今年の夏休みは子供たちと一緒に大学のオープンキャンパス通いを続けています。
子供たちは現在高校2年生。
大学受験はまだ来年と先ではあるのですが、もう今からある程度進路を決め始めないといけないそうです。
その為に大学の見学としてオープンキャンパスに行き情報取集するという訳です。
元々、オープンキャンパスンパスは大学に行く本人が行けばいいだろうと思っており、私は行くつもりはありませんでした。
ですが子供たちが通っている高校からできれば保護者も付き添って一緒に見学した方が良いといわれたことと、そもそも学費は私が出すのに、子供の言われるがまま大学を決めて良いのか?ということもあり、一緒に見学に行くことにしました。
そうして親も同行することにしたのですが、我が家の子供は男の子と女の子の双子です。
二人ともオープンキャンパスに行かなくてはなりません。
全て私が付き添うことは難しいので妻と手分けすることにしましたが、そうなると自然と男チームと女チームに分かれることになります
そうして現在のところ2チーム合わせて10校ほど行ってきました。
このオープンキャンパスですが、私が学生だったはるか昔にはこのような催しはあまりなかったので、社会人そして人の親になって初めて参加したことになります。
その場で何をするのかというと大体次のようなものです。これはどこの大学でも同じだと思います。
・学校・学部の概略説明(大きな会場で合同説明会という形がとられます)
予約が必要なところと不要なところがあります。
・キャンパス見学
キャンパスツアーと銘打って大学の学生が案内してくれたりします。
・模擬講義の受講
講義を受けたり、研究室で説明を受けたり大学で色々趣向を凝らしています。
・個別相談会の開催
受験や、大学生活、一人暮らし相談など、どんなことでも個別に相談できます。
大学職員だけでなく、学生から生の話を聞くことが出来ます。
こんな感じで大まかにはどの大学も同じ内容なのですが、これ以外のところ、なんというかサービス面というのでしょうか。この点で違いがありましたので、少し紹介したいと思います。
(全てがこうではないでしょうが私が訪問した大学の印象です)
① 大学に行くまで
・地方の国立大
無料シャトルバスが最寄り駅から出ていました。公立でこんな配慮があるとは少し驚きました。
・有名どころの国立大学
駅から近いということもあったのでしょうがシャトルバスなどは無し、また、他の大学では等間隔に学生が案内で配置されていたのですがそれもなしでした。
・私立大学
最寄駅から無料のシャトルバスはもちろんあります。さらに驚いたのは近隣の府県から無料のツアーバスが運行されていました。ですので、遠方からでも交通費がかからずにオープンキャンパスに参加できます。
② プレゼント(せこい切り口ですが)
・地方の国立大
ボールペン、クリアファイル、ノート、ペットボトルの飲み物など
・有名どころの国立大学
クリアファイル、ポストイット
・私立大学
ボールペン、クリアファイル、ノート、ペットボトルの飲み物、その他研究室ごとに独自のプレゼント
③ その他
学食体験はどこもやっていますが私立大学だけは無料で食事が出来ました(メニューは限定されますがそれでも4種類)
また私立大学はそのほかにも、カフェでのスイーツや飲み物無料券、アイス配布などこれでもかというくらいサービスがありました。
まとめるとこんな感じです。
オープンキャンパスの趣旨とは外れているのですが、ちょっとしたところにそれぞれの大学が置かれている状況が出ているような気がして面白かったです。
まずは私立大学。トップクラスの私立大学と違い中堅どころでは何とか高校生を集めたいということで、色々な作戦を考えているという印象です。
オープンキャンパス自体の開催日も多く設定されていますし。
それと比べると国立の大学からは余裕が感じられます。
ですが、同じ国立でも差はあるようで地方の国立大学は出来れば地元以外からも受験してほしいと思っているのか多少来てもらおうという姿勢が見える印象です。
それに対して有名国立大はもちろん大学について知ってもらいたいという姿勢はあるのでしょうが、受け身でも人は集まるということからあまり、来る人たちに対する配慮はないように感じました。
こういったことで、オープンキャンパスひとつでもその大学の位置づけが分かって興味深いものがありました。
子供のためのオープンキャンパスではあるのですが、そういった視点で見ることでそれなりに親も楽しむことが出来ると思います。
受験を控えた子供を持つ父兄の方は一度行ってみてはいかがでしょうか。
もちろんこの内容で大学を選ぶわけではありませんし、そもそも学力が足りているのかも重要です。
受験まで1年少し。
こういったオープンキャンパスなどの行事を通じて子供たちにやる気が出てくるようにサポートはしていきたいと思います。
こういったオープンキャンパスなどの行事を通じて子供たちにやる気が出てくるようにサポートはしていきたいと思います。
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