今年投資として新たにチャレンジしたものに新規公開株式(IPO)があります。
これを始めるためだけに比較的当選しやすそうなマネックス証券へ新規で口座を開設してチャレンジを開始しました。
IPOについては、抽選に当たって公開前の株式を購入出来れば、上場初値で売却することで結構な利益が高確率で期待できますので、うまくすれば短期間で手持ち資金を増やせるのではないかと考えての挑戦でした。
そんな期待いっぱいで始めたIPO。私は今年(2017年)の6月から始めたのですが、これが想像以上に当たりません。
ブックビルディングに参加し、抽選日にはやる気持ちを抑えながら結果の確認をするのですが、目に飛び込んで来るのは「落選」の文字ばかり。
こうして「落選」の文字を見続けていると、転職活動中の応募に落ち続けた嫌な記憶がフラッシュバックしてきます。
そうは言いながらも年内は続けてみようと自分で気持ちを奮い立たせて頑張って来ましたが、事態は好転の兆しもなく、結果が全く伴いません。
ここまでの結果をまとめてみると、
Fringe81株式会社 落選
株式会社ツナグ・ソリューションズ 落選
ソウルドアウト株式会社 落選
株式会社クロスフォー 落選
シェアリングテクノロジー株式会社 落選
株式会社トランザス 落選
UUUM株式会社 落選
株式会社エスユーエス 落選
株式会社ニーズウェル 落選
株式会社PKSHA Technology 落選
ロードスターキャピタル株式会社 落選
株式会社マネーフォワード 落選
株式会社MS&Consulting 落選
株式会社シルバーライフ 落選
株式会社シー・エス・ランバー 落選
サインポスト株式会社 落選
株式会社すららネット 落選
株式会社グローバル・リンク・マネジメント 落選
株式会社ミダック 落選
振り返ってみると実に19連敗。補欠当選すらありませんので文字通り「かすりもしない」という結果でした。
ここにIPOの前に挑戦していた立会外分売の落選も加えると27連敗です。
野球に例えると単なる敗戦ではなく「完全試合」を食らった感じです。
しかも全て三振で。高校野球なら地元へ帰れないくらいの衝撃です。
この結果を目の当たりにすると「続けていればいつかは当たるのでは。。。」
そんな希望も打ち砕かれました。
希望がないところにはモチベーションも生まれません。
このへんが潮時。。。そう考えて2017年も終りが近づいてきたのを機にIPOから撤退することにしました。
撤退を決めたからには気持ちがぶれないうちにす早く動いた方が良いでしょう。
早速インターネットでマネックス証券にログインし預けていた資金(30万円)を私の銀行口座に移し替えました。
これにて意気込んで口座開設したマネックス証券は一度も取り引きがないまま休眠口座へと格下げされることとなりました。
結局損得で考えてみるとマネックス証券では最初に口座開設した時のキャンペーンでいただいた1,000円ほどが唯一の収穫という寂しい結果です。
重ね重ね残念です。
しかし、色々とIPOで結果を出されている方のブログなどを見てみると、本人名義の口座の複数開設は当たり前、家族名義もフル活用しての抽選参加と相当に努力をされているようです。
それに引き換え私と言えば一応IPO用に口座を開設したとはいえ、マネックス口座の1箇所だけの対応です。
これではとうてい太刀打ちできないのもまあ、うなずけます。
結局のところ、中途半端に欲をかいても大した結果は得られないなぁと思うのと同時に、これからは初心に戻って身の丈に合った資産運用に励んでいこうと改めて感じました。
その第一歩として、結果的に遊ばせることになっていたIPO用の資金をうまく活用していきたいと思います。
このIPO用資金にはこれまで遊んでいた分しっかりと働いてもらわないといけません。
そこで、どういったところで働いてもらうのが効果的なのか?が悩みどころです。
今年は何とか使い切って無くなったNISA枠は来年には復活しますので、これを活用すれば株式でも投資信託でも非課税での投資が可能です。
また、NISAは使えませんが、今年始めたソーシャルレンディングへの投資をもう少し増やしても良いかもしれません。
この年末は今年の投資実績を振り返りながら、そしてIPO惨敗の傷をいやしながら次の一手を考える時間として過ごすことにします。
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