50歳オーバーで単身赴任の憂き目を見た早期退職仲間の話

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今日は私と同じタイミングで早期退職の道を選んだ早退同期Aさんの話です。

私が以前勤めていた会社はそれなりの大手でした。
勤務先も本社、工場そして北は北海道から南は沖縄まで営業所がありました。
ですので、この会社に勤めている間は転勤というものを多少は意識させられていました。
特に営業職などは数年で移動となる、いわゆる転勤族というやつでした。

ただ、私とAさんは技術職での採用でしたので基本工場勤務で大きな異動とは一見無縁。
ですが、Aさんは一時期本社に勤務となり単身赴任の経験もありました。
この単身赴任を40代で経験しましたので思いの他つらかったようです。

その経験もあり、早期退職の募集となったリストラの際には残ったとしても、人員削減に伴う転勤対象になるかもしれない。
アラフィフでの単身赴任はこりごりだという事でいっそのこと早期退職の道へ進みました。

そして、退職後には手に職がなければだめだろうという事で資格を取得。
苦節2年での転身でした。
そして、その資格を武器に無事再就職を果たしたのですが、ここでまさかの展開です。

なんと再就職先の会社で人事異動があり、転勤になったそうです。
そして、単身赴任。みごとに思惑が外れました。
その会社では転勤の可能性は低いと言っていたのに、まさかの事態です。

単身赴任は嫌だと言っていたAさんですが、既に年齢も50歳を超えています。
頼みの資格を持っていても転勤を避けることが出来ず、やむなく受け入れることにしました。

この単身赴任。恐らく定年まで継続すると予想されるそうです。
私も他人ごとではないですが、勤めている会社が中小企業で勤務先が本社工場です。
1か所だけ営業所がありますが、そこに転勤となる可能性はほぼないと思います。
少し安心はしたのですが、日本の企業は従業員には優しくないという事を再認識しました。

私も油断せず、常に転勤しないオーラを出しておきたいと思います。

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