「4月からの昇給のため、人事考課をしてください」
このメールにより、今年もベースアップされることが決定しました。
私が今勤めている会社には労働組合はありません。ですので春闘などというものもなく、昇給されるのかどうかは社長の一存で決まります。
とはいえ、私も管理職の端くれです。会社の業績については多少は聞いています。
ここ1年の業績は正直厳しいものでした。ギリギリ黒字を確保できるかどうか。。。
給与アップは当然固定費の増加となりますので、この業績では今回は昇給は厳しいかなと思っていました。
ですが、社長曰く何とか資金繰りが出来たので、昇給しますとのこと。
この「資金繰り」という言葉。単語としては知っていましたが、転職し今の会社のお世話になってから頻繁に耳にするようになりました。
特に「資金繰り」と「苦しい」の単語がセットになると破壊力抜群です。
社長としては社員の気持ちを引き締めるために使っているのかもしれませんが、中小企業で使われると何とも生々しく聞いている側は息が苦しくなってしまいます。あまり軽々しく口にしないでほしい。
とはいえ、結果は昇給実行という形ですので、今のところ経営は何とかなっていると思いたいところです。実際職場はかなり忙しいので昇給という形でぜひ実感したいところです。
で、あとはどれくらい上げていただけるのかですが、これは社長一任です。一応私たち管理職から出される人事考課は考慮されているかと思いますが、それがどのくらい反映されているのかわかりません。
他の管理職に聞いても同様な感じでした。
中小企業でオーナー社長ですので、この辺は不透明なところです。
昇給額が決まるまではおとなしくしておこう。
それと、出来るだけ部下たちには有利になるような考課を出さなければ。。。
嬉しいながらも結構気を遣う3月になりそうです。
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