イデコ普及の切り札になるか。。。SBI証券からロボアドの案内が来ました。

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先日、確定拠出年金(イデコ)の運用を行っているSBI証券から案内メールが来ました。
イデコの関係でメールが来るなんて珍しいことです。今年から対象者が拡大したこともあり、運用会社も普及に力を入れ始めたのでしょう。

そのメールの内容ですが、「iDeCoの運用商品選びは“ロボアド“におまかせ!?」というものです。
確定拠出年金の運用先について元本確保型の定期預金などを選んでいる方々に向けて投資信託を検討しませんかという案内です。

確かに私も転職に伴って企業型から個人型の確定拠出年金に移管するときに運用会社もSBI証券に変えたのですが、新規設定時の投資商品は「定期預金」がデフォルトです。私はその際に投資信託にスイッチングしましたが、変更が面倒でそのまま定期預金で運用している方も多いと思います。なにしろ元本確保型なので安心感が高いですし。

それを、ある程度リターンが期待できる投資に変えませんかというお誘いメール。
それを今はやりのロボットアドバイザーで投資先のおすすめを診断しませんかというものでした。

私は以前、楽天証券の楽ラップで同じように診断をしたことがあります。無料診断なので自分が今投資している資産配分が妥当なのかを確認するのにちょうど良いなと思ったのがきっかけです。

楽ラップの無料診断で自分の投資配分の評価をする
 

今回は三菱UFJ国際投信の診断ですが同じ無料です。面白半分で診断してみました。

楽天証券、三菱UFJともに数問の質問に答えることでロボアドバイザーがその人に最適な投資配分とおすすめの投資信託を紹介してくれるというものです。
ただ、質問の内容は少し違いました。楽天は性格診断のような質問、三菱UFJは投資のリターンやリスクに対するイメージについての質問となっています。

三菱UFJの方が投資に対しての診断だなと感じられますが、少しとっつき難い。投資はよく判らないという方には楽天の方が答えやすいと思います。

診断自体はどちらも1~2分程度と非常にお手軽でした。
で、その診断結果ですが、次のような結果でした。

三菱UFJ国際投信が提供するロボアド「ポートスター」
国内株式    18.0%
先進国株式   17.0% 、 新興国株式   8.0% (合わせると25.0%)
国内債券    25.0%
新興国債権   8.0% 、 先進国債権   8.0% (合わせると16.0%)
先進国リート  9.0%
国内リート   6.0%

楽ラップのロボ・アドバイザー診断
国内株式   16.6%
外国株式   24.1%
国内債券   28%
外国債券   22.3%
リート     6%
現金かMRF  3%

比べてみるとポートスターの方がカテゴリー分けが少し細かいです。
株式と債券を外国でまとめて比較すると多少比率に差がありますが、まあ、同じようなものかなという印象です。(とにかく分散投資するという点は同じ)
質問方法に違いはあれ、どちらを使ってもそんなに見当違いの結果にはならないのではないかという感じです。
ただ、違いがあるとすれば
 楽天証券は、複数のファンド会社からおすすめが選ばれます。
 三菱UFJ国際証券の場合は、当然ながら自社の製品からおすすめが選ばれます。私の場合はeMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー)がおすすめだそうです。

おすすめ投信に投資するかは別にして、どちらのロボアドバイザーさんも投資信託を始めたいけれど何に投資すれば判らないという方には助けになると思います。
最終的には投資は自己責任になりますので、慎重に決めないといけないと思いますが、下手に証券会社や銀行の窓口に行って相談するよりはお手軽で、良心的な商品選びをしてもらえそうです。
相手はロボットですのでおすすめされたからと言って断りにくいという事もないので気弱な方なら一度アドバイスを受けてみたらどうでしょうか。
最初の一歩を踏みだせるかもしれませんね。

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