
・13.3インチタッチパネル液晶モニタ
・256GBのSSD搭載
これらのスペックを本人に伝えたところ「???」。驚くほど反応がありません。
この反応に高いお金は出すのはつらいです。
そこで私が独断で判断してみました。
・他社のPCと比べても軽量No.1で持ち運びには最適
・スペックは長女の用途では少し過剰な気がする
・タッチパネルなんて結局は使わない
それとこのモデルは大学生協で扱っていますので周りの学生の所有率は結構高いはずですから変に目立つことはないでしょう。
ただ、生協モデルほどのスペック入りません。インターネットの直販ショップではその点のカスタマイズが可能です。
・CPUはCore i5に下げる:第8世代のCPUなのでこれでも申し分なし
・液晶モニタはタッチパネルなし仕様にする:今までタッチパネル搭載PCが便利と思った試しなし
このように必要十分なスペックに変更し、保証は生協モデルに近い3年保証を選択しました。
これで生協モデルより2万円ほど安くなります。
それでも14万円ほどと高額ですが。
一応近くの量販店で実物を見せたのですが、とにかく軽いというのが気に入ったようで、逆に他の製品は重くてNGとなりました。
こうして長女も納得の製品になりましたのでこれを購入することにしました。
長男の場合
長男は昔からパソコンが好きで今でもお年玉をためて自腹でノートパソコンを保有しています。
しかし、購入からすで4年経過していることと少し大型で持ち運びには不便ということで進学を機会にモバイルPCが欲しいとのことです。
PC好き、しかも進学先が理系の学部ということで、かなりスペックの要望が高そうです。
おそらく周りの学生たちも好きものが多そうですし、PC自慢が繰り広げられそうな予感。
そこで私も親としてちょっと自慢できそうなパソコンを見繕うことにしました。
・CPUはもちろんCore i7を選択しなければいけないでしょう。
・大きさは持ち運びやすい13.3インチ。ただし少々重くてもスペック重視
・メモリは8GB以上
・SSD搭載は当たり前、500GB程度の容量は欲しい
そうしてインターネットの直販ショップを徘徊すること数日間。
とうとうこれ、というものを見つけ長男に提案してみました。
それは日本HPのモバイルPCです。
前々からデザインが結構よくて個人的に目をつけていたHPのモバイルPC。
今回その中で選んだのは「Spectre x360 13」というモデルです。
高級感あふれるデザインと高いスペックで非常に魅力的な製品です。
・第8世代Core i7搭載(Core i5も選べます)
・13.3インチタッチ液晶モニタ(専用ペン付き)
・メモリはなんと16GB
・大容量500GB SSD搭載
これを長男に見せると、想像以上の食いつきぶりです。大げさではなくスペックを見ながらよだれをすする音が聞こえてきます。
確かにこれ、私が欲しいくらいです。
重量が1.32kgと少々重たいところがネックですが、それも長女用のPCと比べれば、という話ですので本人的には問題なさそう。
そういうわけで長男用にはこれ、ということで注文を決行しました。
その気になるお値段ですが、16万円台の価格です。
なんでも2倍のイベント出費
大学進学ではかなりのご家庭で購入されると思われるパソコンですが、我が家の場合は一度に2台購入することになりますので出費も半端ないことになります。
今回も2台合わせて30万円にもなってしまいました。
救いは大学ではofficeソフトが無料で使用できるということでソフトを購入する必要がなかったことでしょうか。これで5万円ほど(二人分)は節約できています。
こうして何とか今回もイベントに伴う出費“×2”をこなしました。
思えば、生まれた時からイベントごとに“×2”を経験しています。
・チャイルドシートやジュニアシート
・学習机
・学生服
・修学旅行費用
などなど結構大変でした。
ですが、これからもこの“×2”は続きます。
大学卒業まであと4年(大学院に行くと6年)。今回のパソコンを皮切りにいよいよ最大のイベントに挑むことになりますが何とか踏ん張りたいと思います。
コメント