現在挑戦中のIPO抽選へのチャレンジですが、予想通り落選が続いています。
このことについては、あらかじめ予想できていましたのでそれほど落胆はしていません。
しかし、抽選結果に表示される「落選」、「落選」との繰り返される文字を眺めていると過去の嫌な記憶がよみがえってきました。
それは早期退職をして、転職活動をしていた時の嫌な記憶です。
この「落選」、「落選」の繰り返しと同じように当時「不採用」という文字が繰り返し私の前に登場しました。
年齢(だけではないでしょうが)のせいもあり応募してもなかなか採用されない日々。
このつらかった日々が今回の「落選」という文字を見ることでよみがえってしまいました。
あ~、あの頃はつらかった。社会に出てから30年ほどたってからの退職ですので、1年近くは失業保険が出ますので、久しぶりの自由を楽しむという手もあったかと思います。
しかし、当時その様な余裕はなく、「すぐにでも再就職を果たして精神的落ち着きたい。」そればかりを考えていました。
しかも、当時子供たちを動揺させてはいけないと、退職したことは内緒にしていましたから大変です。平日はありもしない出勤を繰り返すという苦行を強いられることにもなりました。
そんな無職時代の1日を久しぶりに振り返ってみました。
興味があればお付き合いください。
興味があればお付き合いください。
◇朝のひととき
今まで、朝起きるのが辛かったこともありゆっくり寝むりたいところです。
しかし、仕事があることになっていますのでそうも行きません。
しかし、仕事があることになっていますのでそうも行きません。
いつも通りの時間に起床。
何事もなかったかのように朝食から朝の支度へと移行していきます。
何事もなかったかのように朝食から朝の支度へと移行していきます。
◇出勤
通常は私が出勤するより子供たちが学校に行くのが遅いので、家を出る時間は比較的ゆっくりできます。
しかし、問題は冬休みなどの平日なのに学校が休みの時です。
子供たちは休みで自宅にいますので、嘘でも出勤しなければなりません。
そこで朝早くから家を出ることになります。
そこで朝早くから家を出ることになります。
◇午前中
家を出てしまっても、まだ行くところはありません。仕方ありませんのでクルマのシートを倒し車中で寝て時間つぶしです。大体午前中は車の中で過ごしていました。
スマホは持っていましたのでネットは見ることが出来ました。
この時に初めて株を購入した覚えがあります。
失業時に車の中から株式投資というなかなか出来ない経験でした。
◇昼食
会社勤めの時は弁当を持って行っていました。
無職になっても子供たちに気づかれないよう、弁当を持参するというのは買えませんでした。
無職になっても子供たちに気づかれないよう、弁当を持参するというのは買えませんでした。
大体弁当は食べるのは車の中です。
一人で車中で食事をしていると少し空しくなったのを覚えています。
一人で車中で食事をしていると少し空しくなったのを覚えています。
◇午後
午後からはお店や公共機関が開いていますのでいよいよ車から出て時間つぶしが出来ます。
最もお世話になったのは図書館です。
何しろ無料で時間をつぶせる本も沢山あります。
何しろ無料で時間をつぶせる本も沢山あります。
しかも冷暖房完備で快適です。
ただ、毎日行くと飽きてきますので、飽きないように県内の図書館をくまなく回っていました。結構な走行距離になっていたと思います。
◇帰宅
夕方になるとようやく帰宅です。
違和感がないよう18:30から19:00くらいに自宅につくようにしていました。
もちろん転職活動もしていましたが、転職活動って意外と毎日することはありません。
そうしてやることもなく長い一日をやり過ごすだけの毎日を過ごしていました。
今思うとサラリーマン生活の中で数少ない自由な時間だったのですが、無為に過ごしてしまったものです。もったいない話です。
しかし、先行きが見えなかった転職活動中ですので自由な時間を満喫するという余裕は全くありませんでした。
早期退職前には、これで暫くゆっくりできると思った自分は甘かった。
やはり経済的に余裕がないと無職を楽しむことはできないのかと思った記憶があります。
やはり経済的に余裕がないと無職を楽しむことはできないのかと思った記憶があります。
こうして、少しづつ弱っていく中で追い打ちをかけるように、「不採用」連発です。
そりゃ、夜中にうなされるわけです。再就職が決まった時に、もうこういった経験はごめんだと真剣に思いました。
こうして振り返った今、思うのはやはり「転職の決断は慎重に」ということです。
本当にもう働かなくても良いくらい資産が築けていれば良いですが、再就職前提であれば何も転生する必要がないのではないか。
精神的に余計な負担を抱えているだけではないか。
精神的に余計な負担を抱えているだけではないか。
そういう思いを改めて抱きました。
とにかく慎重にご検討を。これだけは言わせてもらいたいと思います。
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