イデコの恩恵(節税額)が更生請求で判明する。

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税金イメージ

6月に会社から配布された税額決定通知書を見て発覚した2017年分確定申告の控除漏れ。
なんとiDeCo(個人型確定拠出年金)の掛け金分が税額控除されていなかったというなんとも勿体ない問題です。

判らないなりに年初の確定申告を頑張って、苦労の末にうまく節税できたと思っていたのがまさかの控除額0円です。
これは大問題、そのまま放置するわけにはいきません。

この現実にうろたえながらもグズグズはできません。
即切り替えて素早くリカバリーに向けて動くことにしました。調べるとリカバリー策はちゃんとあります。

このリカバリー策がどのようなことでしょうか。
やはり税務署での手続き、修正の申告をすることになります。

この申告手続き(更生の請求といいます)を手間取りながらもインターネットで調べつつ無事に済ますことができました。
ちなみに更正の請求書類は自宅のPCで作成し、プリンターで印刷しました。

TwitterのおかげでiDeCoの控除漏れに気づく。さあ、更正だ。
いつものように平穏な日々を過ごしていた初夏。なんと税金の手続きミスが発覚してしまいました。 ミスの原因は他でもない私です。 このミス発覚からリカバリーへの顛末(途中経過)をまとめました。 始まりはTwitterのタイムライン ある休日の夜。夕食も終わり、のんびりとしていた時のことです。 スマホ片手にTwitterのタイムラインを何となく眺めて過ごしていたのですが、あるツイートが目に留まりました。 ...

そうして、この更生の請求書に会社にお願いして再発行してもらった源泉徴収書とiDeCoの支払証明書(これも運用会社に再発行してもらいました)を添えて税務署に提出してから、10日ほど。
税務署から一通の封筒が届きました。

届いた簡易書留の中身を確認すると、期待通りうれしい知らせでした。

「平成29年分所得税及び復興特別所得税の構成通知書」と題された通知には更生の請求で申請した通りに確定申告での届け出内容修正が認められたことが記載されていました。

これでひと安心です。
その後いつ還付金が振り込まれるかと楽しみに待っていましたが、更生の通知書が届いてから約2週間後に修正で認められた還付金が無事に振り込まれました。

還付金が振り込まれる際にも改めて通知が届きます。
我が家にも郵便で確定申告の還付金同様に「国税還付金振込通知書」が届きました。

これで、ようやく昨年(2017年)分の税金関係の手続きが終了したことになります。
今回更正の請求を行ったことで還付された金額は、

約14,000円でした。

この還付金ですが、iDeCoの掛け金の控除漏れで頂いた金額ですので、リアルにiDeCoでの節税効果額になります。

私はiDeCoでは会社員の上限いっぱいである23,000円/月を拠出しています。これを年額に直すと276,000円です。

これだけの金額をiDeCoで資産運用に回すだけで年間で14,000円ほどの節税効果になりました。
改めてこの金額をみると資産運用するならiDeCoは有力な候補だなあと感じます。

私がこの確定拠出年金を利用できるのはもう10年もないのですが、使えるうちは目いっぱい利用したいと思います。

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