わが家には自家用車が2台あります。
私用の普通車(主に通勤に使用)と妻用の軽自動車(買い物と送迎に使用)です。
何かと交通の便が悪い地方に住んでいますので自動車はひとり1台体制でないとどうにも便利が悪いという事で結婚以来この体制が続いています。
そして自家用車を所有するということは維持費がそれなりにかかります。
ぱっと思い浮かぶだけでも次の費用があります。
・ガソリン代
・車検などの点検費用と消耗部品代
・駐車場代
・自動車保険...などなど
もちろん自動車の購入費用が最大の負担になります。
私の場合は幸い駐車場は自宅に駐車場スペースが取れましたので駐車場代はかからずに済んでいます。
ガソリン代や点検費用も最低限に抑えているつもりです。
そして、毎年一定額かかると言えば自動車保険です。
これが割と負担になっています。
この費用も何とか抑えるべく自動車保険の一括見積などを駆使しながら通販型の自動車保険を契約することで工夫をしているのですが、そろそろ限界が見えてきました。
ところでこの自動車保険ですが、最近は色々と特約というのが用意されています。
少しお得な掛け金で補償内容が充実するというものです。
少しお得な掛け金で補償内容が充実するというものです。
とは言え必要ないものを契約しても仕方がありませんので、色々吟味して私的に必要と感じた特約をふたつ契約しています。
・弁護士費用等補償特約:不幸にも事故を起こしたときの弁護士費用を補償してくれるもの。
・自転車賠償保険特約:子供たちが自転車通学しているので万が一事故があった際の補償のために加入。
このふたつをプラスしていても、保険料の負担はそれほどでもないと考えていましたので、これ以上自動車保険にかけている費用は下がらないだろうなと思っていました。
ところが、何気に調べていると、このうち自転車賠償保険特約についてひと工夫できることに気づきました。
それは「TSマーク」というものです。
TSマーク自体は自動車保険とは関係なく、自転車を町の自転車屋さんなどで点検(有料)してもらうときの証明のマークです。
点検が無事終了すると点検済みの証明として「TSマーク」シールを自転車に貼り付けてもらえます。
このTSマークには自転車の傷害保険が付帯されているのですが、その掛け金は点検費用に含まれています。
つまり年に一度自転車の有料点検を受ければ自動的に賠償保険もついてくるという訳です。
で、その点検費用ですが、実際にお願いしてみるとそれほど高額でもなく1台1,500円でした。
わが家の場合は子供たちの自転車2台分ですのでトータル3,000円になります。
そこで、比較するために自動車保険に自転車賠償保険を付けた場合の保険料のアップ額を確認すると、年間で3,650円かかります。
この比較の結果、TSマークの方が保険料を僅か600円ほどですが低く抑えられるという事が判りました。
もちろん、価格差がある分全く同じ補償内容ではありません。
死亡保障が自動車保険の特約では1億円のところTSマークに付帯する保証では5000万円と若干見劣りします。
ですが、個人的にはTSマークの保証内容でも保険としては充分ではないかと考えました。
しかも自転車の点検もしてもらえます。(こっちが本分ですが)
ただ、持っている自転車が3台以上となると自動車保険(複数台でも掛け金は同じ)に特約として付けた方が良くなりますので、その辺は計算が必要です。
私も今までいろいろ節約を頑張ってきましたが、さすがにそろそろネタ切れかと思っていました。
しかし今回のようにまだまだ工夫の余地はありそうです。
今回の出来事を教訓にして諦めずにこれからも色々調べてみようと思います。
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