古巣の役員名簿を見て驚いた瞬間と複雑な感情の狭間で

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ネットサーフィンをしていた時ふと久しぶりに「前に勤めていた会社のホームページを見てみようか。」と思いたちました。

退職したとはいえ30年近く勤務した会社です。やはり今でも愛着はあります。
業績不振でのリストラに伴う早期退職でしたので、リストラのその後が気になります。
ホームページを見れば、新製品情報やニュースリリースなどで会社に元気が戻ったのかが何となくわかるのではないかと思い、久しぶりに覗いてみることにしました。

ホームページを見てみると、久しぶりですがなつかしさがこみ上げてきます。見慣れたトップ画面にしばし見入ってしまいました。
製品情報を見てみると、私が退職した当時と製品の構成が変わっています。当時と今では主力製品が入れ替わっているようです。
昔の主力製品にとらわれず事業の再構築がされている様でしたので、その面では人員削減のみのリストラではなかったようです。このまま、順調に行ってくれれば良いのですが。

そう思いながら、何気なく会社概要のページを見て驚きました。
それは役員一覧です。
社長は相変わらず親会社から派遣されてきているようです。これは特段驚きません。

問題は取締役です。
見慣れた名前を見つけました。
なんと私の元上司が取締役に名を連ねていました。しかも二人も。。。

特にそのうちの一人は同じ学校出身の年齢も近い先輩です。そのせいもあったのか同じ部署で仕事をしていた時は結構かわいがってもらいました。
その人が今や取締役とは。。。私が勤めていた時は取締役も親会社から派遣されてきているケースがほとんどで、生え抜きがこの位置まで出世できるとはかなり異例のことだと思います。

これを見て、素直に喜ぶのとは別に、複雑な感情が芽生えてきました。
あの時、早期退職せずに残っていたらどうなっていただろう。。。
もしかして、今頃それなりに出世できていたかも。
慌てて打ち消しましたが、こんなことを考えてしまうとは少し往生際が悪い。

一度会社を去る決意をしたのだから後悔しないように頑張ろうと誓ったはずです。
ですが、こういったことがあると人間って簡単にぐらついてしまいます。弱いものです。
久しぶりに当時の決断が正しかったのか?と考えさせられた出来事でした。
現状が悪いわけではありませんので、前を向いて行くと改めて誓わないと。。。

「頑張るぞ。」

以上です。

コメント

  1. 転職経験者 より:

    私は転職して約9か月ですが、今でも残ってた方がよかったのかな、と
    考えることがあります。人間、どうしても転職すると前の良いところばかり
    を思い出し、現職のつらいところばかりを見てしまう。
    そうやって残っていればよかった、と思うのではないでしょうか。
    しかし、経験という意味では転職することで転職のやり方、今の職場での
    新しい業務経験、人間関係の構築などができてプラスだと思います。
    (決してうまくいっているわけではないですが、将来につながると思ってます)
    なので、長い目で見ればきっといいことのほうが多いはずと思いたいですね。
    前会社もまた傾く可能性がないわけではありません、今会社も同じく傾く可能性があります。
    それでも次を探すときに1度経験していれば多少慣れがあって余裕があると思います。
    そうやって転職したことと肯定して過ごしています(笑)

  2. tobiuo より:

    転職経験者様
    コメント拝見しました。
    転職9か月ですか。。。私も最初の1年くらいは色々と苦労しましたが、まさにその最中ですね。なれるのにはもう少しかかるのではないでしょうか。
    今の職場と昔の職場を比べると圧倒的に不利なのは今の職場ですね。
    何しろ思い出は美化されてしまいますから。
    過去は振り返らないつもりでも人間は弱いものでふとした瞬間に振り返って複雑な心境になってしまいます。
    私も折角の経験ですので、将来につなげるつもりで過ごしていきたいと思います。
    お互い頑張りましょう!

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